看病
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
HRが終わり、部室へ着くなりソファに倒れこむマネ。
そんなマネに着替えながら視線を向けるR陣。
「おい、マネどうした?」
「眠いんやろうか?」
跡部と忍足が横たわるマネを覗き込む。
「んー‥ダルイ…」
マネは顔を赤らめて苦しそうな顔をしていた。
「おいおい、これ熱あるんちゃうん?」
そう言いながらマネの額に手をのせる忍足。
「…けっこう熱いで?少なくとも8度くらいありそうやわ」
忍足の言葉を聞いて着替え中だったR陣、マネを囲み出す。
向「マジかよ!!大丈夫か!?」
芥「マネ苦しそう…ヨシヨシ」
宍「こ、こうゆう時どうしたらいいんだ?」
鳳「まずは暖かくして、氷枕とか用意して…」
日「ここで寝かしてるより家に連れて帰った方がよくないか…?」
樺「ウス」
と、皆心配しています。
「そうだな。俺様の車でマネを医者に連れて行くか」
そう言って跡部がマネを抱きかかえようとすると
「病院イヤッ!!!!」
と、叫びだした。
「病院イヤー、薬イヤー、家に帰ってもお母さんパートで鍵なくて入れないー‥」
ソファの上でグッタリと訴えるマネ。
「ほんなら、しゃぁないな。俺が付きっ切りで看病したるし皆は部活動してきぃや」
忍足、マネの頭を撫でながら他のR陣を排除するつもりです。
しかし、そんなこと許されるはずもなく…
跡「アーン?忍足テメェ何言ってんだ?」
向「そーだそーだ!!!何で侑士がマネの看病するんだよ!!!」
芥「俺だってマネが心配だCー!!!」
宍「部活どころじゃねぇだろ!!!」
鳳「そうですよ!!!マネ先輩が心配なのは皆同じです!!!」
日「それに忍足先輩に看病なんか任せられませんよ」
樺「マネ先輩が危険…です」
忍「何や日吉も樺地も!!!普段俺をどんな目で見てんねん!!!これでも俺は医者の息子やで!!?」
さすが日吉も樺地も忍足という人間を分かってます。
「うぅ…頭痛いー、目が痛いー、寒いー‥」
R陣が言い争ってる中、マネは身を縮めて苦しんでいた。
「マネ先輩、これかけてください」
鳳ジャージをマネにかぶせる。
それを見ていた他のR陣も続いてジャージをかけだした。
ソファに横たわるマネはR陣のジャージに埋もれて顔しか見えない状態になっている。
忍「これで寒さ対策はええとして…氷枕とか必要やろ」
鳳「冷えピタとかも必要じゃないですか?」
宍「発熱に効く薬とか…」
向「でもマネは薬が嫌いなんだろ?どうすんだよ」
芥「苦くないのなら平気なんじゃない?」
日「ドリンク系の飲みやすいやつとか…」
跡「何かよく分かんねぇが熱って医者にかからなくても治んのか?」
樺「ウス」
さすが跡部様。
看病なんてしたことないだろうから無知です。
「よっしゃ、分担するで?」
「「「分担?」」」
忍足が何やら提案しだしました。
「まずは保健室から氷と水枕持って来るヤツ、近くの薬局までドリンク類や冷えピタ買って来るヤツ」
忍足の案を黙って聞くR陣。
そのすぐ横には熱でうなされているマネ。
「それ以外のヤツはマネについて看病。これでええか?」
特に意義はなく、話はまとまった。
しかし…
「で?誰が行くんだ?」
跡部様いいところに気がつきました。
そうです。
もちろん皆、マネについて看病したい連中ばかりです。
「ジャンケン…やな…」
男達の真剣勝負が今始まる(ナニそれ)
.