だって男の子だもん!
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今日は部活休みの日。
HRが終わって帰ろうとした時あることに気付いた。
「英語の辞書…」
昨日部活が始まる前に岳人に英語を見てもらって、そのまま部室に忘れて来たっぽい。
明日までの英語の課題を終わらせないといけないのに。
仕方ない。
今からとりに行くか。
私は部室へ向かった。
*******
「あったあった」
英語の辞書はソファの後ろに落ちていた。
何でこんな所に…。
あ!!そういや岳人に教えてもらってる最中、跡部に
「お前そんなのも分かんねぇのか?」
ってバカにされて、キレた私は辞書を投げ付けたんだった。
その時の跡部の顔を思い出しながらソファの後ろに座り込んでいると、いきなりドアが開いた。
「なんで部室の鍵開いてたんだ?」
「昨日閉め忘れてたんスカね?」
そう言いながら宍戸とチョタが入って来た。
今日は部活が休みなのに何で?
と、疑問を抱きながらも、私がいることに気付かない2人を後ろから驚かしてやろうと息を潜めた。
すると続いて
忍足、岳人、慈郎も入って来た。
え?え?何々??
何で皆勢ぞろい??
疑問は深まるばかりの中、こっそり覗いてみると忍足が鞄からDVDを取り出した。
何あれ…。
部室のパソコン使ってDVD鑑賞でもする気?
「ええか?自分ら覚悟しとき?」
なんか誇らしげにパソコンにセットしだしたし。
「そんなこと言って本当にその女優マネに似てんのか?」
不機嫌そうな宍戸の声が聞こえた。
え?何?私にそっくりな女優が出てる映画とか?
忍足って映画好きだからマイナーな作品とかも詳しそうだしね。
まだ売れてない女優かな?何か嬉しい。
出るタイミングを失った私は黙ってソファの後ろに隠れて覗くことにした。
って言ってもよく見えないし…。
隠れてることもないし出て行こうかな。
と、思ったその時…
「「「似てる!!!」」」
皆が声を揃えて叫んだ。
チラッと覗くとパソコンを食い入るように見ている。
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