7.He is so mysterious and soooo kind!
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そうして彼は去っていった。私は最後の最後まで、彼の事を、結局何も知らなかった。
名前も住所も年齢も、職業も、何ひとつ知らない。一切素性の分からない、凛々しい笑顔の男の子。まるで王子様のように素敵な、うっとりするような男の子。
ボストンバッグの中身はあの日見たのと同じで、全てお金だった。数え切れない程の大金だ。でもきっとそのお金は悪いお金じゃないって、私は確信していた。
やっぱり彼はきっと、何か「特別な事情」があったのだろう。だから私に一切の素性を明かさなかったのだ。それはきっと私への「ありったけの優しさ」だと思った。
私はそのお金を、自分の意志で、病気の子供達を支援する団体に寄付する事にした。そして彼との顛末は、これまで誰にも言っていない。誰一人として、私が口にする事はなかった。
でも、きっとこれでいいんだ。うん!!絶対きっと、これでいい!!だってあの彼との日々は、私と彼だけの「特別な思い出」だから。
そうして私は元の生活に戻った。特筆すべき事のない、地道な日々。優秀じゃないし、華やかでもない。でも心から充実していた。私も彼との日々に癒されて、自分の道を頑張ろう!!って思えたからだ。
彼が去ってから暫くして、私はふと、「ある事」に気付いた。そっか、彼と一緒に居た時、私が感じたあのあったかい気持ちって………
そう、それは「幸せ」だったんだって、気付いたのだ。私は彼と一緒に居て、心から幸せを感じていたのだった。
彼とはその後、二度と会う事はなかった。それでも彼とのあの甘くとろけるような思い出を、私は生涯、忘れる事はなかった。
素性も知らない、ミステリアスな彼。名前も住所も年齢も、どんな事情があったのかも、何一つ知らない。
でも私にとって彼との日々は、特別甘くて幸せな、「宝の思い出」だった。ずっとずっと胸の奥にしまわれて、生涯、色褪せる事なく輝き続けた。
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名前も住所も年齢も、職業も、何ひとつ知らない。一切素性の分からない、凛々しい笑顔の男の子。まるで王子様のように素敵な、うっとりするような男の子。
ボストンバッグの中身はあの日見たのと同じで、全てお金だった。数え切れない程の大金だ。でもきっとそのお金は悪いお金じゃないって、私は確信していた。
やっぱり彼はきっと、何か「特別な事情」があったのだろう。だから私に一切の素性を明かさなかったのだ。それはきっと私への「ありったけの優しさ」だと思った。
私はそのお金を、自分の意志で、病気の子供達を支援する団体に寄付する事にした。そして彼との顛末は、これまで誰にも言っていない。誰一人として、私が口にする事はなかった。
でも、きっとこれでいいんだ。うん!!絶対きっと、これでいい!!だってあの彼との日々は、私と彼だけの「特別な思い出」だから。
そうして私は元の生活に戻った。特筆すべき事のない、地道な日々。優秀じゃないし、華やかでもない。でも心から充実していた。私も彼との日々に癒されて、自分の道を頑張ろう!!って思えたからだ。
彼が去ってから暫くして、私はふと、「ある事」に気付いた。そっか、彼と一緒に居た時、私が感じたあのあったかい気持ちって………
そう、それは「幸せ」だったんだって、気付いたのだ。私は彼と一緒に居て、心から幸せを感じていたのだった。
彼とはその後、二度と会う事はなかった。それでも彼とのあの甘くとろけるような思い出を、私は生涯、忘れる事はなかった。
素性も知らない、ミステリアスな彼。名前も住所も年齢も、どんな事情があったのかも、何一つ知らない。
でも私にとって彼との日々は、特別甘くて幸せな、「宝の思い出」だった。ずっとずっと胸の奥にしまわれて、生涯、色褪せる事なく輝き続けた。
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