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翌日は彼が私の職場まで送ってくれ、退社後も迎えに来てくれた。仕事を終え彼と落ち合うと、三ツ谷さんのスマホが鳴った。
「………そうか、分かった。有難う稀咲。あぁ、マイキーには来ねぇよう伝えてくれ。オレ達だけで十分だ」
彼は通話を終えると、これからオレと渋谷の外れにある「廃車場」へ行こう、と言った。廃車場? 一体どうしてそんな所へ行くんだろう?
でも彼がそこで全て解決する、オマエのことはオレが守るから大丈夫だ、と言ってくれたので、私はやっぱり心から安心することが出来たのだった。
彼と区の外れにある廃車場へ着くと、スマイリーさんや場地さん達も来てくれていた。何故だか皆んな目が輝いていて、とてもワクワクしている。
すぐに向こうから、体格のいい男性が20人ほど現れた。見た瞬間にわかった。彼等はきっと、普通の人じゃない。年齢は私達と同じ20代後半に見えるけど、明らかに住む世界が違う。どの人も目付きが鋭くて、異様な暗いオーラがあった。
場地さんが髪を後ろで1つに束ねながら、荒々しく言った。
「まさか苗字さんのストーカーのバックに、テメェらがついてたとはな。元"愛美愛主"の残党が!!テメェらはオレ達の下にいた頃は大人しくしてたけど、今は立派な半グレ集団ってわけか!!」
向こうのリーダー格と思われる男性が返した。
「あぁ。まさかお前らとまた繋がるなんてな。けどうちのメンバーをやる気なら、オレらも黙っちゃおかねぇぞ」
「そっちがストーカーなんてしょうもねぇマネしたからだろうが!!」
場地さんは一層荒々しく怒鳴った。そのとき気がついた。彼らの1番後ろに、あの「バスの運転士さん」がいる。やっぱり彼が、犯人だったんだ……私は心の底から怖くなった。
三ツ谷さんは私の肩に優しく手を乗せ、静かに尋ねた。
「あの1番後ろの奴が、例の運転士だよな?」
「はい……」
三ツ谷さんは向こうの集団に堂々とした口調で言った。
「聞いたぜ、お前らの手口。ターゲットの女性をストーカーして追い詰めて、そのあと脅して金やら何やらを奪い取るんだってな。パーちんのダチの彼女まわしたときと変わらねぇ、最低のクズ集団じゃねぇか!!」
向こうの集団は皆んなニヤニヤと笑っている。
「だから何だよ? それがオレ達のやり方だ。ジャマはさせねぇぞ。どうせ"無敵のマイキー"は、ここには来れねぇんだろ? アイツはプロのレーサーだ。暴力沙汰がバレたら、資格を失うからな」
それを聞くと場地さんがまた怒鳴った。その表情はやっぱりすごく楽しそうだ。
「テメェらなんざ、オレらだけで十分なんだよ!!」
一虎さんも拳をならしながら、上品に微笑んでいる。
「久しぶりだ。腕がなるなー。オレが全員、なぶり殺してやる」
スマイリーさん、アングリーさん、千冬さん達も目を輝かせている。向こうも皆んな笑っているけど、こちらも皆んな、とにかく嬉しそうだ。私は怖くてたまらないのに、なんで皆んな、こんなに余裕なんだろう?
三ツ谷さんが私に下がってろ、と言ったので、私はすぐに言う通りにした。本当に喧嘩が始まってしまう、大丈夫なんだろうか、と思ったけど、そこからは圧勝だった。
三ツ谷さんも場地さんも皆んなも、本当に物凄く強い。目の前の相手をあっという間に倒してしまい、残るはリーダーのみだ。けれども彼は窮地のはずなのに、余裕のある表情をしている。きっと桁外れに強いんだろう。心配していたら、突然後ろから男性の声が聞こえた。
「お前らすげぇじゃん。全然腕、なまってねぇな」
その声の主はマイキーさんだった。三ツ谷さんがビックリしている。
「おい、マイキー! なんで来たんだよ!? お前は来ちゃいけねぇだろが!!」
マイキーさんはニッコリ笑った。その笑顔はキラキラして、人懐っこい少年のようだ。
「なんでって、三ツ谷。お前の大事な子のピンチなのに、オレが放っとけるワケねぇじゃん」
「……はぁ?!」
三ツ谷さんはすっとんきょうな声をあげた。マイキーさんは相変わらず微笑んでいるけど、相手のリーダーはもう目の前だ。
「オイ、佐野。お前、本当のアホだな。一生レースに出られねぇ身体にしてやるぞ。昔は無敵の総長でも、とっくの昔に暴力の世界からは引退してるんだ。どうせ今は雑魚に……」
そこで彼の台詞は途切れた。何故ならマイキーさんが一瞬にして跳び蹴りを繰り出し、彼を撃沈させてしまったからだ。す、すごい! 彼は異次元の強さだ!!
マイキーさんはニッコリ笑ったまま、何事もなかったかのようだ。場地さんが不服そうに怒鳴った。
「オイ! なんでお前が出てくんだよ、マイキー! リーダーはオレがやろうと思ってたのに!!」
一虎さんも無表情でつまらなさそうにしている。
「コイツらマジで弱すぎて一瞬で終わっちまったなー。久々に爪とか剥がしたかったのに」
つ、爪……私は恐ろしすぎて、内心ドン引きしてしまった。マイキーさんは相変わらず飄々としている。
「コイツらはこれでも、東卍の元メンバーだからさ。総長のオレが出ていかねぇと、おさまらないだろ?」
三ツ谷さんは呆れている。
「まぁそうだけどよ」
「………そうか、分かった。有難う稀咲。あぁ、マイキーには来ねぇよう伝えてくれ。オレ達だけで十分だ」
彼は通話を終えると、これからオレと渋谷の外れにある「廃車場」へ行こう、と言った。廃車場? 一体どうしてそんな所へ行くんだろう?
でも彼がそこで全て解決する、オマエのことはオレが守るから大丈夫だ、と言ってくれたので、私はやっぱり心から安心することが出来たのだった。
彼と区の外れにある廃車場へ着くと、スマイリーさんや場地さん達も来てくれていた。何故だか皆んな目が輝いていて、とてもワクワクしている。
すぐに向こうから、体格のいい男性が20人ほど現れた。見た瞬間にわかった。彼等はきっと、普通の人じゃない。年齢は私達と同じ20代後半に見えるけど、明らかに住む世界が違う。どの人も目付きが鋭くて、異様な暗いオーラがあった。
場地さんが髪を後ろで1つに束ねながら、荒々しく言った。
「まさか苗字さんのストーカーのバックに、テメェらがついてたとはな。元"愛美愛主"の残党が!!テメェらはオレ達の下にいた頃は大人しくしてたけど、今は立派な半グレ集団ってわけか!!」
向こうのリーダー格と思われる男性が返した。
「あぁ。まさかお前らとまた繋がるなんてな。けどうちのメンバーをやる気なら、オレらも黙っちゃおかねぇぞ」
「そっちがストーカーなんてしょうもねぇマネしたからだろうが!!」
場地さんは一層荒々しく怒鳴った。そのとき気がついた。彼らの1番後ろに、あの「バスの運転士さん」がいる。やっぱり彼が、犯人だったんだ……私は心の底から怖くなった。
三ツ谷さんは私の肩に優しく手を乗せ、静かに尋ねた。
「あの1番後ろの奴が、例の運転士だよな?」
「はい……」
三ツ谷さんは向こうの集団に堂々とした口調で言った。
「聞いたぜ、お前らの手口。ターゲットの女性をストーカーして追い詰めて、そのあと脅して金やら何やらを奪い取るんだってな。パーちんのダチの彼女まわしたときと変わらねぇ、最低のクズ集団じゃねぇか!!」
向こうの集団は皆んなニヤニヤと笑っている。
「だから何だよ? それがオレ達のやり方だ。ジャマはさせねぇぞ。どうせ"無敵のマイキー"は、ここには来れねぇんだろ? アイツはプロのレーサーだ。暴力沙汰がバレたら、資格を失うからな」
それを聞くと場地さんがまた怒鳴った。その表情はやっぱりすごく楽しそうだ。
「テメェらなんざ、オレらだけで十分なんだよ!!」
一虎さんも拳をならしながら、上品に微笑んでいる。
「久しぶりだ。腕がなるなー。オレが全員、なぶり殺してやる」
スマイリーさん、アングリーさん、千冬さん達も目を輝かせている。向こうも皆んな笑っているけど、こちらも皆んな、とにかく嬉しそうだ。私は怖くてたまらないのに、なんで皆んな、こんなに余裕なんだろう?
三ツ谷さんが私に下がってろ、と言ったので、私はすぐに言う通りにした。本当に喧嘩が始まってしまう、大丈夫なんだろうか、と思ったけど、そこからは圧勝だった。
三ツ谷さんも場地さんも皆んなも、本当に物凄く強い。目の前の相手をあっという間に倒してしまい、残るはリーダーのみだ。けれども彼は窮地のはずなのに、余裕のある表情をしている。きっと桁外れに強いんだろう。心配していたら、突然後ろから男性の声が聞こえた。
「お前らすげぇじゃん。全然腕、なまってねぇな」
その声の主はマイキーさんだった。三ツ谷さんがビックリしている。
「おい、マイキー! なんで来たんだよ!? お前は来ちゃいけねぇだろが!!」
マイキーさんはニッコリ笑った。その笑顔はキラキラして、人懐っこい少年のようだ。
「なんでって、三ツ谷。お前の大事な子のピンチなのに、オレが放っとけるワケねぇじゃん」
「……はぁ?!」
三ツ谷さんはすっとんきょうな声をあげた。マイキーさんは相変わらず微笑んでいるけど、相手のリーダーはもう目の前だ。
「オイ、佐野。お前、本当のアホだな。一生レースに出られねぇ身体にしてやるぞ。昔は無敵の総長でも、とっくの昔に暴力の世界からは引退してるんだ。どうせ今は雑魚に……」
そこで彼の台詞は途切れた。何故ならマイキーさんが一瞬にして跳び蹴りを繰り出し、彼を撃沈させてしまったからだ。す、すごい! 彼は異次元の強さだ!!
マイキーさんはニッコリ笑ったまま、何事もなかったかのようだ。場地さんが不服そうに怒鳴った。
「オイ! なんでお前が出てくんだよ、マイキー! リーダーはオレがやろうと思ってたのに!!」
一虎さんも無表情でつまらなさそうにしている。
「コイツらマジで弱すぎて一瞬で終わっちまったなー。久々に爪とか剥がしたかったのに」
つ、爪……私は恐ろしすぎて、内心ドン引きしてしまった。マイキーさんは相変わらず飄々としている。
「コイツらはこれでも、東卍の元メンバーだからさ。総長のオレが出ていかねぇと、おさまらないだろ?」
三ツ谷さんは呆れている。
「まぁそうだけどよ」