だって男の子だもん!!
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「…酷い嫌がらせだな…」
「エロ本とコンニャク買って温めて下さいって今時罰ゲームでも見かけないぜい…」
二人のやり取りを苦笑いで見守るジャッカルと丸井。
※コンニャクについては管理人が中学時代、男子の間で話題になっていただけなのでメジャーかどうかは謎です(汗)
「仁王くん…私の姿でそのような破廉恥な言動をしていたとは聞き捨てなりませんね」
「お互い様じゃろ」
「仁王の言ってることも一理あるけど…気の毒だな柳生…」
「ってかなんなんスカそれ。エロ本とコンニャクがどうかしたんスか?」
「マジかよい!!?赤也知らねぇの!?」
※ってことで赤也はコンニャクについて知らないことにしました(え)
「まずコンニャクをほじくって穴をあけて電子レンジで―、」
「人肌に温め、ソレを道具にマスターベーションをするのだろう」
丸井が切原に説明中、背後から柳が現われた。
「おわっ!!!柳いきなりビックリすっだろぃ!!!」
「ってか、えー!!柳先輩詳しいんスけど!!!俺でも知らなかったのに!!!」
「赤也、今度試してみるといい」
「その口ぶり、試したことあるようじゃのう参謀」
「それはそうと、真田はまだか?」
「マネさんも遅いですね」
時計の針は既に部活開始の時刻をさそうとしている。
「弦一郎は週番で少し遅れるそうだ。マネは今日精市の見舞いに行っている」
「え!!マネ先輩今日休みなんスカ!!?」
「なんだよー、マネがいねぇとつまんねぇーじゃん」
「では、私は帰宅することにします」
「そんじゃ俺も帰るかの」
「おいおい、帰るなよ」
鞄を手に帰宅しようとする仁王、柳生を引き止めるジャッカル。
連中のエネルギーの源は誰が何と言おうとマネさんである。
「や、そーじゃなくて!!マネ先輩が来ないんですよ!!?」
「だから、それが何でそんなに嬉しそうな顔になるんだよい」
「だってですよ!?マネ先輩がいないってことは今あの本買いに行くチャンスじゃないッスカ!!!」
切原の熱弁に一同「あぁ!!」と肯く。
意味を理解していないのは柳のみ。
「“あの本”とは?」
「マネ先輩に似てる子が表紙のエロ本のことッス!!」
切原は柳に昨日見かけた成人雑誌についてを説明した。
「ほう…それは興味深いな」
「さっすが柳先輩!!分かってますねぇ!!!」
「確かに興味はあるけどよぉ…本当に似てるのかこの目で見ないとだよなぁ」
「立ち読みもしないと何とも言えないよな」
「そうじゃのう…」
「これから行くしかないですね」
ってことで皆で本屋へ行くことに決定。
しかし、一番の問題が――‥
「誰が買うんスカ?」
そう、取りあえず未成年なので色々と問題アリ。
「赤也と俺はどう見ても年相応だから抜きな」
「そうそう。購入担当は老けてる人がお願いしますね」
「だから!!俺達が老けてるような言い方はヤメロって!!」
「まぁ、赤也と丸井よりは上に見えるかもしれんが」
「私は買いませんよ。紳士ですから」
購入者を誰にするかもめる5人を割って柳が一言。
「いるだろう。適任者が一人」
そう言ったと同時に部室のドアが開き、
「ん?何だお前達。着替えもせずに何をしている」
真田副部長登場。
全員の視線が真田の老けた顔に集中する(失礼)
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