Story.3 confess my secret
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千冬さんが電話をかけると、スマホの向こうからものすごい怒鳴り声が聞こえた。
「おい! 千冬!! なんでお前はこんな忙しいときに電話なんかしてくんだよ!!」
「あー、ごめん稀咲。けど日曜だったから暇かなって」
「暇なワケねぇだろ!!オレは"TK&KOグループ"の副会長だぞ?!ただでさえ理不尽王のマイキーが大損しまくるし、"TENJIKU"にも寄付しなくちゃいけなくて、ものすごく大変なのに!!それにこれから、大事な商談なんだよ!!」
彼は本当に多忙なようだ。私は物凄く申し訳なくなってくる。
「けどお前の頭脳を借りたいんだよ。三ツ谷君が仕事でお世話になった女性が困っててさ。一大事なんだ」
「……一体どうしたんだよ?」
千冬さんが説明すると、稀咲さんはため息をついた。
「はぁ。お前らはそこで大勢で集まってんのに、こんなことも解決できねぇのか。相変わらずだな」
「うっせぇな!! けどお前ならもう見つかったんだろ? 犯人の特定法」
「あぁ。まずその苗字さんが最近フッた奴をリストアップしろ。それに苗字さんを好きそうな奴もだ。その中で昨日のショーに参加してた奴を探せ。名簿かなんかあるだろ? あともしかしたらお母さんが入院してた病院とも関係があるかもしれねぇから、同時にそっちも当たれ。怪しい視線を感じるようになったのは、お母さんが亡くなった直後だからな……はぁ。なんでこんな簡単なことも分かんねぇんだよ、お前らは」
そこで通話はブツリと切られた。
「さすが稀咲!いちいちムカつくけど、頼りになる奴だな!!」
場地さんは嬉しそうに笑っている。三ツ谷さんも笑顔で言った。
「よし、じゃあ苗字さん、その作業は後でオレとやろう。今は思い切り食べて飲んで、これまでのつらかったことを発散させようぜ」
「はい。本当に有難うございます……」
それから私は皆んなと食事をし、お酒も飲んで、すっかり元気になることが出来た。すごくすごく不思議だけど、皆んなといるときっとうまくいくような気がして、心から安心出来た。
夕方になるとお開きになり、私はもうマンションに帰らなくてはいけない。でも三ツ谷さんが一緒に帰ってくれることになり、心からホッとした。
ちょうど彼の事務所の前まで来たとき、彼が口を開いた。いつも堂々としている彼にしては、珍しく歯切れが悪い。
「……なぁ苗字さん……オマエが良かったらさ、今夜からオレと、うちの事務所に泊まるか?」
「え……」
予想外の提案に私は驚いた。
「オマエ、もう家に1人でいたくねぇだろ? けど友達んとこには行けねぇし、ホテルに1人で泊まるのも不安だろうし。なら解決するまでオレとここに居るか?」
「……ほんとにいいんですか?」
「あぁ。あ、けどオマエ……今さらだけど、いま彼氏はいないんだよな?」
「はい。でも、三ツ谷さんは? 彼女とか大丈夫なんですか?」
「オレもいねぇから大丈夫」
彼は爽やかに笑った。本当に、彼はなんて優しい人なんだろう。そこからはまず彼と私の家に行き、荷物を持って、また事務所まで戻った。
「オレみたいなのと一緒にいたら、犯人も諦めてストーカーやめるかもな」
「そうだといいですね」
私は心の底から思った。きっともう大丈夫だ。だってこの彼が一緒に居てくれるのだから。
「おい! 千冬!! なんでお前はこんな忙しいときに電話なんかしてくんだよ!!」
「あー、ごめん稀咲。けど日曜だったから暇かなって」
「暇なワケねぇだろ!!オレは"TK&KOグループ"の副会長だぞ?!ただでさえ理不尽王のマイキーが大損しまくるし、"TENJIKU"にも寄付しなくちゃいけなくて、ものすごく大変なのに!!それにこれから、大事な商談なんだよ!!」
彼は本当に多忙なようだ。私は物凄く申し訳なくなってくる。
「けどお前の頭脳を借りたいんだよ。三ツ谷君が仕事でお世話になった女性が困っててさ。一大事なんだ」
「……一体どうしたんだよ?」
千冬さんが説明すると、稀咲さんはため息をついた。
「はぁ。お前らはそこで大勢で集まってんのに、こんなことも解決できねぇのか。相変わらずだな」
「うっせぇな!! けどお前ならもう見つかったんだろ? 犯人の特定法」
「あぁ。まずその苗字さんが最近フッた奴をリストアップしろ。それに苗字さんを好きそうな奴もだ。その中で昨日のショーに参加してた奴を探せ。名簿かなんかあるだろ? あともしかしたらお母さんが入院してた病院とも関係があるかもしれねぇから、同時にそっちも当たれ。怪しい視線を感じるようになったのは、お母さんが亡くなった直後だからな……はぁ。なんでこんな簡単なことも分かんねぇんだよ、お前らは」
そこで通話はブツリと切られた。
「さすが稀咲!いちいちムカつくけど、頼りになる奴だな!!」
場地さんは嬉しそうに笑っている。三ツ谷さんも笑顔で言った。
「よし、じゃあ苗字さん、その作業は後でオレとやろう。今は思い切り食べて飲んで、これまでのつらかったことを発散させようぜ」
「はい。本当に有難うございます……」
それから私は皆んなと食事をし、お酒も飲んで、すっかり元気になることが出来た。すごくすごく不思議だけど、皆んなといるときっとうまくいくような気がして、心から安心出来た。
夕方になるとお開きになり、私はもうマンションに帰らなくてはいけない。でも三ツ谷さんが一緒に帰ってくれることになり、心からホッとした。
ちょうど彼の事務所の前まで来たとき、彼が口を開いた。いつも堂々としている彼にしては、珍しく歯切れが悪い。
「……なぁ苗字さん……オマエが良かったらさ、今夜からオレと、うちの事務所に泊まるか?」
「え……」
予想外の提案に私は驚いた。
「オマエ、もう家に1人でいたくねぇだろ? けど友達んとこには行けねぇし、ホテルに1人で泊まるのも不安だろうし。なら解決するまでオレとここに居るか?」
「……ほんとにいいんですか?」
「あぁ。あ、けどオマエ……今さらだけど、いま彼氏はいないんだよな?」
「はい。でも、三ツ谷さんは? 彼女とか大丈夫なんですか?」
「オレもいねぇから大丈夫」
彼は爽やかに笑った。本当に、彼はなんて優しい人なんだろう。そこからはまず彼と私の家に行き、荷物を持って、また事務所まで戻った。
「オレみたいなのと一緒にいたら、犯人も諦めてストーカーやめるかもな」
「そうだといいですね」
私は心の底から思った。きっともう大丈夫だ。だってこの彼が一緒に居てくれるのだから。