I just wanted you to love me-前半-
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「・・・」
「・・・」
俺とパスカルは思わず目が合う、パスカルはかなからもらったお菓子を食べずに大事そうに持っていた、パスカルは俺から目を離すと顔を俯かせた。パスカルは親友だ、そしてパスカルも俺の事を親友だと思っている。でも知っている。
パスカルもかなの事が好きだと。
あの時、俺は聞いていた。
"かな!"
"パスカル!"
"かな、大人になったら俺と結婚してくれよな"
勿論その時から俺はパスカルもかなの事が好きだと気付いていた、パスカルは俺よりも先にかなにそう告白した。俺は陰に隠れて二人の様子を見ていた。その時はまだ俺達はガキだったから、かなも照れる様子もなくこう返事していた。
"うん!結婚しようね!"
その返事がガキだった俺にとって悲しかった記憶がある、いくら親友とはいえ、やっぱり嫉妬してヤキモチ妬いていた。かなを取られたくない気持ちが強くて、だから俺も日にちが経った頃にかなを呼んだんだ。
"かな、プロのサッカー選手になったら、俺と結婚しような"
俺は本気で結婚したくて、かなが好きすぎて、パスカルに取られる前に俺も本気の告白をかなにしたんだ。
"いいよ!でもパスカルもディアスもどっちも好き!"
どっちも好き
俺達はそれから何年経っても仲が良かった。喧嘩してもすぐに仲直りができるぐらい俺達は仲良しだった。パスカルとも変わらず仲が良く、俺がスカウトされた時も俺はパスカルも来ないと無理だと言うぐらいパスカルとはずっと一緒だった。
恋のライバルでもあり親友でもある。
そしてその関係は今も続いているーーーーーーーーーー・・・。
ーーーーーーーーーーー・・・。
練習が終わり、みんなそれぞれ自分の寮へと戻っていく、今日は無性にステーキが食べたくなり、帰る支度をするパスカルに近付いた。
「なぁパスカル、今日パリラで飯食いに行こうぜ」
「え?」
バタンと自分のロッカーを閉めながら目を丸くするパスカル、すると次第に小さくああ、と呟いた。
「ごめん、ディアス・・今日はどうしても用事があって行けないんだ」
「あ、そうか・・」
パスカルは何度もごめん、と謝り俺はまた次回な、と言ってパスカルは先に更衣室から出て行った、まぁこんな時もあるんだろう、俺は今日は一人でパリラに向かう事にした。
そうだ、かなにLINEしてみるか。俺はスマホを取り出してかなにLINEをしてみる事にした。
《今何してる?》
たまに三人で飯を食う事はあるが、俺とパスカルがチームに所属してからは二人で出かけるなんてほとんどなくなった。今度1日休みの時は思い切ってデートに誘ってみよう。パスカルには悪いけどな。そう思っているとLINEが鳴った。
「・・・!?」
《今パティシエ講座してるよー(>ω<)》
ああ、やっぱり今日は一人で飯だ。俺はしょうがねぇ、と小さく呟いて店の中に入った。
「いらっしゃい!おうディアス!」
「よっ、シェフ!いつもの頼むなっ!」
「あいよっ!」
「・・・」
俺とパスカルは思わず目が合う、パスカルはかなからもらったお菓子を食べずに大事そうに持っていた、パスカルは俺から目を離すと顔を俯かせた。パスカルは親友だ、そしてパスカルも俺の事を親友だと思っている。でも知っている。
パスカルもかなの事が好きだと。
あの時、俺は聞いていた。
"かな!"
"パスカル!"
"かな、大人になったら俺と結婚してくれよな"
勿論その時から俺はパスカルもかなの事が好きだと気付いていた、パスカルは俺よりも先にかなにそう告白した。俺は陰に隠れて二人の様子を見ていた。その時はまだ俺達はガキだったから、かなも照れる様子もなくこう返事していた。
"うん!結婚しようね!"
その返事がガキだった俺にとって悲しかった記憶がある、いくら親友とはいえ、やっぱり嫉妬してヤキモチ妬いていた。かなを取られたくない気持ちが強くて、だから俺も日にちが経った頃にかなを呼んだんだ。
"かな、プロのサッカー選手になったら、俺と結婚しような"
俺は本気で結婚したくて、かなが好きすぎて、パスカルに取られる前に俺も本気の告白をかなにしたんだ。
"いいよ!でもパスカルもディアスもどっちも好き!"
どっちも好き
俺達はそれから何年経っても仲が良かった。喧嘩してもすぐに仲直りができるぐらい俺達は仲良しだった。パスカルとも変わらず仲が良く、俺がスカウトされた時も俺はパスカルも来ないと無理だと言うぐらいパスカルとはずっと一緒だった。
恋のライバルでもあり親友でもある。
そしてその関係は今も続いているーーーーーーーーーー・・・。
ーーーーーーーーーーー・・・。
練習が終わり、みんなそれぞれ自分の寮へと戻っていく、今日は無性にステーキが食べたくなり、帰る支度をするパスカルに近付いた。
「なぁパスカル、今日パリラで飯食いに行こうぜ」
「え?」
バタンと自分のロッカーを閉めながら目を丸くするパスカル、すると次第に小さくああ、と呟いた。
「ごめん、ディアス・・今日はどうしても用事があって行けないんだ」
「あ、そうか・・」
パスカルは何度もごめん、と謝り俺はまた次回な、と言ってパスカルは先に更衣室から出て行った、まぁこんな時もあるんだろう、俺は今日は一人でパリラに向かう事にした。
そうだ、かなにLINEしてみるか。俺はスマホを取り出してかなにLINEをしてみる事にした。
《今何してる?》
たまに三人で飯を食う事はあるが、俺とパスカルがチームに所属してからは二人で出かけるなんてほとんどなくなった。今度1日休みの時は思い切ってデートに誘ってみよう。パスカルには悪いけどな。そう思っているとLINEが鳴った。
「・・・!?」
《今パティシエ講座してるよー(>ω<)》
ああ、やっぱり今日は一人で飯だ。俺はしょうがねぇ、と小さく呟いて店の中に入った。
「いらっしゃい!おうディアス!」
「よっ、シェフ!いつもの頼むなっ!」
「あいよっ!」