I just wanted you to love me-前半-
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ーーーーーーーーーーーー・・・。
私の事を信じて
そして行動しなさい。
そこは何とも言えない暗くて狭い空間だった。俺とパスカルは椅子に座ると目の前にはフードを被った怪しい女の姿。金髪の女はその横に立っている。蝋燭の火がゆらゆら揺れて気味の悪い雰囲気が漂う。この女は何だ。もしかして占い師か?怪しいと思いつつも、あの女が言った、好きな人と結ばれる。その言葉が頭から離れない。
私の質問に全て答えなさい。
俺達は言われるがまま、かなの全ての事を話した。フードの女の顔はよく見てないが、口元は見えている。するとフードの女は小さく溜息を吐いた。何を言ってくるのかと、俺は内心ドキドキしながら待つ。
「かなさんは・・貴方達の事をとてもよく想っている事は間違いないわ」
「・・・!?」
想っているーーーーーーーーーーー・・・?
「どういう意味だよ」
微妙な言葉に俺はよく捉えられずにそう冷たく女に向かって聞いた。
「かなさんは、貴方達の事を幼馴染みとして心から想っているわ」
「知ってるよっ、だからやっぱり恋人にはなれないんだろっ」
「・・心苦しいですが、現時点でかなさんには・・」
恋人らしき男性がいますーーーーーーーーー・・・・。
「・・・は?・・・」
「・・え?・・・」
はーーーーーーーーーーーー?
あまりの衝撃的な言葉、俺は頭が真っ白になった、隣にいたパスカルも大きく目を見開いている。恋人だって?かなに?嘘だ。そんな恋人がいる気配なんて一度もない。するとパスカルが突然ガタッと立ち上がった。
「そんな嘘はやめろ!!」
パスカルがフードの女に向かって大きくそう叫んだ、俺は目を見開きながらパスカルを見上げる。
「かなにそんな男がいるはずがないっっ!!!!俺とかなはずっと一緒だったっっ!!!結婚する約束もしてたんだっっっ!!!!」
「・・っ」
「俺はそんなの信じないっっっ!!!!だいたいそんな事聞きたくてここに来たんじゃないっっっ!!!!デタラメな事言うなぁあっっっ!!!!」
今まで聞いたことないパスカルの怒鳴り声が小さな部屋に響く、俺だってかなと結婚したかった。お互いライバル同士だけど、パスカルの気持ちは痛いほど分かる。でも俺だってそうなんだ。かなと付き合いたいんだ。俺だってかなとどうにか結ばれないかと悩んで、女の言葉を信じてここに来たっていうのに。
俺はみるみる怒りに変わり、ガタッと立ち上がり金髪の女に近付いた。
「このっ・・っ!!!てめぇっっ!!!何が結ばれるようにしてあげるだぁあっっっ!!!!ふざけた嘘つきやがってっっっ!!!!何の為にこんな場所に連れてきたんだよっっ!!!俺達を誰だと思ってるんだてめぇっっ!!!ボコボコにしてやるかぁっっっ!!!!っっ!!!」
金髪女の顔にめがけてそう叫ぶ、しかしその女は気持ち悪い程冷静な表情で俺は思わず息を呑んだ。
「ほんと貴方ってサッカーしてる時とは別人なのね、少しは落ち着く事できないの?」
「・・はっ・・・っ」
「ここはね、特別な人達しか入れないの、貴方達は選ばれてここに呼ばれたのよ、つまりそれは貴方達の運命を変えられるという事、いい加減に分かったらどうなの?」
「・・・っ」
ぐっと唇を噛み締めていると、フードの女がコトッとテーブルに何かを置いた。ガラス製の小瓶のようなものが置いてある。
「私の言う通りに行動すれば、全てがうまくいきます」
「「・・・」」
「これを彼女に飲ませるのです」
飲ませるーーーーーーーーーーー・・・?
私の事を信じて
そして行動しなさい。
そこは何とも言えない暗くて狭い空間だった。俺とパスカルは椅子に座ると目の前にはフードを被った怪しい女の姿。金髪の女はその横に立っている。蝋燭の火がゆらゆら揺れて気味の悪い雰囲気が漂う。この女は何だ。もしかして占い師か?怪しいと思いつつも、あの女が言った、好きな人と結ばれる。その言葉が頭から離れない。
私の質問に全て答えなさい。
俺達は言われるがまま、かなの全ての事を話した。フードの女の顔はよく見てないが、口元は見えている。するとフードの女は小さく溜息を吐いた。何を言ってくるのかと、俺は内心ドキドキしながら待つ。
「かなさんは・・貴方達の事をとてもよく想っている事は間違いないわ」
「・・・!?」
想っているーーーーーーーーーーー・・・?
「どういう意味だよ」
微妙な言葉に俺はよく捉えられずにそう冷たく女に向かって聞いた。
「かなさんは、貴方達の事を幼馴染みとして心から想っているわ」
「知ってるよっ、だからやっぱり恋人にはなれないんだろっ」
「・・心苦しいですが、現時点でかなさんには・・」
恋人らしき男性がいますーーーーーーーーー・・・・。
「・・・は?・・・」
「・・え?・・・」
はーーーーーーーーーーーー?
あまりの衝撃的な言葉、俺は頭が真っ白になった、隣にいたパスカルも大きく目を見開いている。恋人だって?かなに?嘘だ。そんな恋人がいる気配なんて一度もない。するとパスカルが突然ガタッと立ち上がった。
「そんな嘘はやめろ!!」
パスカルがフードの女に向かって大きくそう叫んだ、俺は目を見開きながらパスカルを見上げる。
「かなにそんな男がいるはずがないっっ!!!!俺とかなはずっと一緒だったっっ!!!結婚する約束もしてたんだっっっ!!!!」
「・・っ」
「俺はそんなの信じないっっっ!!!!だいたいそんな事聞きたくてここに来たんじゃないっっっ!!!!デタラメな事言うなぁあっっっ!!!!」
今まで聞いたことないパスカルの怒鳴り声が小さな部屋に響く、俺だってかなと結婚したかった。お互いライバル同士だけど、パスカルの気持ちは痛いほど分かる。でも俺だってそうなんだ。かなと付き合いたいんだ。俺だってかなとどうにか結ばれないかと悩んで、女の言葉を信じてここに来たっていうのに。
俺はみるみる怒りに変わり、ガタッと立ち上がり金髪の女に近付いた。
「このっ・・っ!!!てめぇっっ!!!何が結ばれるようにしてあげるだぁあっっっ!!!!ふざけた嘘つきやがってっっっ!!!!何の為にこんな場所に連れてきたんだよっっ!!!俺達を誰だと思ってるんだてめぇっっ!!!ボコボコにしてやるかぁっっっ!!!!っっ!!!」
金髪女の顔にめがけてそう叫ぶ、しかしその女は気持ち悪い程冷静な表情で俺は思わず息を呑んだ。
「ほんと貴方ってサッカーしてる時とは別人なのね、少しは落ち着く事できないの?」
「・・はっ・・・っ」
「ここはね、特別な人達しか入れないの、貴方達は選ばれてここに呼ばれたのよ、つまりそれは貴方達の運命を変えられるという事、いい加減に分かったらどうなの?」
「・・・っ」
ぐっと唇を噛み締めていると、フードの女がコトッとテーブルに何かを置いた。ガラス製の小瓶のようなものが置いてある。
「私の言う通りに行動すれば、全てがうまくいきます」
「「・・・」」
「これを彼女に飲ませるのです」
飲ませるーーーーーーーーーーー・・・?