氷帝スカート狩り
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「跡部!!」
「わかってる!!」
皆見てるよね!?
慈郎気をつけて!!!!
薄暗いけど微かに見えた。
その人影は慈郎の肩に手を置こうとした。
「「「今だ!!!!」」」
隠れてた3ヶ所からいっせいに飛び出した私達。
慈郎も振り向いて
「きたぁーーー!!!!俺が捕まえるーーー!!!!」
と、叫んで膝蹴り。
よっしゃぁ!!!クリンヒット!!!!慈郎カッコE--!!!
私だって決めてやるわ!!!!
「こっの変態がぁぁぁ!!!!!」
私の飛び蹴りもモロにヒット!!!
あぁ、爽快!!!!
うずくまる男。
私達は男を取り囲んだ。
派手なスーツなんか着ちゃって、どこの親父だよ!!
乙女の敵め!!!
ってゆーか今更だけどヤクザな人だったら怖いな…。
どうしよう、いきなり拳銃で撃たれたら。
私が撃たれそうになったら皆かばってくれたりするのかな?
逃げちゃうタイプってどんな人だろう。
ここにいる皆は、かばってくれるタイプに見えるけど。
実際はわかんないしなぁ。
なんてどうでもいいことを考えてた。
「おい、警察に行くぞ」
「見るからに怪しいヤツだな」
「そっかぁー?俺もっと汚い感じの変態親父だと思ったぜ」
「スカートをはいてる向日先輩に“変態”って言われても説得力に欠けます」
「まぁ何はともあれ無事に終わってよかったわぁ」
「なぁなぁ、俺のキック見た!?俺ってカッチョE!!?」
「慈郎かっこよかったよ!!」
盛り上がる私達。
男は慈郎に蹴られたお腹を押さえながらゆっくり立ち上がる。
本当に派手なスーツ。
うちの学校の音楽教諭、もとい男子テニス部の監督を思い出させるわ。
そうそう、榊太郎もこんな感じだわ。
あれ??
あれれれれ????
立ち上がった男の顔を見て私達は固まった。
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