告白
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「俺と付き合いたいならもっとイイ女になるんだな」
しーん。
「…え!!?それだけ?」
呆気にとられたヒロイン+R陣。
「それ以外になんて言えばいいんだ?アーン?」
「跡部って告白されてる時も偉そうなんだね。皆なんでこんな冷たい俺様が好きなのかなぁ?私だったら絶対告白しない!!」
何様俺様跡部様、凄い勢いでふられましたけど。
「なっ!!ちょっと待…っ」
「冷たい人は放っておいて、次は優しい優しい長太郎くん!!」
跡部を無視してサクサク進みます。
「チョタはモテるよねぇー!!年下年上同級生って幅広く!!ねぇ、一番多く告白されるのってどれ!?」
目を輝かせ長太郎にせまるマネ。
「え!?数えたことないからなぁ…」
いったいどれだけ告られてんだ?って感じですね。
「んー、“テニスに集中したいから”って理由はよく使いますね」
「でもそれを言うと“私も一緒に応援したい”とか言われてちょっとウザかったことあるぞ俺は…」
長太郎が応えたらすぐさま日吉が割り込んできました。
皆さんテニスを口実によく断るみたいです。
「ふーん…チョタもピヨもテニスの邪魔になるから彼女は必要ないんだぁ」
「「え!!!?」」
あくまでも断る口実で言ったのに本命のマネに誤解されてしまった二人。
「ち、違いますよ!!これはあくまでも断る口実で…俺、マネ先輩が彼女になってくれるならー‥」
「はい次ガックーン!!」
長太郎むなしくもスルー。
「俺さぁ、昼休みに弁当作って来てくれた子から告られたことあるんだけどマジすげぇの!!納豆まで持って来てくれてさぁ、俺の好みよく分かってて感動したの覚えてる!!」
その時の感動を思い出したのか少々興奮気味の向日。
「そんな健気な子ふるんだー。なんかヒドイね」
マネさん悪魔ですか!?ヒドイのはアナタの発言です。
「し、仕方ねーだろ!!俺には好きなヤツがいるんだからー!!」
「はーい!!次ジローちゃん♪」
向日、精一杯の告白スルー。
「んっとぉ~、俺ねぇ~“慈郎くんの抱き枕になりたい”って言われたことあるよ~☆」
「「「抱き枕!?」」」
思わずR陣まで驚きです。
「でもね“俺の枕はマネだから無理~”って言ったよ☆」
なんとも言えぬ愛らしい表情で話す慈郎。
「って!!私の名前出したの!?」
(芥川慈郎ファンに殺される!!!)
と、心の中で嘆くマネ。
「もう!ジローちゃんに貸すのは膝だけです!!」
「えー!!かなC~」
膝枕だって充分ズルイんだよ!とツッコミを入れたいR陣ですが、いつものことなので皆さん耐えます。
.