タルタロスと保健室
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
夜、タルタロス。
黒の大きめのパーカーにジーンズで来た俺は、ぐるりと辺りを見回して立っていた。
腰につけたポーチに入るだけ消耗品を入れ、両脚のベルトにつけたナイフの握り心地を確かめる。
モナドで拾ったものだから、それなりに強い筈。ベルベットルームにいたテオドア曰く、グランドカッターというやつらしいけれど。
ゴーグルで目を覆うと、丁度よくぞろぞろと湊達がやってきた。ナイフを仕舞い、ゴーグルの下の目を細める。
「こんばんは。……今日は元気な人が一人多いんだね」
挨拶をしながらそう呟くと、美鶴がコクリと頷いて後ろに立つ真田を目で見やった。
「真田明彦。今日からコイツも復帰する」
「了解。……ああ、編成だけど、俺は勘定に入れなくていい。俺はただの助っ人だから、自分の身くらい自分で守る」
湊にそう言うと、彼らは少し困った顔をして「じゃあ、全員で行く」と美鶴に告げた。
「今日は24階からだっけ?」
「確かそうじゃね?よーし、見てろよ、俺の大・活・躍!」
ゆかりも順平も準備万端なようで、俺は小さく「意気込みすぎて死ぬなよ」とだけ忠告しため息をつく。
久しぶりに階段を駆け上がり、ダンジョンの中へと入っていった。
黒の大きめのパーカーにジーンズで来た俺は、ぐるりと辺りを見回して立っていた。
腰につけたポーチに入るだけ消耗品を入れ、両脚のベルトにつけたナイフの握り心地を確かめる。
モナドで拾ったものだから、それなりに強い筈。ベルベットルームにいたテオドア曰く、グランドカッターというやつらしいけれど。
ゴーグルで目を覆うと、丁度よくぞろぞろと湊達がやってきた。ナイフを仕舞い、ゴーグルの下の目を細める。
「こんばんは。……今日は元気な人が一人多いんだね」
挨拶をしながらそう呟くと、美鶴がコクリと頷いて後ろに立つ真田を目で見やった。
「真田明彦。今日からコイツも復帰する」
「了解。……ああ、編成だけど、俺は勘定に入れなくていい。俺はただの助っ人だから、自分の身くらい自分で守る」
湊にそう言うと、彼らは少し困った顔をして「じゃあ、全員で行く」と美鶴に告げた。
「今日は24階からだっけ?」
「確かそうじゃね?よーし、見てろよ、俺の大・活・躍!」
ゆかりも順平も準備万端なようで、俺は小さく「意気込みすぎて死ぬなよ」とだけ忠告しため息をつく。
久しぶりに階段を駆け上がり、ダンジョンの中へと入っていった。