二度目の満月
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夜、有里が自室に戻ると、横縞の服を着た少年がまた現れた。
「勝手に入るなよ」
ため息混じりにそう言うと、少年は苦笑する。
「そんな風に言わなくったっていいだろ?僕はいつも君の傍にいるんだから」
そうして窓の外から見える月を見、ぼそりと呟く。
「一週間後は満月だよ。気をつけて」
また一つ、試練がやってくるからね。
「試練だって?」
何の、と口を開く前に、彼がそれに答えた。
「君が『奴ら』と出会うことさ」
『奴ら』。多分、シャドウのことだと思う。
「試練と向き合うには準備が必要だ。でも時間は無限じゃない。…勿論君ならわかっていると思うけどね」
少年はニコニコとそう言うと、時計を見ておやと眉を寄せる。
「じゃあ、それが過ぎたらまた会いに来るよ」
そう言って、また消えてしまった。
「勝手に入るなよ」
ため息混じりにそう言うと、少年は苦笑する。
「そんな風に言わなくったっていいだろ?僕はいつも君の傍にいるんだから」
そうして窓の外から見える月を見、ぼそりと呟く。
「一週間後は満月だよ。気をつけて」
また一つ、試練がやってくるからね。
「試練だって?」
何の、と口を開く前に、彼がそれに答えた。
「君が『奴ら』と出会うことさ」
『奴ら』。多分、シャドウのことだと思う。
「試練と向き合うには準備が必要だ。でも時間は無限じゃない。…勿論君ならわかっていると思うけどね」
少年はニコニコとそう言うと、時計を見ておやと眉を寄せる。
「じゃあ、それが過ぎたらまた会いに来るよ」
そう言って、また消えてしまった。