変わったこと、変わらないこと
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夜。マヨナカテレビを歩いていると、またどこかが揺れて、同時に携帯が鳴った。
予告通り、白鐘直斗がマヨナカテレビに映ったこと。
人体改造手術を受けると、言っていた事。
『……生田目は、連続殺人の犯人じゃなかったんですかね?』
「そうだとは思うよ。何もないのを恐れている人が、殺人ができてしまう衝動性を持った人が、マヨナカテレビに人を入れて死ぬまで待てるのかと思うと疑問があった」
『ああ……言われてみれば、そうですね』
「だから白鐘さんがマヨナカテレビに踏み切るのを止めなかったわけだし」
『え?』
「『もし試すなら助ける』とは言っといたから、怒るなら白鐘さんにじゃなくて俺な」
『……怒りませんよ。皆もきっと、分かってくれるとは思います』
「……そう」
それ以外にもいくつか話をしてから、電話を切る。
「……残りのピースは、あと少し」
勘違いされてもいい。
全てを助けられれば、それでいい。
……なのに。
「あいつらに嫌われたら、なんて……なんで考えてしまうんだろう」
俺は目を閉じて、白鐘のいる場所を探すために駆け出した。
予告通り、白鐘直斗がマヨナカテレビに映ったこと。
人体改造手術を受けると、言っていた事。
『……生田目は、連続殺人の犯人じゃなかったんですかね?』
「そうだとは思うよ。何もないのを恐れている人が、殺人ができてしまう衝動性を持った人が、マヨナカテレビに人を入れて死ぬまで待てるのかと思うと疑問があった」
『ああ……言われてみれば、そうですね』
「だから白鐘さんがマヨナカテレビに踏み切るのを止めなかったわけだし」
『え?』
「『もし試すなら助ける』とは言っといたから、怒るなら白鐘さんにじゃなくて俺な」
『……怒りませんよ。皆もきっと、分かってくれるとは思います』
「……そう」
それ以外にもいくつか話をしてから、電話を切る。
「……残りのピースは、あと少し」
勘違いされてもいい。
全てを助けられれば、それでいい。
……なのに。
「あいつらに嫌われたら、なんて……なんで考えてしまうんだろう」
俺は目を閉じて、白鐘のいる場所を探すために駆け出した。