看病
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
熱で苦しそうなマネ、そっちの気でジャンケンに没頭するR陣。
「うわぁぁ!!!」や「よっしゃぁー!!!」や「マジかよ!!!」などの声が飛び交う。
そんな白熱したジャンケンの結果…
保健室へ行く係り→宍戸、日吉
薬局へ行く係り→芥川、樺地
看病係り→跡部、忍足、向日、鳳
「ちょっと待て!!保健室なんて一人行けば充分だろ!!日吉が一人で行けよ!!!」
「それを言うなら宍戸先輩こそ一人で行けばいいじゃないですか」
「Aーーーっ!!!俺だって薬局なんて遠い所行ってマネと離れたくないCーーっ!!!」
「ウ、ウス…」
なんて見苦しいんでしょう。
ジャンケンに負けた連中は…。
「さ、はよ行ってき?保健室はまず開いてへんから先生を捜すところからスタートやな」
「マネの看病は俺達に任せて早く捜して来いよ!!!」
「慈郎先輩、甘めのドリンク選んであげてくださいね」
「樺地、お前が自転車でこいで行けばあっという間だろ?アン?」
ジャンケンの勝者はウキウキです。
まぁ、看病に4人もいらない気がしますが。
そんなこんなで渋々と部室を出て行く敗者達。
残ったメンバーは寝込んでるマネを囲みます。
さっきよりも息遣いが荒く、8枚もジャージをかぶっているせいか汗もかいていて苦しそうです。
「苦しそうやな…」
「ネクタイ緩めましょうか」
「第2ボタンも外してやろうぜ」
「おい、スカートのホックも外してやったほうがよくねぇか?」
あらら…残ったメンバーが悪かったですね。
このままだと服を脱がされてしまいます。
「…ん…?な、なに…?」
ネクタイを緩める鳳に不審の眼差しを向けるマネ。
「マネ先輩が苦しそうなのでネクタイを外すんですよ?」
ニッコリ笑顔で返す鳳。
鳳に続いて向日が第2ボタンを外す。
チラッと下着が覗いて更に興奮気味の面々。
「腰回りも楽になりてぇだろ?今外してやるからな」
跡部、躊躇なくスカートのホックを外す。
「だいぶ楽になったやろ?」
そう言いながらマネの額を撫でる忍足。
「…ん…?」
熱のため頭が働かないマネは、このR陣にされるがまま横たわっている。
(汗かいて頬を紅潮させやがって…やたら色っぽいんじゃねぇの?)
忍あ、あかん…!!!息遣いも荒くて何や悶々してきたで!!?)
(すげぇーすげぇー!!マネすっげー可愛い!!!)
(無抵抗なマネ先輩…このまま……。な、何考えてるんだ俺は!!!)
熱で苦しむ愛する女性を前に不謹慎な野郎共です。
「…せや…汗…拭いてやらんと…」
「「「!!?」」」
忍足の発言にピクッと大きく反応を示す面々。
「俺だ!!俺がマネの身体を拭いてやる!!!」
「クソクソ跡部!!!させるか!!!」
「汗を拭くって…Yシャツ脱がせちゃっていいんですか!?」
「脱がせなしゃーないやろ。これは不可抗力や」
あらら…マネさん脱がされるばかりか今度は触られてしまいますよ。
「「「俺!!!」」」
そして看病そっちの気で争いが始まりました。
手にするタオルの取り合いです。
そんな中「…ん…?」と、言うマネの苦しそうな吐息に反応した面々。
もう「俺様だ」、「俺や」、「俺だ」、「俺です」なんて言ってられません。
全員でマネに飛びつきました。
.