だって男の子だもん!
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「せやろ~?マネにそっくりやろ?こんな貴重なモンを公開する俺に感謝せぇよ?」
そんなに似てるのかな?
見たいけど見えないなぁ。
ソファの後ろから身を乗り出そうとしたら忍足がソファに腰掛けてきた。
ビックリした!!
このまま驚かせちゃおうかな。
忍足は偉そうに足を組んで
「一番最初にトイレ行った奴ペナルティーな」
と、言った。
おいおい…トイレ我慢させるなんてヒドくない?
トイレにも行っちゃいけないほど良い映画なのかな?
「侑士は見慣れてるから平気かもしんねえけどさ、俺達は初めて見るんだから大目に見ろよな!!」
「俺たぶん平気~!!だってこれフツーなんでしょ?俺の好みは強姦モノだC~」
「慈郎先輩、奇遇ですね。俺もどっちかってゆうとフツーのより…」
「長太郎まで何言ってんだよ!!どう考えたってフツーが一番いいに決まってるだろ!!!」
「宍戸は愛のあるセックスしか認めへんちゅーことやな。お前はえぇ男やなぁ…」
…は?
何…?フツーとか強姦とか…セックス…?
まさかこのDVD…
「俺かて見慣れてる言うてもな、何べんでもヌけんねんこのAVは」
アダルトビデオッ!!!?
神聖なる部室でAV鑑賞だなんて…!!
気持ち悪い!!!!
思わず鳥肌が立って私は動けなくなった。
パソコンから女の人の声が聞こえる。
『えっとぉ、好きな食べ物わぁ~』
じ、自己紹介…?
「なぁなぁ、こーゆうとこ飛ばさね?」
「俺も興味なE~!!早く本編見ようよ~!!」
「おい!!最初から見ねぇと失礼だろうが!!辛いこととか乗り越えて、身体はって仕事してんだぞ!!」
「宍戸さん…別にこの女優は借金の方とかに売り飛ばされてAV女優になったわけじゃないと思いますよ」
「せやで?だいたいAVをそうゆう目で見たらイタイやん」
な、何だ?この会話。
これって中学生男子のフツーの会話なの!!?
『え~?サイズですかぁ?上から91.59.85です♪』
デカッ!!スタイルいいし!!!
「マネより10センチデカE~」
「「「なんで知ってるんだよ!!!」」」
なんで知ってんのよ!!!
あ、皆と心の声がハモッた。
ってゆーか、本当に何で慈郎が私のバストのサイズを…!!!?
「あ、そうだ俺昼に売店で買ったヨーグルトがあったんだ。食おうっと」
岳人ってば鞄からヨーグルト取り出したよ。
よっぽど今流れてる映像に興味がないのね。
「おい岳人、何でよりによってヨーグルトやねん」
「AV見てる時に白いモノ食べたくないですよね」
「カルピスとか飲みたくないよね~」
「向日が食ってるとこ見てて気持ち悪くなってきた…」
「な、何だよ!!仕方ねーだろ!!たまたまだよ!!!」
白いモノ食べたくないって…何で…?
すっかり出るタイミングを失ったわ…私…。
どうしよう…。
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