あとがきをお読みいただき、有難うございます！

オッドタクシーは2021年の秋ごろに、あまりに評判が良かったのでアニメ全話を一気見しました。ストーリーがあまりに秀逸で、特に最終回はビックリしました。

そのときからヤノは大好きだったのですが、本格的にハマったのは2022年夏に出たコミカライズ版5巻の最後に載った彼の過去編「2019」を読んでからです。そのストーリーと絵と世界観がめちゃくちゃ大好きで、ヤノがあまりに可愛くてカッコ良くてハマりました！

すぐに公式ブックを買い、袋とじにやられ、映画を観て、映画のパンフレットも読んで……キャラソンも本当に良かったです！めちゃくちゃ笑いました！！オリジナルアニメにこんなにハマったのはとても久しぶりだったのですごく嬉しかったです。

ヤノはこんな悲しい過去を持っているのに、普段めちゃくちゃ剽軽でコミカルで面白い。そのギャップがとても好きです。それに前向きなところにも惹かれました。あと、頭がキレるはずなのに結構子供っぽいところとか。グレーのスリーピーススーツもあまりにカッコよくてびっくりしました。反社、薬、ラップ、死体遺棄、逮捕……色々と強烈ですが、私は彼が大好きです(^^)

あまり彼の夢小説は見つからなかったので、自分で書いて夢を叶えました。

彼はドブさんに彼女（白川さん）ができたころからどんどん離反していったので、もしや女性が地雷なのかなぁ？とちょっと思いました。お母さんもいないし、もしかしたら。

なので甘々のラブストーリーではなく、友達として仲良くなるストーリーにしました。彼女といちゃつきながら仕事に邁進する彼は考えにくかったです。イメージ的には「ゴールデンカムイ」の杉元とアシリパみたいに、相棒のような親友のような強い絆でつながった男女を想像しました。

主人公にラップ口調で話さなかったのは、唯一、主人公には気を許して自然体で話せるから、という設定にしたからです。彼は元々口下手なところがあり、それをもっとリズミカルに話せ！とドブさんに言われてラップ口調になったようですが、主人公とは長年のつきあいがあるからそんなふうに話す必要はない、という設定です。

ヤノには本当に幸せになって欲しいです。子供時代はお父さんに虐待されて、15歳から裏社会で生きて、27歳で逮捕……ハード過ぎるので、罪を償ったあとは報われて欲しいです。

そしてそんな彼ですが、袋とじで、いつか自分も誰かの腕をつかんで支えることが出来るかなぁ、と考えているので、人としてとても凄いと思います。悪い人ですが、いつか必ず幸せになれると思って、この作品を書きました(^^)

それから、私は大門兄も大好きです。彼も悪ですが、本当に深いです。彼もいつか幸せになってほしいと思います。

ここまでお読みいただき、有難うございました！

2022.11.5
管理人　りぃ