I just wanted you to love me-前半-
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「私はパスカルも・・ディアスも好き・・・」
「・・・」
「・・・どっちを選ぶかなんて・・私にはできない・・」
ディアスとパスカル、どっちを選ぶなんて私には考えられない、だってずっと三人一緒だったんだから。小さい時に結婚しようってお互い言ってたかもしれない。でも私からしてみればそれは本気と言うよりもずっと一緒だよって意味であの時は返事をしたんだと思う。私はこの関係を壊したくない。
「・・じゃぁ何、かなは俺とディアスと結婚するって事?3人で暮らしたいって言うのっ」
「そ、そういう事じゃなくて・・・っ」
「じゃぁ何っ」
「まだそんな結婚する歳じゃないし・・・っきっといつかパスカルとディアスにも良い人が現れるかもしれないし、そしたら私も・・っ」
「もういいよっ・・・!」
すると突然パスカルが立ち上がりそう言うと私から離れて行く、私もえ、と言って立ち上がる。パスカルは私に振り返ることなくズカズカと玄関に向かっていく、どうしよう、もしかして怒っちゃったの。私は慌ててパスカルに近付く。
「パスカルっ・・!待ってっ!」
「・・・っ」
「まっ・・」
待って、そう言って止めようとしたけどバタン!と大きくドアを閉めパスカルは本当に出ていってしまった。
しんと静かになる。
「・・・・っ」
パスカルーーーーーーーーーーー・・・・。
ーーーーーーーーーーー・・・・。
《パスカルー、お前の好きなパリラのステーキテイクアウトで買ってきたぜ、取りに来いよ》
寮に戻り、腹一杯になった俺はベッドに転がりパスカルにLINEをする。親友にテイクアウトで買ってくるなんて俺は何て友達想いなんだと心の中で自分を褒める。しかしまだ既読にならない。もしかして寝たのか。時計を見ると22時。まだ起きてるはずだ。
すぐ隣だから俺がパスカルの所に行けばいいが、飯食いすぎて歩くのがしんどい。するとピコンとLINEが鳴る。
「・・・!?」
《ごめん、少し一人になりたいんだ》
予想外のパスカルからのLINEに俺は思わずはぁ?と声を出してしまった。
《とにかく取りに来いよ》既読
《ほんとにごめん、ディアス、おやすみ》
最後にもう一度取りに来るだけだから来いとLINEを送るが、既読がつかなかった。俺は小さく溜息を吐いて、テイクアウトしたステーキを冷蔵庫にしまった。あのパスカルが好物のステーキを取りに来ないほど一人になりたいだなんて。一体何があったんだ。
そういえば今日用事があって俺との飯の誘いを断ったんだよな。その用事が何かパスカルにあったのか?とりあえず明日聞いてみるか。俺は電気を消して布団に入り、目を閉じた。
するとまたLINEの音が鳴る、まさかまたパスカルか?まさか俺が寝ようと思った時に、取りに来るなんてLINEじゃないだろうな。俺はスマホを覗いた。
「・・・!?」
《ディアス、明日練習終わった後会える?話があるの》
かなーーーーーーーーーーー・・・!?
それはまさかのかなからのLINEだった。かなから誘うなんて。話?何だ。もしかしてまさかかなからの告白とか。妄想がどんどん膨れ上がってくる。俺は身体を起こして返事をした。
《ああいいぜ、17時に広場のベンチで待ち合わせしよう》
「・・・」
「・・・どっちを選ぶかなんて・・私にはできない・・」
ディアスとパスカル、どっちを選ぶなんて私には考えられない、だってずっと三人一緒だったんだから。小さい時に結婚しようってお互い言ってたかもしれない。でも私からしてみればそれは本気と言うよりもずっと一緒だよって意味であの時は返事をしたんだと思う。私はこの関係を壊したくない。
「・・じゃぁ何、かなは俺とディアスと結婚するって事?3人で暮らしたいって言うのっ」
「そ、そういう事じゃなくて・・・っ」
「じゃぁ何っ」
「まだそんな結婚する歳じゃないし・・・っきっといつかパスカルとディアスにも良い人が現れるかもしれないし、そしたら私も・・っ」
「もういいよっ・・・!」
すると突然パスカルが立ち上がりそう言うと私から離れて行く、私もえ、と言って立ち上がる。パスカルは私に振り返ることなくズカズカと玄関に向かっていく、どうしよう、もしかして怒っちゃったの。私は慌ててパスカルに近付く。
「パスカルっ・・!待ってっ!」
「・・・っ」
「まっ・・」
待って、そう言って止めようとしたけどバタン!と大きくドアを閉めパスカルは本当に出ていってしまった。
しんと静かになる。
「・・・・っ」
パスカルーーーーーーーーーーー・・・・。
ーーーーーーーーーーー・・・・。
《パスカルー、お前の好きなパリラのステーキテイクアウトで買ってきたぜ、取りに来いよ》
寮に戻り、腹一杯になった俺はベッドに転がりパスカルにLINEをする。親友にテイクアウトで買ってくるなんて俺は何て友達想いなんだと心の中で自分を褒める。しかしまだ既読にならない。もしかして寝たのか。時計を見ると22時。まだ起きてるはずだ。
すぐ隣だから俺がパスカルの所に行けばいいが、飯食いすぎて歩くのがしんどい。するとピコンとLINEが鳴る。
「・・・!?」
《ごめん、少し一人になりたいんだ》
予想外のパスカルからのLINEに俺は思わずはぁ?と声を出してしまった。
《とにかく取りに来いよ》既読
《ほんとにごめん、ディアス、おやすみ》
最後にもう一度取りに来るだけだから来いとLINEを送るが、既読がつかなかった。俺は小さく溜息を吐いて、テイクアウトしたステーキを冷蔵庫にしまった。あのパスカルが好物のステーキを取りに来ないほど一人になりたいだなんて。一体何があったんだ。
そういえば今日用事があって俺との飯の誘いを断ったんだよな。その用事が何かパスカルにあったのか?とりあえず明日聞いてみるか。俺は電気を消して布団に入り、目を閉じた。
するとまたLINEの音が鳴る、まさかまたパスカルか?まさか俺が寝ようと思った時に、取りに来るなんてLINEじゃないだろうな。俺はスマホを覗いた。
「・・・!?」
《ディアス、明日練習終わった後会える?話があるの》
かなーーーーーーーーーーー・・・!?
それはまさかのかなからのLINEだった。かなから誘うなんて。話?何だ。もしかしてまさかかなからの告白とか。妄想がどんどん膨れ上がってくる。俺は身体を起こして返事をした。
《ああいいぜ、17時に広場のベンチで待ち合わせしよう》