このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

第三章 碧の挑戦

生徒会長の碧は、その日の昼休み、生徒会室で一人考え込んでいた。彼は他のメンバーの様子を見て、それぞれが抱える悩みに気づいていた。

「このままだと、生徒会としてまとまらない。」

碧は自分自身にも課題を感じていた。優秀な兄の影が常に付きまとい、自分が何を成し遂げても、どこかで比べられてしまう。

「俺自身がもっと強くならなきゃいけないんだ。」

大地が生徒会室に入ってきた。

「会長、何か悩んでるんですか?」

碧は少し驚きながら顔を上げた。大地の真っ直ぐな瞳が、彼を見つめている。

「いや、大したことじゃない。お前こそ、慣れてきたか?」

「ええ。都会はまだ慣れないことも多いですけど…生徒会の皆さんは頼りになりますから。」

その言葉に、碧は少し救われた気がした。
1/1ページ
スキ