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翌日は三ツ谷さんの事務所から出勤し、就業後もまた戻った。ショーも終わり、ひと段落ついたという三ツ谷さんは、今週は落ち着いているらしい。一緒に外に夕飯を食べに行こうと決めたとき、突然ドアが開いて、1人の男性が入ってきた。
「よっ、三ツ谷」
その人は背が低くとても華奢で、髪は金髪で少し長い。とても気さくな笑顔だ。
「マイキー。どうしたんだよ、突然こんなとこに来て。てか、オマエ髪変えたのか。やっぱ金髪いいじゃん。東卍時代を思い出すな」
「だろ? もしかしたらケンチンや稀咲達には怒られるかもしんねーけど。もう黒髪飽きちゃったからさ」
「あぁ、そっか。オマエ、スポンサーから出来るだけ清楚なイメージでいけって言われてるもんな」
「そう。けどそんなかてぇコト言われたらストレスたまるじゃん。だから変えちゃった」
「で、昨日のレースはどうだったんだよ?」
「それが、負けちゃった」
金髪の彼は無邪気に笑っている。この人もすごい美形だ。顔立ちが整っていて凛々しくて、存在感がありカッコいい。
「で、この子が例の苗字さん?」
「そうだ。稀咲から聞いたのか?」
「うん。はじめまして、苗字さん。オレはマイキー。よろしくね」
突然彼が私の方を見たので、私は思わずドキっとした。彼は本当に、ものすごいイケメンだ。こんな人懐っこい笑顔を向けられたら、多分女子はみんなそうなるだろう。
「……はじめまして、苗字名前です」
ところでマイキーって、本名? ニックネーム?? マイキーさんはニコニコしながら私を見たあと、三ツ谷さんに言った。
「三ツ谷、今夜はこの子んとこに泊まれ」
「……は? なんで?」
三ツ谷さんは顔を引きつらせている。
「だってこの子、ストーカーにつけられてるんだろ? 危ないじゃん。オマエが守ってやれよ」
「だから彼女はここに泊まってもらってるんだ。それでいいだろ?」
「ダーメ! オマエは今からこの子んちへ行くこと! 決まりだから。じゃあな」
「……はぁ?!」
マイキーさんは私たちに満面の笑みで手を振ると、すぐに事務所を出て行った。
三ツ谷さんは呆然としている。私もビックリして何も言えない。でもしばらく経って、彼はめちゃくちゃ言いにくそうに尋ねてきた。多分これまでで1番きまりが悪そうな表情だ。
「……あのさ、情けないことにオレら、あいつの命令には逆らえねぇんだ。あいつ、東卍の元リーダーでさ。めちゃくちゃ申し訳ねぇけど、今夜はオマエんちに泊まってもいいか? それにあいつも多分、何か意味があって言ってると思うんだ……」
「……は、はい。勿論です。あの、それなら良かったら、うちで夕飯食べませんか? 冷凍している食材を使って、私が何か作りますので……」
2人とも顔を引きつらせながら笑っている。わぁ、ほんとに何故か、すごいことになっちゃった……でも実はすごく嬉しかったりして……
「よっ、三ツ谷」
その人は背が低くとても華奢で、髪は金髪で少し長い。とても気さくな笑顔だ。
「マイキー。どうしたんだよ、突然こんなとこに来て。てか、オマエ髪変えたのか。やっぱ金髪いいじゃん。東卍時代を思い出すな」
「だろ? もしかしたらケンチンや稀咲達には怒られるかもしんねーけど。もう黒髪飽きちゃったからさ」
「あぁ、そっか。オマエ、スポンサーから出来るだけ清楚なイメージでいけって言われてるもんな」
「そう。けどそんなかてぇコト言われたらストレスたまるじゃん。だから変えちゃった」
「で、昨日のレースはどうだったんだよ?」
「それが、負けちゃった」
金髪の彼は無邪気に笑っている。この人もすごい美形だ。顔立ちが整っていて凛々しくて、存在感がありカッコいい。
「で、この子が例の苗字さん?」
「そうだ。稀咲から聞いたのか?」
「うん。はじめまして、苗字さん。オレはマイキー。よろしくね」
突然彼が私の方を見たので、私は思わずドキっとした。彼は本当に、ものすごいイケメンだ。こんな人懐っこい笑顔を向けられたら、多分女子はみんなそうなるだろう。
「……はじめまして、苗字名前です」
ところでマイキーって、本名? ニックネーム?? マイキーさんはニコニコしながら私を見たあと、三ツ谷さんに言った。
「三ツ谷、今夜はこの子んとこに泊まれ」
「……は? なんで?」
三ツ谷さんは顔を引きつらせている。
「だってこの子、ストーカーにつけられてるんだろ? 危ないじゃん。オマエが守ってやれよ」
「だから彼女はここに泊まってもらってるんだ。それでいいだろ?」
「ダーメ! オマエは今からこの子んちへ行くこと! 決まりだから。じゃあな」
「……はぁ?!」
マイキーさんは私たちに満面の笑みで手を振ると、すぐに事務所を出て行った。
三ツ谷さんは呆然としている。私もビックリして何も言えない。でもしばらく経って、彼はめちゃくちゃ言いにくそうに尋ねてきた。多分これまでで1番きまりが悪そうな表情だ。
「……あのさ、情けないことにオレら、あいつの命令には逆らえねぇんだ。あいつ、東卍の元リーダーでさ。めちゃくちゃ申し訳ねぇけど、今夜はオマエんちに泊まってもいいか? それにあいつも多分、何か意味があって言ってると思うんだ……」
「……は、はい。勿論です。あの、それなら良かったら、うちで夕飯食べませんか? 冷凍している食材を使って、私が何か作りますので……」
2人とも顔を引きつらせながら笑っている。わぁ、ほんとに何故か、すごいことになっちゃった……でも実はすごく嬉しかったりして……