だって男の子だもん!!
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真田、マネの問いかけに一気に汗だく。
他のメンバーは“真田が持っていて助かった”とばかりに他人のふり(酷い)
「いや、これはだな、その…っ、」
焦りながら手に持っているエロ本を後ろ手に隠そうとしたところ、
ひょいと幸村に取られてしまった。
「「「あぁっ!!!」」」
思わず叫ぶ7人。
「へぇ。真田でもこうゆうの買うんだね」
「ち、ちがっ!!!それは俺ではなく、」
「精ちゃん、あたしにも見せて?」
幸村の手に渡ったエロ本を隣から覗き込むマネ。
(((終わった…)))
純粋無垢なマネさんに女性の裸が載ってる雑誌なんか見られたら…
「せ、精ちゃん…この本…何…?」
「俗に言うエロ本ってヤツだよ」
「エ、エロ本!!?」
「そう。真田達が買ったみたいだよ」
チラッと7人の方を見る幸村とマネ。
その目つきは軽蔑の眼差しとでもいいましょうか。
「き、聞いてくれ、その本は―、」
「言い訳か、弦一郎」
「何エロ本なんか買ってんだよい、真田」
「そんなの買うなよ、真田」
「むっつりッスね、副部長」
「いけませんよ、真田くん」
「真田、ぴよっ」
THE裏切り。
「お、お前達!!それはないだろう!!!」
「弦ちゃん…」
「違うんだ!!マネ、聞いてくれ!!」
必死に弁解しようとマネの両肩を掴む真田。
その瞬間、
「いやぁっ!!触らないで!!!」
思い切り拒絶されてしまいました。
大ショックの真田。
ガーーン!!!という音が脳内に響いている。
「弦ちゃんのエッチ!!もう知らないっ!!!」
そう捨てゼリフを残して走り去ってしまった。
「マネーーーっ!!!!」
小さくなっていくマネの背中に向かって叫ぶ真田。
地面に膝をついて崩れたその姿はまさに絶望的。
(((すまん…真田)))
(すみません…真田くん)
(すまない…弦一郎)
(すんません…副部長)
一応悪いと思っていたのですね皆。
「それじゃ、俺はこれからマネのこと慰めてくるから」
そう言いながらふわりと笑顔の幸村。
勿論その手にはエロ本。
「これは俺が預かっておくね」
やっとの思いで購入した雑誌は幸村に没収され、
マネには軽蔑され、
散々な真田の手元に残ったのは『本当は怖いグリム童話』のみ。
終わってしまえ
(スミマセンι)