思春期
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
氷帝学園テニス部。
それはミーティング中に起こった。
「------ってことだ。ここまで何か質問ある奴いるか?」
跡部が仕切ってホワイトボードの前に立って説明をする。
私はそのすぐ隣の椅子に座ってミーティングの内容をノートにまとめている。
「Zzz~」
「おらぁ!!寝るんじゃねぇ!!慈郎!!!」
机にうつ伏せになって眠ってる慈郎ちゃんに向かって跡部の手にあったマジックが飛ぶ。
「イテッ」と顔を上げる慈郎ちゃん。
痛そう…。
跡部ってこうゆうところスパルタだよね…。
でもま、ミーティング中に寝るほうが悪いかな?
私は机の下に転がったそのマジックを拾った。
その時-----‥
-------ブチッ
「あっ!!!」
と、叫んでしまった。
机の下からチョコっと顔を出す私に視線が集まる。
跡「アン?どうした?悪かったなマジック拾わせて」
忍「いきなり叫んでどないしたん?」
岳「さっきまで微妙に眠かったけどマネの声で目が覚めたぜ。どうしたんだよ」
宍「何だ?虫でもいたのか?」
鳳「マネ先輩、何か顔赤くないですか?」
慈「うぅー‥痛いCー‥」
日「芥川先輩が寝たりするからでしょう」
樺「ウス」
と、それぞれ声をかけてきた。
私はその視線が集中する中、座り込んでそっと呟いた。
「…ブラのホックが外れちゃった…」
一瞬静まる部室。
その沈黙が更に恥ずかしさを強調させる。
「え、えっと!!こんなこと言っても分からないよね!?ごめんね、ミーティング中断させて!!あたし直して来る!!」
そう言いながら胸元を押さえて部室を出ようとすると忍足に腕を掴まれた。
「な、何!!?」
驚く私に笑みを浮かべて
「俺がつけたるし。ハイ背中むけて?」
と、忍足のやらしい手が私の背中に回ろうとしたところ跡部の蹴りが入った。
「この変態が!!!お前なんかにマネの下着を触らせるか!!!」
跡部…なんか“私の下着”が強調されてるその怒鳴り方嫌なんですけど…。
「マネ先輩、俺がつけてあげますよ」
いつの間にか私の背中にいたチョタが手をかけようとする。
「長太郎!!!」
そう叫びながらチョタの頭を殴る宍戸。
「痛いじゃないッスカ宍戸さん!!!俺は困ってるマネ先輩をただ助けてあげたいだけなんッスよ!!?」
「跡部!!俺の純粋な気持ちをなんやと思ってんねん!!!」
チョタ、忍足…反抗的な…。
それにしてもいつの間にか部室がバイオレンスな匂いで溢れてる気が…。
「ええで?お前等がそうゆう態度とるんなら誰がマネのブラのホックをとめるか勝負や」
「いいですね!!そうしましょう!!!」
し、勝負!!?
何でこんなことになったんだろう…。
.