ヒーロー
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「侑士すっげぇ!!」
「フッ。天才やし当然やろ」
マネが部室に入ると忍足が何やら得意げに向日の頭を撫でていた。
「何してんの?2人とも」
マネが首を傾けながら鞄を机に置くと既に部室にいるR陣がいっせいに挨拶をする。
現在いるR陣は忍足、向日、芥川、宍戸、鳳。
跡部は生徒会の仕事、日吉と樺地は委員会で遅れるとのこと。
跡部がいないのをいいことに着替えもせずに遊んでいる者や、着替え中の者もいる。
ちなみに着替え中なのは宍戸と鳳。
「もう!着替えもしないで遊んで~」
「そう硬いこと言うなって!!マネもやってみるか?」
そう言いながらマネに縄を差し出す向日。
な、縄ですか…?
「え!?何?何してたの??」
驚くマネ。
そりゃぁ驚きます。
「昨日テレビで“縄抜け”の方法がやっててさぁ。俺達にもできるんじゃね?って話になって…」
「忍足マジすげぇC~!!俺にもできるかな?」
「慈郎もやってみぃ?わりと簡単やで?」
「縄抜けかぁ…」
関心しているマネ。
ロッカー前で着替えを済ませた宍戸と鳳がこちらを見ています。
「お前等、縄抜けなんかやってたのかよ」
「あ、俺もその番組見てましたよ」
宍戸と鳳も興味を持ったのか会話に入ってきました。
「こーゆうのって、手先の器用さが関係するのかな?忍足凄いね!!」
忍足を尊敬の眼差しで見上げるマネ。
嬉しそうに
「俺、テクニシャンやし。この器用な指先でマネのこと気持ちようしたるで?」
と、セクハラ発言をして向日にムーンサルトキックを食らいました。
それでもマネの「凄いね」の言葉に負けず嫌いが出るR陣。
「「「俺だってでき(ます)る!!」」」
と、皆で縄抜けに挑戦することになった。
.