ღ Special extra edition ღ 特別番外編
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⑅⃛ テーマ「夢主が誰か(男)にガチ告白されたらどうなるか⁇」⑅⃛
《マイキーの場合》
Mysterious you(佐野万次郎/夢主視点)の夢主。
※最後の世界線。
マイキーが"東卍"を解散させる少し前のころ(中3)
ど、どうしよう……!!顔面蒼白でマイキーに会ったら、彼はすぐに気付いた。
「あれ、名前。何かあったの?顔が真っ青だよ」
「そ、それが………実は私、今日マイキーのクラスの男子に、告白されちゃって………」
マイキーは目を見開いてキョトンとした。
「告白?」
「うん………」
「けどちゃんとフッたんだろ?」
「うん、勿論………けどその男子、もしかしたら私のことを諦めてないのかも……'私の事が本当に好きだから、佐野と別れるまで待ってる'みたいなこと言ってて………」
するとマイキーは真剣な瞳になった。相変わらず余裕のある表情だけど、突然空気が凛とする。
「ソイツ、誰?」
「……マイキーと同じ、2組の××××君だよ」
「知らね。けど2組だな、分かった」
えっ!マイキー、知らないの?同じクラスなのに?!しかもその子、いま生徒会長なんだけど!
でももうマイキーの瞳の奥から確かな殺気を感じるから、私は泣き出しそうになった。マイキーはきっと、その男子と喧嘩するつもりなんだろう。けどその男子は実は将来ボクサーを目指しているとかで、格闘が出来るのだ。きっとマイキーには敵わないとは思うけど、もしかしたらいい勝負になってしまうのかも。さらに私には他にも心配な事があった。
「マイキー、いま校内で事件を起こしたら、高校受験に響いちゃうかも!」
「そんなの関係ねぇ。コレはオレとソイツの問題だ。ソイツはオマエの彼氏が'このオレ'だって知ってる。それなのにオマエに"ちょっかい"出してきたんだから、コレは'オレが買うべき喧嘩'だよ」
えーっ。何、その血気盛んな理論!これは本当に、タイヘンな事になっちゃった!
マイキーはすぐに2組に行って、その男子を呼び出した。ただならぬ空気に、皆んな騒然としている。すぐに2人は体育館裏に移動したから、私もついていく。その男子はマイキーに勝つ自信があるようで、意気揚々と言い放った。'オレは苗字の事が本当に好きだから、お前みたいな不良と付き合うのが許せねぇんだ'と。
それを聞くとマイキーはニッコリ笑った。周りに花が咲くような、朗らかな笑顔だ。でも私は次に何が起こるかを知ってるから、あまりの恐ろしさに目を閉じてしまう。
次の瞬間、鈍い音が聞こえて、2人を見守っていたギャラリー達から大歓声があがった。恐る恐る目を開けると、あの男子が倒れてる。わ、わぁ!相変わらずマイキーはすごい!不良だけじゃなく、格闘をやってる男子も一撃必殺なんだ!!
マイキーは艶やかな髪を靡かせて、私の方を見て微笑んだ。
「そもそも名前が好きなのはこのオレだから、横恋慕なんてナンセンスだよ。1番大事なのは、名前の気持ちなんだからね」
私はその言葉にうっとりしてしまった。やっぱりマイキーって、優しいなぁ。彼はいつも、何よりも私の気持ちを1番に考えてくれるから。
結局その後、騒ぎが公になる事はなかった。その男子も大きな怪我はなかったし、何日かは休んだけど、学校側にこの件を話す事はなかった。周りで見ていた皆んなも、誰も何も言わない。
マイキーは今日も屋上でのんびりと昼寝をしている。その無邪気な寝顔を見ていたら、胸がほっこりしてきた。やっぱりマイキーって、すごいなぁ。何でも自由奔放で、最後には全て思い通り。これが'"東卍"の総長'で、"無敵のマイキー"なんだと、私はその日、改めて知ったのだった。
《マイキーの場合》
Mysterious you(佐野万次郎/夢主視点)の夢主。
※最後の世界線。
マイキーが"東卍"を解散させる少し前のころ(中3)
ど、どうしよう……!!顔面蒼白でマイキーに会ったら、彼はすぐに気付いた。
「あれ、名前。何かあったの?顔が真っ青だよ」
「そ、それが………実は私、今日マイキーのクラスの男子に、告白されちゃって………」
マイキーは目を見開いてキョトンとした。
「告白?」
「うん………」
「けどちゃんとフッたんだろ?」
「うん、勿論………けどその男子、もしかしたら私のことを諦めてないのかも……'私の事が本当に好きだから、佐野と別れるまで待ってる'みたいなこと言ってて………」
するとマイキーは真剣な瞳になった。相変わらず余裕のある表情だけど、突然空気が凛とする。
「ソイツ、誰?」
「……マイキーと同じ、2組の××××君だよ」
「知らね。けど2組だな、分かった」
えっ!マイキー、知らないの?同じクラスなのに?!しかもその子、いま生徒会長なんだけど!
でももうマイキーの瞳の奥から確かな殺気を感じるから、私は泣き出しそうになった。マイキーはきっと、その男子と喧嘩するつもりなんだろう。けどその男子は実は将来ボクサーを目指しているとかで、格闘が出来るのだ。きっとマイキーには敵わないとは思うけど、もしかしたらいい勝負になってしまうのかも。さらに私には他にも心配な事があった。
「マイキー、いま校内で事件を起こしたら、高校受験に響いちゃうかも!」
「そんなの関係ねぇ。コレはオレとソイツの問題だ。ソイツはオマエの彼氏が'このオレ'だって知ってる。それなのにオマエに"ちょっかい"出してきたんだから、コレは'オレが買うべき喧嘩'だよ」
えーっ。何、その血気盛んな理論!これは本当に、タイヘンな事になっちゃった!
マイキーはすぐに2組に行って、その男子を呼び出した。ただならぬ空気に、皆んな騒然としている。すぐに2人は体育館裏に移動したから、私もついていく。その男子はマイキーに勝つ自信があるようで、意気揚々と言い放った。'オレは苗字の事が本当に好きだから、お前みたいな不良と付き合うのが許せねぇんだ'と。
それを聞くとマイキーはニッコリ笑った。周りに花が咲くような、朗らかな笑顔だ。でも私は次に何が起こるかを知ってるから、あまりの恐ろしさに目を閉じてしまう。
次の瞬間、鈍い音が聞こえて、2人を見守っていたギャラリー達から大歓声があがった。恐る恐る目を開けると、あの男子が倒れてる。わ、わぁ!相変わらずマイキーはすごい!不良だけじゃなく、格闘をやってる男子も一撃必殺なんだ!!
マイキーは艶やかな髪を靡かせて、私の方を見て微笑んだ。
「そもそも名前が好きなのはこのオレだから、横恋慕なんてナンセンスだよ。1番大事なのは、名前の気持ちなんだからね」
私はその言葉にうっとりしてしまった。やっぱりマイキーって、優しいなぁ。彼はいつも、何よりも私の気持ちを1番に考えてくれるから。
結局その後、騒ぎが公になる事はなかった。その男子も大きな怪我はなかったし、何日かは休んだけど、学校側にこの件を話す事はなかった。周りで見ていた皆んなも、誰も何も言わない。
マイキーは今日も屋上でのんびりと昼寝をしている。その無邪気な寝顔を見ていたら、胸がほっこりしてきた。やっぱりマイキーって、すごいなぁ。何でも自由奔放で、最後には全て思い通り。これが'"東卍"の総長'で、"無敵のマイキー"なんだと、私はその日、改めて知ったのだった。