しゃっくり
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「ダメだこれ…ひっく、もうしんど…ひっく」
部室にて、しゃっくりが止まらず辛そうなマネ。
そんな姿を目の当たりにしたR陣、着替えをしながらもそれぞれ止める方法を考えていた。
「しゃっくりって驚かせれば止まるんだよな?」
「そう言うッスよね。マネ先輩が驚くような何かいいネタありますかね?」
「思い切り息を吸ってから何秒間か止めて吐くというのが効くといいますよね」
「マネ、ちょっと息止めてみんしゃい」
柳生の言った案を仁王がマネに伝える。
ちなみに驚かす案は丸井と切原。
取り敢えず仁王の言う通り柳生の案を実行。
「すーっ」
思い切り深呼吸をする。
そして止める。
吐く。
「…ひっく!」
止まりません。
「ダメじゃな」
「すみません、お役に立てず」
「しゃーねぇ、やっぱここは驚かして止めるしかねぇだろい」
「丸井先輩、何かネタあるんスカ!?」
丸井、しゃっくりをして辛そうなマネの前まで行き、
「俺、お前のこと好きなんだけど」
突然の告白。
「丸井先輩ー!!!?」
「いきなりじゃな」
「これはこれは…確かに驚きますね」
しかし、
「…ヒック、」
止まりません。
「ブン太、あたしを驚かせるための…ひっく、冗談なのわかってるから…ひっく」
驚くどころかしらけた感じになってます。
「は!?冗談!!?冗談なんかじゃ―、」
「ちょ、スットプ!!!丸井先輩こんな状況で抜けがけは禁止ッスよ!!!」
「マネは鈍いからのう。この手のことは今言っても全て冗談扱いされるぞ」
「それにしても丸井くん、思い切りましたね」
コソコソと何やらマネさんを背に話す4人。
丸井の真剣な想いはスルーされた。
「ちぇっ、良いタイミングな気がしたのによ」
「だから、抜けがけは禁止ですって!!」
「そうですね、取り敢えず今はマネさんのしゃっくりを止めることに専念しましょう」
「そうやのう…」
今度は仁王が何かを思いついたようです。
「マネ」
「…ひっく、ん?何?」
仁王、マネの前に立つと柳生の腰に腕を回しました。
「俺と比呂士は実はこういう仲じゃ」
「仁王く…っ!!?」
「!!!?」
仁王、柳生に口づけをしたように見せた。
もちろんフリだけ、でも皆の位置からだと本当にしてるように見える。
さすが計算高いペテン師。
これには柳生も含め丸井と切原も驚き中。
しかし、
「…ひっく、」
止まりません。
「ってか…ひっく、仁王と柳生は元々そういう関係だと…ひっく、思ってたからあたし」
サラリと衝撃発言。
「な、何を言っているのですか!!誤解です!!断じて違います!!!」
「はぁ…、まさかそういう目で見られちょったとは…こっちが驚きじゃ」
「俺達が驚いてどーすんだよ」
「マ、マジでビックリしましたからね」
全然治まらないマネに完敗な4人。
そうこうしていると部室のドアが開き、
「ん?どうかしたのか?」
「何をしている」
柳と真田登場。
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