アイツが一番かわいいとき
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「正常位が顔も見えるしいいだろ。俺様の背中に腕回して必死にしがみついて…」
「いやいや、バックも中々ええと思うで。後ろからこう…」
「跡部と侑士、何でいきなりアイツとヤリたい体位みたいになってんだよ!」
「A~!そんなら俺は鬼畜に攻めて何でも服従させたい!」
「慈郎先輩、分かります俺もそっち派です」
「服従って…っ!!お前等アイツで変な妄想すんなよ!!」
「くだらなすぎてついて行けない」
おやおや。
何故か下ネタに走ってしまいましたね。
そんな連中を軽蔑してる者もいますが。
しかし年頃の中学生、こういった内容には敏感で盛り上がるお年頃。
あーでもないこーでもない、と話題はヒートアップするばかり。
「涙を流しながらも“跡部と一つになりたいから…”ってアイツは処女の痛みに耐えるんだよ…」
「俺やったら痛くなんかせんわ。めちゃめちゃ優しく抱いて流れる涙は“忍足と一つになれて嬉しい”ちゅー嬉し涙や」
「あぁん?忍足、テメーに処女の痛みが分かんのか?どんなに優しくしたところで痛いって話じゃねーか!」
「はぁ…。これやから経験の無い童貞は…」
「んだと!!?」
「跡部と侑士のくだらねー言い争いはマジどーでもいい!!」
跡部と忍足に入る向日の突っ込み。
「フェ○顔とか絶対ヤバイよね~。上目遣いで見上げられてさ!」
「慈郎先輩分かります!苦しそうに涙目になりながら一生懸命奥まで咥える姿…たまりませんね!!」
「膝擦りむくとしゃがみこんで手当てしてくれる体勢はいつもやらC~っ!!」
「あ!そうか!!だから宍戸さんいつも足怪我してたんですね!!わざと…」
「んなわけあるかっ!!長太郎と慈郎のくだらねぇ話題に俺を出すんじゃねぇよ!!」
「本当についていけないな」
息の合う芥川と鳳。
それに巻き込まれる宍戸。
日吉は軽蔑な視線を送っている。
そんな白熱した空気の中、ガチャリとドアが開き
「遅くなってごめんねー」
そう天使のような可愛い声でようやく登場、愛しのマネージャー、マネ。
しかし…
「シュチュエーションとしてはだな、まず俺がリードするのは当然で―、」
今度はどういったシュチュエーションでやるかみたいな話で中学生男子盛り上がっております。
そしてマネージャーがやって来たことに全く気付いていない面々。
「…皆何してんの?着替えもせずに」
部室の奥で騒ぐ連中を見て溜息をつくマネ。
そして一人黙々とノートを取る樺地に気付いた。
「樺地、何書いてんの?」
樺地のノートを覗き見ると、そこには事細かに書かれた卑猥な文章があった。
「な、何これ…」
可愛い時な話題は最初のページだったため現在開いてるページはもはや下ネタだらけ。
「「「あっ!!!」」」
全員一斉に振り返りマネの存在に気付いた。
「……皆が普段あたしのことどう見てたのかよーく分かったよ…」
誰が見てもドン引きしているマネの表情を見て「しまった!」と焦る面々。
しかし弁解するには少々手遅れ。
「気持ち悪い!!近寄らないで!!変態集団!!」
「「「ちょっ!!」」」
部室から出て行こうとするのを引きとめようとしたが残念ながら無駄だった。
バタンと閉まったドアの音が静かな部室に響き渡り、そして部室に取り残された気まずいメンバー達。
「チッ。忍足が妙なことばかり言うからどうすんだ?あぁん?」
「元々は跡部の発言から始まったことやろ」
「クソクソ!!俺は変なこと言ってねぇーのに!!」
「A~!!このオチってどうなの~?凄い酷いC~」
「本当ですね…読めてはいましたけど、やっぱりこんなオチでしたね」
「激ダサだな…」
「この後どうやってマネ先輩を説得するか…だな…」
「…ウス」
とりあえず完(汗)
アトガキと言う名の言い訳→
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