出会いと大型シャドウ
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モノレールに乗って数分、更にそこから歩いて数分。
とびきり広くて、真っ白な学舎が姿を現す。
―月光館学園。
有里は岳羽に言われるがままにクラスを確認し、ついでにとあの青年の名前を探した。
(……桜木、桜木………あった)
その名前は、自分のクラスと同じ欄に並んでいた。
あまりにあっさりと見つかり、少し拍子抜けする。あの口ぶりや格好からして2、3年であることは予測していたが、こうも簡単に見つかってしまうとは。
しかも、同じクラス。話しかけないようにと言われてはいるものの、はたしてどれだけ関わらずに過ごしていけるだろうか。
(……あ、職員室行かないと)
職員室。クラスを確認したらすぐ行くようにと、岳羽に言付かっていたのを思い出す。
SHRが始まる前に行った方がいいだろうと、有里は掲示板から踵を返した。
とびきり広くて、真っ白な学舎が姿を現す。
―月光館学園。
有里は岳羽に言われるがままにクラスを確認し、ついでにとあの青年の名前を探した。
(……桜木、桜木………あった)
その名前は、自分のクラスと同じ欄に並んでいた。
あまりにあっさりと見つかり、少し拍子抜けする。あの口ぶりや格好からして2、3年であることは予測していたが、こうも簡単に見つかってしまうとは。
しかも、同じクラス。話しかけないようにと言われてはいるものの、はたしてどれだけ関わらずに過ごしていけるだろうか。
(……あ、職員室行かないと)
職員室。クラスを確認したらすぐ行くようにと、岳羽に言付かっていたのを思い出す。
SHRが始まる前に行った方がいいだろうと、有里は掲示板から踵を返した。