看病
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…な、何?」
熱で頭が働かなくとも4人の男がいっせいに飛び掛ってこれば驚きます。
「マネ、今汗拭いたるからな?大人しく横になっとき?」
「向日先輩マネ先輩が動かないように腕を押さえてて下さい」
「まかせとけって!!!」
「そんな脅えたような目すんなよ。何も痛いことしようってんじゃないんだぜ?」
跡部様当たり前ですから!!
ってゆーかマネさん危険です!!!
するとタイミングよく部室のドアが開き
「保健室で氷と水枕借りて来たぜ」
「マネ先輩の容態はどうですか?」
と、宍戸と日吉登場。
今の状態を見て思わず立ちすくむ2人。
それもそのはず4人の男達が熱でうなされてる愛する女性を押さえつけ、服を脱がそうとしているのだから。
「テ、テメェ等!!!何してんだぁぁぁ!!!!」
叫ぶ宍戸。
「だからこの人達に任せたくなかったんだ」
ブツブツと文句を言う日吉。
何はともあれ宍戸と日吉によって服は脱がされずに済みましたが…
「何か誤解してへんか!!?俺等は純粋に汗を拭こうとしてやなぁ…!!!」
と、忍足を筆頭に口論勃発。
またしてもマネそっちの気で言い争いが始まりました。
せっかくの氷が溶けてしまいますよ?
水枕早く用意してあげて下さい。
「ふぇ~!!ようやく戻ったC~!!!」
「戻りました…」
芥川と樺地、帰って来たというのに誰一人と気付かない。
「んー?何で誰もマネの傍にいないんだろうね」
「ウス」
R陣、争ってる間に部屋の隅まで移動した模様。
マネの寝込んでいるソファから少し距離があります。
「ま、いっか。マネ?大丈夫~?風邪に効く甘いドリンク買ってきたからね」
そう言って袋からドリンクを取り出してマネに見せる。
「…ありがと…慈郎…」
「飲める?苦しい?」
「…んー‥起き上がるの…辛い…」
「そっか。分かった。寝てていいよ」
「…ん…」
そう言うと芥川は手に持ったドリンクを開けて自分の口に含んだ。
そしてそのまま眠っているマネの唇に自分の唇を押し当てた。
「…ん…っ」
芥川の口にあるドリンクがマネの口へと流し込まれる。
芥川、ドリンクを口移しで与えました。
それに気付いたR陣。
「「「あぁーーーっ!!!!」」」
今更嘆いても遅いです。
「慈郎!!今何した!!?」
「ん~?ちゅう?」
跡部の質問にサラリと応える芥川。
薬局まで行くという一番の貧乏くじを引いた芥川慈郎。
自分達がマネの傍を離れたがために、おいしいところを持っていかれてしまったR陣。
この後、マネが完治してから男子テニス部は風邪が流行した。
おわってι
アトガキ