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第二章 澪の葛藤

澪は自分の部屋で一人、楓とのやり取りを思い返していた。胸の中に芽生えたこの感情——それが何なのか、澪自身もまだ理解できていなかった。

翌日、登校途中の電車の中でも楓の笑顔が脳裏を離れない。

「アイツは…何を考えているんだ?」
窓ガラスに映る自分の顔が、ほんのり赤くなっていることに気づき、慌てて顔を背けた。

一方その頃、楓もまた、自分の部屋で澪とのやり取りを反芻していた。

「あんなこと言っちゃったけど…澪ちゃん、どう思ったんだろう?」

自分の気持ちを伝えたという達成感と、同時に生まれた不安が入り混じる。枕に顔をうずめながら、楓は小さく呟いた。

「澪ちゃんが困ってたら…やっぱり、謝るべきかな?」

その日は二人とも、寝つきが悪かった。

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