I just wanted you to love me-前半-
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「こっちだ!」
「よーしいけぇ!!」
ここはアルゼンチンJrユースチームのグラウンド、俺はそこのキャプテンとしてチームをまとめている。そして俺の相棒ともいえるパスカルと共に、世界一を目指して日々練習している。
俺はパスカルの絶妙なパスをもらい、得意のドライブシュートをうつと、ボールはゴールへと吸い込まれる。
「ナイスシュートだ!!ディアス!!」
「さすがディアスだ!!」
チームの奴らは俺に寄ってきてそう言ってきた、上手いのは当たり前だ、どんなに辛くても苦しくても俺は乗り越えてきた、プロのサッカー選手になる為に俺はここまで頑張ってきた。そして俺はアルゼンチンの至宝とも呼ばれるくらいの選手になった。そして。
あいつがいたから俺はここまで来たんだーーーーーーーーー・・・。
「ナイスシュート、ディアス」
「ナイスパスだぜ、パスカル」
親友のパスカルとハイタッチをしてお互いに笑みを浮かべる、俺とパスカルは小さい時から知っている、そして真の友だ。貧乏の家に生まれた俺はビンのフタでサッカーのテクニックを磨いてきた。その時に出会ったのがパスカル。そして、もう一人は。
「ディアスーー!!パスカルーーー!!」
「「!?」」
名前を呼ばれる声に俺とパスカルは振り返った、そこには。
「お疲れ様ー!!」
「「かな!」」
かながいてくれたからだーーーーーーーーーー・・・。
俺はかなだと気付くと走ってフェンスまで駆け寄る、俺に続いてパスカルも走った。フェンス越しからかなの姿が見えた。かなは俺に笑みを見せる。
かなはアルゼンチンと日本人のハーフで生まれも育ちもアルゼンチンだ。幼い頃から俺とパスカルは知っていてずっと遊んできた仲だ。かなは別に貧乏ともいえない普通の暮らしをしていたが、家が近かったのもあり、俺とパスカルと毎日のように遊んでいた。かなは明るくて優しくて、なんと言っても可愛くて綺麗だ。危うく変な奴に拉致されそうになった事もあったけど、俺とパスカルでそいつを倒した。それぐらいかなは綺麗だ。
そして、大人になったらますます綺麗になって、俺は幼なじみとはいえ、本当に見惚れてしまう。かなは気付いているか知らないけど。
俺はかなの事をずっと想い続けている。
そして結婚したいと思っている。
小さい時に言ったことあるけど、もうかなは忘れているだろう。でも俺の気持ちは変わらない。必ずプロポーズしてかなと結婚するんだ。でも、その想いはきっと俺だけじゃない。
「あ、これ私から、はい!」
「わー!ありがとうかな!」
かなは差し入れに手作りお菓子を作ってきてくれた、パスカルは大きく喜ぶ。かなは手作りお菓子のサークルに所属していて、時々こうやって俺とパスカルに持ってきてくれる。
「じゃぁ頑張ってね、また来るからね!」
「ちゃんとラインの返事しろよ!」
「うん、わかった!」
俺の言葉にクスクス笑いながらそう返すとまたね、と言って自転車に乗って帰って行った。俺とパスカルはベンチに行くとチームの奴らがニヤニヤ笑っている。
「!?何だよ」
「いーよなーお前らは!あんな可愛い子と仲良くて!」
「そーそー!かなちゃん、だっけ?可愛くてちょっとした有名人みたいになってるみたいだぞ!」
「へへっ、まーな!でも誰にも譲る気ねぇよ」
俺はベンチに座りかなの手作りのクッキーを食べた、相変わらずうまい、パティシエになりたい夢があるようで、学校に通いながらサークルに所属していて頑張っている、結婚したら俺はサッカー選手で妻のかながパティシエか、時々手伝わないとな、って食べながら妄想が止まらない。
「でもどっちと付き合うんだよ!?」
「え?」
「ディアスとパスカル!あの子はどっちを選ぶんだかなぁ!?」
ーーーーーーーーーーーーー!!?
「よーしいけぇ!!」
ここはアルゼンチンJrユースチームのグラウンド、俺はそこのキャプテンとしてチームをまとめている。そして俺の相棒ともいえるパスカルと共に、世界一を目指して日々練習している。
俺はパスカルの絶妙なパスをもらい、得意のドライブシュートをうつと、ボールはゴールへと吸い込まれる。
「ナイスシュートだ!!ディアス!!」
「さすがディアスだ!!」
チームの奴らは俺に寄ってきてそう言ってきた、上手いのは当たり前だ、どんなに辛くても苦しくても俺は乗り越えてきた、プロのサッカー選手になる為に俺はここまで頑張ってきた。そして俺はアルゼンチンの至宝とも呼ばれるくらいの選手になった。そして。
あいつがいたから俺はここまで来たんだーーーーーーーーー・・・。
「ナイスシュート、ディアス」
「ナイスパスだぜ、パスカル」
親友のパスカルとハイタッチをしてお互いに笑みを浮かべる、俺とパスカルは小さい時から知っている、そして真の友だ。貧乏の家に生まれた俺はビンのフタでサッカーのテクニックを磨いてきた。その時に出会ったのがパスカル。そして、もう一人は。
「ディアスーー!!パスカルーーー!!」
「「!?」」
名前を呼ばれる声に俺とパスカルは振り返った、そこには。
「お疲れ様ー!!」
「「かな!」」
かながいてくれたからだーーーーーーーーーー・・・。
俺はかなだと気付くと走ってフェンスまで駆け寄る、俺に続いてパスカルも走った。フェンス越しからかなの姿が見えた。かなは俺に笑みを見せる。
かなはアルゼンチンと日本人のハーフで生まれも育ちもアルゼンチンだ。幼い頃から俺とパスカルは知っていてずっと遊んできた仲だ。かなは別に貧乏ともいえない普通の暮らしをしていたが、家が近かったのもあり、俺とパスカルと毎日のように遊んでいた。かなは明るくて優しくて、なんと言っても可愛くて綺麗だ。危うく変な奴に拉致されそうになった事もあったけど、俺とパスカルでそいつを倒した。それぐらいかなは綺麗だ。
そして、大人になったらますます綺麗になって、俺は幼なじみとはいえ、本当に見惚れてしまう。かなは気付いているか知らないけど。
俺はかなの事をずっと想い続けている。
そして結婚したいと思っている。
小さい時に言ったことあるけど、もうかなは忘れているだろう。でも俺の気持ちは変わらない。必ずプロポーズしてかなと結婚するんだ。でも、その想いはきっと俺だけじゃない。
「あ、これ私から、はい!」
「わー!ありがとうかな!」
かなは差し入れに手作りお菓子を作ってきてくれた、パスカルは大きく喜ぶ。かなは手作りお菓子のサークルに所属していて、時々こうやって俺とパスカルに持ってきてくれる。
「じゃぁ頑張ってね、また来るからね!」
「ちゃんとラインの返事しろよ!」
「うん、わかった!」
俺の言葉にクスクス笑いながらそう返すとまたね、と言って自転車に乗って帰って行った。俺とパスカルはベンチに行くとチームの奴らがニヤニヤ笑っている。
「!?何だよ」
「いーよなーお前らは!あんな可愛い子と仲良くて!」
「そーそー!かなちゃん、だっけ?可愛くてちょっとした有名人みたいになってるみたいだぞ!」
「へへっ、まーな!でも誰にも譲る気ねぇよ」
俺はベンチに座りかなの手作りのクッキーを食べた、相変わらずうまい、パティシエになりたい夢があるようで、学校に通いながらサークルに所属していて頑張っている、結婚したら俺はサッカー選手で妻のかながパティシエか、時々手伝わないとな、って食べながら妄想が止まらない。
「でもどっちと付き合うんだよ!?」
「え?」
「ディアスとパスカル!あの子はどっちを選ぶんだかなぁ!?」
ーーーーーーーーーーーーー!!?