日常1
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「…うるせぇんだよ」
ボッと忠くんの打ったサーブは低くてザッと蛍くんのすぐ側でネットに引っかかって落ちてしまった。
「(!ヤベッ…)」
「チッ」
「ご、ごめんツッキー!」
「ドンマイ」
「…早い攻撃なんか使わなくてもー勝ってやるよ。」
蛍くんとあの子…影山くん?仲が悪いのかな…。
ボール拾いながら蛍くんに宣言する影山くん。
次は影山くんのサーブだ。
「行けっ殺人サーブ!」
と日向くん?の言葉通り床に叩きつけられるボールはダンッダダンッとすごい音がしている。
「(影山のジャンプサーブか…強烈だったな…)」
「(まとめて点稼いでやる…!)」
「行けーっ」
キュキュッと助走に入り打ったサーブはボッとすごい音がしてゴッとすごい音をしながら日向くんのすぐ頭の上を通り過ぎて澤村先輩の正面にギュンッとすごい回転を掛けながら飛んで行く。
「(行けっ)」
飛んで行ったボールは澤村先輩の正面と言うこともあり澤村先輩がアンダーでドッすごい音を立てながらも拾った。
「「!?」」
日向くんと影山くんは驚いているがフワッと上がったボールは真っ直ぐ蛍くんの上に…。
澤村先輩流石3年生です。
すごくレシーブが綺麗で…
「カッコいいです…」
ポツリと口からこぼれ落ちた言葉。
スガ先輩に拾われてしまったのか小さく笑われてしまいました。
少し恥ずかしく思いながらも試合に目を向ける。
「山口」
「任せろツッキー!」
蛍くんのトスで忠くんのスパイク。
田中先輩がブロックに入ったが器用に忠くんが避けたので日向くんの正面へ。
「ぎっ」
しかし日向くんはレシーブがあまり上手くなく、受けたボールはドドっとあらぬ方向へ弾かれて飛んで行った。
「くそ…」
余程影山くんはサーブに地震があったのか凄く悔しそうだ。
あのジャンプサーブは確かに凄かったからその気持ちも分からなくはないのですが…影山くん…少し先輩方を甘くみているそんな気もするのは私の考えすぎでしょうか…?
「…大地さんの武器は攻撃よりあの安定したレシーブだ…守備力はハンパねぇぞ」
「…何点か稼げると思ったか?…突出した才能は無くとも2年分お前らより長く体に刷り込んで来たレシーブだ。簡単に崩せると思うなよ。」
やっぱり澤村先輩カッコいいです。
「ほら王様!そろそろ本気出した方が良いんじゃない?」
「!ムッ!?なんなんだお前!昨日からつっかかりやがって!!王様のトスってなんだ!!!」
蛍くんは明らかに影山くんにつっかかっているのに言い返したのは日向くんだった。
「君影山がなんで王様って呼ばれているのか知らないの?」
「?こいつがなんかスゲー上手いから…他の学校のやつがビビってそう呼んだとかじゃないの?」
「ははっそう思ってる奴も結構いると思うけどね」
「?なんだよ?」
「…噂じゃコート上の王様って異名北側第一の連中がつけたらしいじゃん。王様のチームメイトがさ。意味は…自己チューの王様横暴な独裁者。噂だけは聞いた事あったけどあの試合を見て納得いったよ。横暴が行き過ぎてあの決勝ベンチに下げられてたもんね」
…自己チューの王様…。
仲間からそんな悲しい王冠付けられるなんて凄く悲しい…。
「速攻使わないのもあの決勝のせいでビビってるとか?」
「…てめぇさっきからうるっせんだよ」
「田中。」
しつこく影山くんを煽る蛍くんに噛み付いたのは田中先輩で、でもそんな田中先輩を止めたのは澤村先輩だった。
「あぁそうだ。トスを上げた先に誰もいないっつうのは心底怖えよ」
「えっでもソレ中学のハナシでしょ?俺にはちゃんとトス上がるから別に関係ない。どうやってお前を打ち抜くかだけが問題だ!」
「はは」
「ぷっ」
結構重たい話だったはずなのにその空気を一気に壊したのは日向くんだった。
なんだか日向くんって不思議。
「月島に勝ってちゃんと部活入ってお前は正々堂々セッターやる!そんでおれにトス上げる!それ以外になんかあんのか!?」
ふふっ。
なんだか影山くんよりも日向くんの方が王様っぽいよ。
日向くんは何処までも素直でまっすぐだ。
「そういう…いかにも純粋でまっすぐみたいな感じイラっとする。気合いで身長差は埋まらない努力で全部なんとかなると思ったら大間違いなんだよ」
蛍くん…。
なんだか蛍くんが凄く怖い…。
私まだあまり蛍くんの事知らない。
仲良くしてもらってるけど過去とか全然知らない。
だから昔何があったのかとか分からなくて…今何を蛍くんが思っているのかも全然分からなかった
ボッと忠くんの打ったサーブは低くてザッと蛍くんのすぐ側でネットに引っかかって落ちてしまった。
「(!ヤベッ…)」
「チッ」
「ご、ごめんツッキー!」
「ドンマイ」
「…早い攻撃なんか使わなくてもー勝ってやるよ。」
蛍くんとあの子…影山くん?仲が悪いのかな…。
ボール拾いながら蛍くんに宣言する影山くん。
次は影山くんのサーブだ。
「行けっ殺人サーブ!」
と日向くん?の言葉通り床に叩きつけられるボールはダンッダダンッとすごい音がしている。
「(影山のジャンプサーブか…強烈だったな…)」
「(まとめて点稼いでやる…!)」
「行けーっ」
キュキュッと助走に入り打ったサーブはボッとすごい音がしてゴッとすごい音をしながら日向くんのすぐ頭の上を通り過ぎて澤村先輩の正面にギュンッとすごい回転を掛けながら飛んで行く。
「(行けっ)」
飛んで行ったボールは澤村先輩の正面と言うこともあり澤村先輩がアンダーでドッすごい音を立てながらも拾った。
「「!?」」
日向くんと影山くんは驚いているがフワッと上がったボールは真っ直ぐ蛍くんの上に…。
澤村先輩流石3年生です。
すごくレシーブが綺麗で…
「カッコいいです…」
ポツリと口からこぼれ落ちた言葉。
スガ先輩に拾われてしまったのか小さく笑われてしまいました。
少し恥ずかしく思いながらも試合に目を向ける。
「山口」
「任せろツッキー!」
蛍くんのトスで忠くんのスパイク。
田中先輩がブロックに入ったが器用に忠くんが避けたので日向くんの正面へ。
「ぎっ」
しかし日向くんはレシーブがあまり上手くなく、受けたボールはドドっとあらぬ方向へ弾かれて飛んで行った。
「くそ…」
余程影山くんはサーブに地震があったのか凄く悔しそうだ。
あのジャンプサーブは確かに凄かったからその気持ちも分からなくはないのですが…影山くん…少し先輩方を甘くみているそんな気もするのは私の考えすぎでしょうか…?
「…大地さんの武器は攻撃よりあの安定したレシーブだ…守備力はハンパねぇぞ」
「…何点か稼げると思ったか?…突出した才能は無くとも2年分お前らより長く体に刷り込んで来たレシーブだ。簡単に崩せると思うなよ。」
やっぱり澤村先輩カッコいいです。
「ほら王様!そろそろ本気出した方が良いんじゃない?」
「!ムッ!?なんなんだお前!昨日からつっかかりやがって!!王様のトスってなんだ!!!」
蛍くんは明らかに影山くんにつっかかっているのに言い返したのは日向くんだった。
「君影山がなんで王様って呼ばれているのか知らないの?」
「?こいつがなんかスゲー上手いから…他の学校のやつがビビってそう呼んだとかじゃないの?」
「ははっそう思ってる奴も結構いると思うけどね」
「?なんだよ?」
「…噂じゃコート上の王様って異名北側第一の連中がつけたらしいじゃん。王様のチームメイトがさ。意味は…自己チューの王様横暴な独裁者。噂だけは聞いた事あったけどあの試合を見て納得いったよ。横暴が行き過ぎてあの決勝ベンチに下げられてたもんね」
…自己チューの王様…。
仲間からそんな悲しい王冠付けられるなんて凄く悲しい…。
「速攻使わないのもあの決勝のせいでビビってるとか?」
「…てめぇさっきからうるっせんだよ」
「田中。」
しつこく影山くんを煽る蛍くんに噛み付いたのは田中先輩で、でもそんな田中先輩を止めたのは澤村先輩だった。
「あぁそうだ。トスを上げた先に誰もいないっつうのは心底怖えよ」
「えっでもソレ中学のハナシでしょ?俺にはちゃんとトス上がるから別に関係ない。どうやってお前を打ち抜くかだけが問題だ!」
「はは」
「ぷっ」
結構重たい話だったはずなのにその空気を一気に壊したのは日向くんだった。
なんだか日向くんって不思議。
「月島に勝ってちゃんと部活入ってお前は正々堂々セッターやる!そんでおれにトス上げる!それ以外になんかあんのか!?」
ふふっ。
なんだか影山くんよりも日向くんの方が王様っぽいよ。
日向くんは何処までも素直でまっすぐだ。
「そういう…いかにも純粋でまっすぐみたいな感じイラっとする。気合いで身長差は埋まらない努力で全部なんとかなると思ったら大間違いなんだよ」
蛍くん…。
なんだか蛍くんが凄く怖い…。
私まだあまり蛍くんの事知らない。
仲良くしてもらってるけど過去とか全然知らない。
だから昔何があったのかとか分からなくて…今何を蛍くんが思っているのかも全然分からなかった