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第七章 文化祭前夜の決意

文化祭を控え、生徒会メンバーたちは夜遅くまで準備に追われていた。

楓は装飾の仕上げをしている最中、澪の背中を見つめていた。その表情には、不安と希望が入り混じっている。

澪は無言で作業を続けていたが、ふと手を止めて楓を振り返る。

「おい、そんな顔してると、文化祭本番で倒れるぞ。」

楓は驚いて澪を見上げた。

「そっちこそ…ちゃんと休んでる?」

澪は一瞬だけ口ごもった後、少しだけ笑みを浮かべた。

「俺の心配なんかするな。お前が無事でいればそれでいい。」

その言葉に、楓は胸が熱くなるのを感じた。二人の間に漂う緊張感が、言葉にしない何かを伝えているようだった。

碧と大地もまた、文化祭の準備に全力を注いでいた。彼らの間にはすでに信頼関係が芽生えており、それがチーム全体を支える大きな柱となっていた。

こうして、生徒会メンバーたちはそれぞれの想いを胸に、文化祭当日を迎えようとしていた。
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