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『切原くん…コレ…渡してもらってもいいかな…?』
そう俺に頼みごとをしてきた女
実は密かに好きだった相手
手渡されたクッキーを複雑な思いで受け取った。
【片想いの悩み】
「なーんかさっきからイイ匂いがすんだよなぁ~」
部室に着くなり鼻をヒクヒクさせた丸井先輩が俺の方へやって来た。
いつも思うけど、この人の食べ物に対する勘って凄すぎ。
だってクッキーだぜ?匂いなんてあんの?
「見ーっけた!!赤也のロッカーから美味そうなクッキー発見!!!」
「あぁ!!ダメですって!!!」
丸井先輩より素早く俺はクッキーを手に取り、後ろ手に隠した。
「お?その反応は…好きな子からの差し入れか?」
ニヤッと楽しそうに笑う丸井先輩。
それに便乗するように他の先輩達まで口を出してきた。
ジ「へー!!やるじゃねぇか赤也!!どんな子だよ?」
仁「ラッピングも手が込んどるし、良かったのう」
蓮「女子が差し入れに手の込んだラッピングをするのは本命以外は中々考えられないことだ」
真「そ、そうなのか!!?」
比「しかも家庭科で作ったお菓子ではなく、わざわざ家で作って来るだなんて…本命以外考えられませんね」
幸「赤也、ちゃんと俺に紹介するんだよ」
ってゆーか…
好きな子から差し入れ…
確かにそうなんスけどね…
差し入れは差し入れなんスけど……
俺宛てじゃないんですよ。
「……柳先輩…このラッピングって本命宛てだと思います…?」
俺はクッキーの入った袋を柳先輩に見せた。
「袋とリボンの色合いといい、クッキーはチョコチップや砂糖をまぶしたりと手が込んでいる。恐らく本命だろう」
……やっぱそうなわけ…。
「どうしたんだよ赤也!!喜べよ!!コレくれたヤツお前に気があんだぜ?」
丸井先輩…だからソレ、俺宛てじゃないんスよ。
最悪…。
ジ「赤也、どんな子なのか教えてくれてもいいんじゃないか?」
丸「だよなー?先輩には教えるべきだろい」
仁「赤也のことじゃ。携帯の写メにその生徒の画像、保存されとるんじゃないか?」
蓮「赤也が携帯の写メールで好きな女子を撮影(盗撮)している可能性は極めて高い」
真「赤也!!!貴様そんなものを撮影して何に使用している!!!」
比「真田くん…画像に対して“使用”と言う言葉を出すのはいかがなものかと…」
幸「赤也、その子の画像があるなら見せて?」
な、なんでこんなことに……!!!?
「や、やだなぁ…画像なんかないッスよ…」
あはは、と乾いた笑い声も交えながら俺は頭をかいた。
まさかその隙に仁王先輩が俺のロッカーを探って携帯を取ったなんて気付きもしなかった。
仁「お、この子っぽい」
丸「どれどれ?」
ジ「あ、コイツ知ってる!!確か赤也の隣の席のー、」
「あぁぁぁっ!!!!何してるんスカ!!!!」
仁王先輩から携帯を奪い取ろうとしたら幸村部長の手に渡ってしまった。
あぁ…もう終わった……。
幸「へぇ…可愛い子だね」
比「そうですね。このような女性が二年生にいただなんて知りませんでした」
蓮「赤也の隣の席の女子か…確かにどの画像も隣の席からの至近ショットが多いな」
真「ほとんど目線が違うところではないか!!!隠し撮りとは何事だ!!!」
仁「まぁまぁ。こんなに可愛い子なわけじゃし隠し撮りしたくなる赤也の気持ちも分からんではないじゃろ?」
丸「睫毛なげぇな…あ、この寝顔ショットすげぇ可愛い」
ジ「そういや赤也、前に席替えしたら好きなヤツと隣になったってうかれてたよな。すっかり忘れてたぜ」
………まずい…
カナリまずいことになった
このままだとアイツのことを…
、、、
この人まで気に入ってしまう……っ!!!!
それだけは何としてでも避けなければ!!!
でないとアイツとこの人が両想いになっちまう!!!
………。
……だからと言って差し入れのクッキーをこの人に渡さず俺が食うのもなぁ…。
でも…
俺が食いたい…
でも…
アイツが一生懸命この人のために作ったモンだ…
あぁぁぁっ!!!くそぉ!!!
何でアイツはこの先輩が好きなんだよっ!!!!
どうする俺!!
どうする!!!?
◆◇◆◇◆◇
あぁ…やっぱこのクッキー俺が食べたいなぁ…。
でも絶対に
『先輩受け取ってくれた?食べてくれた?何て言ってた?』
とかしつこく聞いてくるだろうな…アイツ…。
………適当に感想伝えりゃいっか……
………。
………いくらなんでもマズイよな…それは…。
俺にしては珍しいほど真剣に考え込んでいると、丸井先輩がとんでもないことを言い出した。
「なぁなぁ、赤也。お前どうせその子と付き合うんだろい?だったらちょっとくらいこのクッキーお裾分けしてくれても良くね?」
「は!!?」
なんでそうなる!!!?
丸「付き合いだしたらいつでも手料理食えるだろい?」
ジ「そうだよなぁ…1枚くらい味見させてもらっても罰は当たらないよな」
比「私も是非味見させて頂きたい」
仁「これで料理も上手だとしたら相当いい女じゃな」
真「う、うむ…」
蓮「ラッピングとクッキーの見た目は申し分ない。あとは味だけだ」
幸「赤也、食べてもいい?」
「え、えっと…」
………。
………そっか…
これ皆で食べればいいのか
そしたらアイツが意中の“この人”も食べるってことだもんな。
これで頼まれたクッキーを差し入れしたってことになる!!!
………よな?
「い、いいッスよ~!!皆で食べましょう!!食べ終わったら感想聞かせてくださいね!!」
俺は先輩達にクッキーを1枚ずつ手渡した。
もちろん俺も内心悪いなと思いながらも食べた。
………あ、美味い
アイツ料理もできるんだ…
なんて感心したのは俺だけではなかった。
丸「うっめぇ!!!この甘さ俺好み!!!」
ジ「パサパサしてないし市販のより美味いかもな」
比「そうですね。私も久し振りに美味しいクッキーを食べました」
仁「いい女つかまえたのう赤也」
蓮「砂糖の杯分といい、焼き加減といい、これは俺も好みの味だ」
真「あぁ、美味いな」
幸「赤也の彼女になる子、可愛くて料理も出来るなんて羨ましいね」
「は、はは……」
なんか…アイツの株急上昇?
丸「あぁ~、羨ましい~。料理の出来る女が彼女になるなんてな。俺が付き合いたいくらいだぜ」
仁「そうじゃな…赤也が惚れとる相手じゃし…俺も興味がわいた」
比「仁王くん、後輩の好きな子ですよ?あまりからかうのはどうかと…」
蓮「そんなことを言って柳生、お前も中々興味を示しているように見えるぞ。そして弦一郎も」
真「なっ、何を言う蓮二!!!」
幸「まだ二人は付き合ってる仲じゃないんだよね?だとしたらまだ分からないよ…俺達にもチャンスはあるってことだしね…フフッ」
ジ「良かったな、赤也。お前の彼女になるヤツ大人気じゃないか」
「………」
、、、
この人…っ!!
もう既にアイツのこと気に入っちまった!!?
ってか皆!!?
あぁ…もう、
このクッキーの差し入れが本当は誰宛てなのか
それだけは絶対にバレちゃならねぇ…
◇◆◇◆◇◆◇
「切原くん!!先輩受け取ってくれた!!?」
翌日、クラスへ着くなり勢いよく尋ねてきた。
少し不安に満ちた表情に、俺の返事をソワソワしながら待つ姿がなんとも可愛く思った。
「……渡した」
「ホント!!?食べてくれたの!!?」
「食べた」
「な、何て言ってた!?不味くなかったかなぁ…」
「は!!?不味いわけねぇじゃん!!!マジすっげ美味かったから!!!アンタ料理上手いよ!!!」
「…え…?」
ーーーーしまった!!!
「切原くんも食べたの…?」
「や、そうじゃなくて、そう言ってたんだよ、先輩が…」
「本当に!!?」
「ほ、ホントに…」
辛いぜ…
THE片想い。
「あたし…実は今日マドレーヌ作ってきたの…」
「…は?」
「もしクッキーを貰ってくれたら今度は自分で差し入れしに行こうって決めたんだ」
えぇぇぇっ!!!!
「あたし、今日の放課後勇気を出して先輩にマドレーヌ渡すね」
…冗談だろ…?
「クッキーを渡してくれた切原くんのお陰だよ」
や、そんな可愛い笑顔を向けられても嬉しくな……
「本当にありがとう」
………嬉しいわ…。
って!!!!
何俺、口元ゆるんでんの!!?
喜んでるコイツが可愛いとか
何呑気にそんなこと思っちゃってんの!!?
ヤバイって!!!
どうする俺!!
どうする!!!?
──────…‥
そうだっ!!
こうなったら最後の手段!!
仁王先輩に助けてもらうしかない!!
◇◆◇◆◇◆◇
昼休み。
購買に行くよりも早く、俺は仁王先輩のクラスへと走った。
そして誰にも見つかりたくなかった俺は仁王先輩を屋上へ連れ出した。
「お願いします!!!もう仁王先輩だけが頼りなんです!!!」
「なんじゃなんじゃ、屋上に引っ張って来るなり突然頼み事とは」
「じ、実は…非常に申し上げにくいんスけど…」
………今更だけど…
俺、早まってないよね…?
仁王先輩に頼んでも問題ない…よね?
大丈夫……だよ…なぁ…?
「なんじゃ。はよ言いんしゃい」
……よし…言うぞ……っ!!
「実は昨日の差し入れクッキー、俺宛てじゃなくて柳生先輩宛てなんです」
そう、柳生先輩だった。
「俺の好きなヤツ…柳生先輩のことが好きなんスよ…」
フェンスにもたれながら聞いている仁王先輩の反応を恐る恐る見ながら俺は続けた。
「そんで今日の放課後アイツ柳生先輩に告白す…、」
「マジかよぃ!!!」
「赤也の片想いだったてのか!!?」
話の途中にも関わらず背後からの叫び声。
その声の主は丸井先輩とジャッカル先輩だった。
「な、なんで先輩達がここにっ!!!!?」
「赤也と仁王の組み合わせって珍しいじゃん。見かけたら気になるしフツー追いかけるだろい?」
「いや…でもまさかこんな話が聞けるとは思わなかったぜ…」
ってか何ついて来てんの?この人達…。
最悪だ……。
「…で?何で仁王にそんな惨めな話を暴露してんだよ」
「ブン太、傷心のヤツに惨めだなんて言い方はよせよ」
「……どーせ惨めッスよ…」
あぁー!!もうっ!!!
この二人が邪魔なせいで仁王先輩に作戦が伝えられねぇじゃん!!!
そう、
“完璧な作戦”
それは……、
「赤也、お前が俺に頼もうとしちょること了解したぜよ」
「え!!?」
「可愛い後輩の頼みじゃ。任せんしゃい」
仁王先輩…
俺、まだ何も言ってないのに…
伝わった……?
「せんぱぁ~いっ!!!」
思わず仁王先輩に飛びつく俺。
「ありがとーございます!!!このご恩は一生忘れません!!!」
「男に抱きつかれても嬉しくないんじゃけど」
「ってか…何…?俺さっぱり意味分かんねーんだけど」
「俺もだ…仁王は赤也の頼みごとが分かったみたいだな…」
呆然と立ちすくむ丸井先輩とジャッカル先輩。
二人は意味分からなくて結構!!
「今日の放課後、校舎裏にアイツのこと呼び出すんで!!宜しくお願いします!!」
「くれぐれも柳生に気付かれんようにな」
仁王先輩はニッコリと笑いながら俺の頭を撫でて屋上を去っていった。
あの中途半端な説明で俺の言いたいことに察しが付くなんてさすが仁王先輩。
俺の“完璧な作戦”とは、
今日の放課後、仁王先輩に柳生先輩に扮装してもらってアイツからの告白を断ってもらう…と、いうこと。
アイツを気に入ってしまった柳生先輩のことだ
告白を受け入れかねない。
だから仁王先輩にお願いしにきたわけ。
“アイツからの告白を柳生先輩に扮装して断ってくれ”
ってね!!
全部説明する前に理解してくれる仁王先輩、マジで尊敬。
「んじゃ、丸井先輩、ジャッカル先輩!!俺も教室に戻りますんで!!」
俺はルンルンで屋上を去った。
◇◆◇◆◇◆◇
「ジャッカル…赤也のヤツ妙にハイテンションだったな…」
「あぁ…。ってか…赤也の好きなヤツは柳生のことが好き……それで何で仁王に相談?」
「さぁ。アイツの考えてることは意味分かんねぇ」
「まぁ…。まさか仁王に
“柳生に扮装して代わりに告白を断ってくれ”
だなんてバカな頼みごと、いくら赤也でもしないだろうし…」
「ジャッカル、お前失礼なヤツだな。赤也だってそこまでバカじゃねぇよ」
「ちょっと言ってみただけだよ」
「大体そんなこと仁王に頼んだらどうなるか目に見えじゃん」
「あぁ。間違いなく…」
「柳生の姿でそのままお持ち帰り」
◇◆◇◆◇◆◇
放課後。
ついにきてしまった、この時が…。
「もう!!切原くんたらいきなりビックリするじゃない!!」
「わりぃ」
「心の準備とかもあるのに、いきなり柳生先輩を呼び出しておいただなんて!!」
俺は帰りのホームルームが終わった直後、コイツに
「柳生先輩を校舎裏に呼び出しておいたから」
と告げた。
そして現在、俺達は一足先に校舎裏にいる。
「あ~、緊張する!!」
「そんな固くならずにちゃっちゃと告ってちゃっちゃと次の恋すりゃぁいいんだって!!」
「…次の恋って……。振られるって決め付けられてる…」
「あ、いや、えっと、そうゆうわけじゃなくて、」
やべっ!!
弁解してるのに振られるって分かってるから顔がニヤける!!!
赤也!!顔肉、引き締めろって!!!
「と、取りあえず検討を祈る!!んじゃ、俺行くから…」
「う、うん!!頑張るね!!」
俺はコイツ一人を校舎裏に残して影から見守ることにした。
俺の作戦はこうだ。
柳生先輩に扮装する仁王先輩に振られて傷心のところを
「俺がいるだろ」
そう言って慰める。
ナイス!!
ナイス作戦だぜ赤也!!!
堪えきれなくなった笑みを隠すように口元を手で覆った。
「何ニヤけてんだよい」
「大丈夫か…?」
「うわぁっ!!!」
丸井先輩とジャッカル先輩!!?
「な、何の用ッスカ!!?」
「お前が可愛い子と一緒に歩いて行くのが見えたから。フツー追いかけるだろい?」
「いや…でもまさか…赤也が恋の橋渡しをするとはな…」
ってか何ついて来てんの?この人達…
最悪だ…。
「ん?でも待てよ…?赤也、昼休みに仁王に何か頼んでたよな?」
「丸井先輩には関係ないことッスよ」
「…まさか…俺達の想像通りのことを仁王に頼んだんじゃ…」
丸井先輩とジャッカル先輩が顔を見合わせて「まさか…」と言いながら俺を見ている。
な、なんだよ…。
「待たせたのう、赤也」
「あ!!仁王先輩!!」
「マジかよい!!お前、仁王!!?」
「なんてお約束なんだ赤也!!!」
ごちゃごちゃうるさい二人の先輩を無視して俺は柳生先輩扮する仁王先輩に頭を下げた。
「仁王先輩、宜しくお願いしますね!!」
「任せんしゃい」
仁王先輩は眼鏡をクイッと上げるとアイツに近づいて行った。
うまく…うまく断ってくれよ。
「なぁ赤也…」
「なんスカ?」
「お前バカだろい」
「は?」
静かに仁王先輩とアイツを見守りたいのに、この二人はうるさいし、オマケにバカとは何だよ。
「ちょっともう!!なんなんスカ!!?」
「赤也…仁王に柳生に代わって告白を断ってもらうつもりだろうけど…」
「お前、仁王って人間を分かって頼んでるのか?」
「……へ?」
「あの仁王雅治だぜい?」
「そんな小細工しないで柳生に任せた方が絶対に良かったと思うが…」
「え?」
ど、どうゆう意味…?
「何をしているのですか?」
「「「おわっ!!!」」」
俺達の後ろから柳生先輩本人が現われた。
「や、柳生先輩!!!」
なんてタイミングで現われるんだよ!!!
「丁度通りかかったらキミ達が見えたものですから」
そう言った柳生先輩の視線の先に自分の姿をした仁王先輩。
「あ、あれは……仁王くん…?」
「あ、あの…これには事情がありまして…」
説明しようと戸惑っていると
「好きです柳生先輩!!コレ受け取って下さい!!」
そう言ったアイツの高くて可愛い声が響いた。
「な!?私はここですよ!?あれは仁王くんじゃないですか!!」
「ちょ、ちょっと今は黙って見守っていて下さい!!!」
ここで本物に出ていかれたら計画が台無しなんだよ!!
「ですが、何故仁王くんが私の姿で告白されているのですか!?」
「だから、後で説明しますんで、今は静かにして下さい!!」
「つーかよ、赤也、この計画はカナリやばいって」
「あぁ、絶対にこの計画は失敗だ」
失敗!?なんで!!?
そう思った俺の耳に
「喜んで」
そう応えた柳生先輩扮する仁王先輩の声。
ってか…
何OKしてんの!!?
「ほら、だから言ったじゃねぇかよ」
「可哀相な赤也…」
「何故仁王くんが私の姿で告白をOKしているのですか?」
「ちょっと待ったぁー!!!」
大声を出して二人の元へ駆け寄ったけど時既に遅し。
なんでか仁王先輩とアイツがキスをしていた。
「仁王先輩ーー!!?」
「すまんのう、赤也」
「え?え?えぇ!!?」
状況が飲み込めていないコイツは顔を真っ赤にしながら俺達の顔を見上げている。
しかも仁王先輩、カツラと眼鏡とったし!!!
「騙してすまんのう。俺は柳生とダブルス組んどる仁王雅治。
お前さんがあまりにも可愛すぎて柳生の代わりに告白されたかたんじゃ。
許してな…?」
開き直った!!!
「………はい…許します…(かっこいい…)」
えぇぇっ!!?
なんでぇ!!?
「赤也…完全にお前の人選ミスだ…」
「まどろっこしい小細工はしちゃダメだってことだな…」
「切原くん…話がよく見えませんが…気の毒ですね」
「なんでこーなるんだよっ!!!」
終わって下さい(汗)
◆◇◆◇◆◇◆
ってことで、とんでもないオチで完結ということになりました。
こんなに悲惨なモノを引っ張ってしまい申し訳ありませんでしたι
最初の方のクッキーのくだりは逆ハーちっくにしたくて出来たモノでして…
後半はBIG3はいっさい出てきてないし、なんて中途半端なネタなのでしょうι
しかもですよ、本当は幸村オチにしたかったんです私。
でも幸村を出したら今回で最終回にならないので、お約束通り仁王オチでございます。
長々とこんな駄作に付き合って下さりありがとうございました。