思春期
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「で?勝負の種目は?」
えぇ!!?
跡部やる気!!?
「ハイハイ!!ジャンプして一番高く飛んだヤツ!!」
「そんなん岳人が有利に決まっとるし却下」
「ここは公平にジャンケンとか…?」
「宍戸さん。ジャンケンで勝負だなんて運試しもいいところですよ?そんな勝負納得いかないです」
「んとね~、一番早く寝たヤツが勝ち~」
「芥川先輩、寝たらマネ先輩のこと助けられないですよ」
勝手に話がどんどん進んでいく…。
ってゆうか…私の意志はどうなるってるの…?
そもそもブラのホックくらい誰に手伝ってもらわなくても出来るって…。
男の子は知らないのかな。
「ちょっと皆!!!」
私を無視する皆に注目してもらうよう、大きな声を出した。
その甲斐あって皆が私に注目する。
「ブラのホックくらい自分でできるから!!男子は黙って見てればいいの!!!」
説得力あったのかな。
言い争いが終わった。
と、思ったら…
「「「見てていい(ですね)んだ?」」」
全員がハモッた。
てゆーか…
えっ!!!?
しまった!!!
私ってば何『黙って見てればいいの』とか言っちゃってんの!!?
跡「んじゃ、見せてもらおうか。女子の日課をよ」
忍「ハーイ。僕達男子は黙って見学してまーす」
岳「すっげぇ!!俺初めて見る!!」
宍「マ、マジかよ!!!俺達が見てていいのか!!?」
鳳「貴重な体験(?)ですね!!!」
慈「マネは後ろでとめる派なんだね!!よく前でとめてから回す子いるけど!!」
日「芥川先輩詳しいですね…」
樺「……ウス」
きゃぁーーっ!!!
いつの間にか壁を背に囲まれた!!!
しかもヒヨが言うように慈郎ちゃん詳しすぎだから!!!
逃げられない…
私はこの変態集団から逃げられないわっ!!!
壁に寄りかかって胸元を両手で押さえながら逃げる方法を考えたけど…
ない。
もうここでとめるしかない……のね。
思春期のエロ男子が興味持たないはずない…か。
「…はぁ…分かったよ…」
私は溜息をつくと皆に向かって背中を向けた。
あぁ…背中にやらしい視線を感じるわ…。
服の上からだと出来ないから私はYシャツの下から手を入れる。
めくれ上がって素肌が見えちゃってると思うけど、もうこのさいどうでもいい。
(((マネ(先輩)の白い肌がっ!!!!)))
------プチ
「はい、終了」
時間にして10秒たったか。
と、いう早業でつけて振り向いた。
そんな私に呆然とする皆。
な、何?この沈黙は…!?
「早すぎやろ!!!もっかいやって!!!」
「マネ先輩!!男のロマン(?)をそんな一瞬で終わらせないで下さい!!!」
忍足とチョタの目が…
真剣!!!
「俺ももっかい見たい!!!」
岳人まで!!!
「チッ!!しかたねぇな。マネもう一回やれ!!」
はぁ!!?跡部何命令してんの!!?
ってか、いつの間にか視点がずれてる!!!
何でこうなるの!!?
『もーいっかい、もーいっかい』
げ、幻聴かしら?
“もーいっかい”コールが聞こえる…!!!
※幻聴ではない(コール参加者、忍足、鳳、向日、芥川)
.