日常1
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春桜の花びらの舞う4月に私は高校1年生になりました。
兄と同じ烏野高校の特進科クラスに無事進学できました。
最初は同じ中学の仲のいい子達とは別れてしまい新しいお友達ができるかどうか不安でいっぱいだったけれどお隣の席の背の大きな男の子。
月島蛍君が優しく接してくれてなんとお友達になってくれました。
蛍くんのお友達の山口くんもすごくいい人で山口くんもお友達になってくれました。
やったよお兄ちゃん。
入学2日目でお友達ができたよ!!
中学の時は極度の人見知りとビビリな性格のせいでお友達ができなくて苦労したんだけど私も成長したんだよ!!
背は小さいから未だに小学生と間違われちゃうけど私だって成長したんだ!!って変な自信が付きました。
あれ?
「私は誰に報告してるんだろう?」
「さぁ?」
「え?なんの話?葉ちゃん」
「またいつもの大きな独り言でしょ。それよりもきのこの里食べる?チョコ好きでしょ?」
「大好きです!頂きます。」
口を開ければポイっとつまんで居たきのこの里を私の口に入れてくれた蛍くん。
お昼休みは私と蛍くんの席を引っ付けてそこに山口くんも椅子を持ってきて3人でお昼を食べます。
クールな蛍だけど意外とお菓子とか甘いものが好きで食べ終わったあとはみんなでおやつを持ち寄って食べるのが日課です。
蛍くんの指長くて綺麗だなーと見ているともう1つ差し出してくれたので素直に口を開ければまたポイっと入れてくれました。
頬にお菓子を入れてムグムグと食べて入れば大好きなチョコとクッキーの美味しさが口に広がります。
はー幸せです。
お菓子を食べたりご飯を食べたりとにかく美味しいものを食べている時が一番幸せです。
「まったく君は本当に美味しそうに食べるね。」
「美味しいですよ。はい蛍くんにもお返しです。」
レアチーズケーキ味の期間限定ポッキーを蛍くんの口元に差し出せば蛍くんもパクリと口にくわえたので手を離した。
ポリポリとそれを食べる蛍くんを見ていると思わず頬が緩んじゃいます。
だってクールな蛍くんがとても可愛く見えるんですもの。
「これ何味?」
「レアチーズケーキです。お兄ちゃんがコンビニで見つけたらしくて買って来たのを頂きました。」
食べ終わった蛍くんは不思議そうにもう1つ、箱からポッキーを取り出して見つめて居た。
ニコニコしながら答えればつまんで居たポッキーをまたポリポリと食べて居た。
蛍くん大きいのになんだかリスみたいで可愛いです。
「へーそうなんだ。葉ちゃん兄妹居るんだね。」
「はい。2つ上に兄が居ますよ。」
山口くんは蛍くんのきのこの里を摘みながら聞いて来た。
山口くんはコミュニケーション力が高いのでいつも色んな話をします。
とても楽しい話をしてくれたり聞上手さんでもあるのですごく話しやすいです。
「仲良いんだね。」
「そうですね。性格がよく似て居るので滅多に喧嘩しませんし仲は良いと思います。私も優しい兄は好きですから。」
「葉ちゃんブラコンなの?」
「いえ、そこまでは…。山口くんも遠慮せず食べてください」
「じゃあ頂きます。」
山口くんの口元に運べばパクリと食べてくれた。
山口くんもお返しにアッサリとしたサラダ味のプリッツを差し出してくれたので口を開けば入れてくれました。
ポリポリと食べ進める。
普段はチョコとか甘い物ばかりですがサラダ味の塩気が良い塩梅でこれもまたとても美味しいです。
「あ、」
「え?どうしたの?葉ちゃん」
「いえ」
「何?遠慮しないでいいなよ。」
「あーとはい。では…山口くん。」
「え?おれ?」
山口くんは不思議そうに目をパチパチしました。
その仕草可愛いと思います。
ポッキー頂戴と手を伸ばす蛍くんにポッキーの箱を差し出しながら話を遠慮なく進めさせてもらいます。
「お名前で呼んでも良いですか?」
「え、良いよ?突然どうしたの?」
「いえ、私はお二人から葉って名前で呼んでもらって居るのに山口くんだけ苗字呼びなので…ほら蛍くんからは名前で呼ぶように言ってもらったので名前で呼んで居ますが…山口くんも名前で呼びたいなーと思いまして」
「っぷ。くすくす。君は唐突だね。」
「何と無く言い出すタイミングがなかったのでいまだ!!と思いまして。えへへ。では改めまして忠くん!!ですね。」
「そうだよ。オレは山口忠。改めてよろしくね葉ちゃん」
そう言えばと思い出したようにポケットからキャラメルを取り出して私にくれました。
「ありがとうございます?」
「好きでしょう?キャラメル」
「突然どうしたんですか?」
「いやおまけでもらったんだけど昨日葉ちゃん好きだって言ってたからあげようと思って持って来てたんだ。」
「わあありがとうございます。」
「良かったね。」
「はい。大事に食べますね忠くん。」
嬉しいです。
もらったキャラメルを大事に鞄へしまうと思い出したように蛍くんが1枚の紙を取り出し机に載せました。
あれは…
「入部届け…ですか?」
「そう。」
「葉ちゃんは見学へは行った?」
「いいえ。でも兄から部活の話は聞いて居るので」
「じゃあもう決めてるんだ。」
「はい。お2人は決めて居ますか?」
「僕らはバレー。中学からやってるしね」
「あ、じゃあ一緒ですね。私もバレー部に入ろうと思ってます。」
「そうなんだ。葉ちゃんのお兄さんもバレー部?」
「えぇ、でも今幽霊部員状態で…」
「そっか…」
「あ、でも大丈夫ですよ。兄はきっと戻って来ますから。あんなバレー馬鹿はきっとバレーを辞められません。」
「自信満々だね。」
「ふふふ。でも嬉しいです。仲のいいお友達が同じ部活なんて!!部活でもよろしくお願いします。蛍くん忠くん」
「よろしく」
「よろしくね。」
話をしながらサラサラと入部届けに記入する蛍くん。
字が綺麗だなーと思いながらポッキーをかじる。
みんな良い人とは聞いて居るけれど知り合いがいてくれた方が心強いですからね。
それにお友達と同じ部活なんて嬉し過ぎます。
「もう入部届けは出したの?」
「実はまだなんです。兄のこともありますし少し行きづらくて」
「…でも入るんでしょ?」
「はい。」
「なら一緒に出しに行こう?オレとツッキーは今日から部活に参加するつもりだから今日提出するつもりなんだ。」
「良いんですか?」
「悪いわけないでしょ?」
「ありがとう」
当たり前でしょ?と当然のように言ってくれた。
お兄ちゃん蛍くんと忠くんはとっても良い人たちです。
。
兄と同じ烏野高校の特進科クラスに無事進学できました。
最初は同じ中学の仲のいい子達とは別れてしまい新しいお友達ができるかどうか不安でいっぱいだったけれどお隣の席の背の大きな男の子。
月島蛍君が優しく接してくれてなんとお友達になってくれました。
蛍くんのお友達の山口くんもすごくいい人で山口くんもお友達になってくれました。
やったよお兄ちゃん。
入学2日目でお友達ができたよ!!
中学の時は極度の人見知りとビビリな性格のせいでお友達ができなくて苦労したんだけど私も成長したんだよ!!
背は小さいから未だに小学生と間違われちゃうけど私だって成長したんだ!!って変な自信が付きました。
あれ?
「私は誰に報告してるんだろう?」
「さぁ?」
「え?なんの話?葉ちゃん」
「またいつもの大きな独り言でしょ。それよりもきのこの里食べる?チョコ好きでしょ?」
「大好きです!頂きます。」
口を開ければポイっとつまんで居たきのこの里を私の口に入れてくれた蛍くん。
お昼休みは私と蛍くんの席を引っ付けてそこに山口くんも椅子を持ってきて3人でお昼を食べます。
クールな蛍だけど意外とお菓子とか甘いものが好きで食べ終わったあとはみんなでおやつを持ち寄って食べるのが日課です。
蛍くんの指長くて綺麗だなーと見ているともう1つ差し出してくれたので素直に口を開ければまたポイっと入れてくれました。
頬にお菓子を入れてムグムグと食べて入れば大好きなチョコとクッキーの美味しさが口に広がります。
はー幸せです。
お菓子を食べたりご飯を食べたりとにかく美味しいものを食べている時が一番幸せです。
「まったく君は本当に美味しそうに食べるね。」
「美味しいですよ。はい蛍くんにもお返しです。」
レアチーズケーキ味の期間限定ポッキーを蛍くんの口元に差し出せば蛍くんもパクリと口にくわえたので手を離した。
ポリポリとそれを食べる蛍くんを見ていると思わず頬が緩んじゃいます。
だってクールな蛍くんがとても可愛く見えるんですもの。
「これ何味?」
「レアチーズケーキです。お兄ちゃんがコンビニで見つけたらしくて買って来たのを頂きました。」
食べ終わった蛍くんは不思議そうにもう1つ、箱からポッキーを取り出して見つめて居た。
ニコニコしながら答えればつまんで居たポッキーをまたポリポリと食べて居た。
蛍くん大きいのになんだかリスみたいで可愛いです。
「へーそうなんだ。葉ちゃん兄妹居るんだね。」
「はい。2つ上に兄が居ますよ。」
山口くんは蛍くんのきのこの里を摘みながら聞いて来た。
山口くんはコミュニケーション力が高いのでいつも色んな話をします。
とても楽しい話をしてくれたり聞上手さんでもあるのですごく話しやすいです。
「仲良いんだね。」
「そうですね。性格がよく似て居るので滅多に喧嘩しませんし仲は良いと思います。私も優しい兄は好きですから。」
「葉ちゃんブラコンなの?」
「いえ、そこまでは…。山口くんも遠慮せず食べてください」
「じゃあ頂きます。」
山口くんの口元に運べばパクリと食べてくれた。
山口くんもお返しにアッサリとしたサラダ味のプリッツを差し出してくれたので口を開けば入れてくれました。
ポリポリと食べ進める。
普段はチョコとか甘い物ばかりですがサラダ味の塩気が良い塩梅でこれもまたとても美味しいです。
「あ、」
「え?どうしたの?葉ちゃん」
「いえ」
「何?遠慮しないでいいなよ。」
「あーとはい。では…山口くん。」
「え?おれ?」
山口くんは不思議そうに目をパチパチしました。
その仕草可愛いと思います。
ポッキー頂戴と手を伸ばす蛍くんにポッキーの箱を差し出しながら話を遠慮なく進めさせてもらいます。
「お名前で呼んでも良いですか?」
「え、良いよ?突然どうしたの?」
「いえ、私はお二人から葉って名前で呼んでもらって居るのに山口くんだけ苗字呼びなので…ほら蛍くんからは名前で呼ぶように言ってもらったので名前で呼んで居ますが…山口くんも名前で呼びたいなーと思いまして」
「っぷ。くすくす。君は唐突だね。」
「何と無く言い出すタイミングがなかったのでいまだ!!と思いまして。えへへ。では改めまして忠くん!!ですね。」
「そうだよ。オレは山口忠。改めてよろしくね葉ちゃん」
そう言えばと思い出したようにポケットからキャラメルを取り出して私にくれました。
「ありがとうございます?」
「好きでしょう?キャラメル」
「突然どうしたんですか?」
「いやおまけでもらったんだけど昨日葉ちゃん好きだって言ってたからあげようと思って持って来てたんだ。」
「わあありがとうございます。」
「良かったね。」
「はい。大事に食べますね忠くん。」
嬉しいです。
もらったキャラメルを大事に鞄へしまうと思い出したように蛍くんが1枚の紙を取り出し机に載せました。
あれは…
「入部届け…ですか?」
「そう。」
「葉ちゃんは見学へは行った?」
「いいえ。でも兄から部活の話は聞いて居るので」
「じゃあもう決めてるんだ。」
「はい。お2人は決めて居ますか?」
「僕らはバレー。中学からやってるしね」
「あ、じゃあ一緒ですね。私もバレー部に入ろうと思ってます。」
「そうなんだ。葉ちゃんのお兄さんもバレー部?」
「えぇ、でも今幽霊部員状態で…」
「そっか…」
「あ、でも大丈夫ですよ。兄はきっと戻って来ますから。あんなバレー馬鹿はきっとバレーを辞められません。」
「自信満々だね。」
「ふふふ。でも嬉しいです。仲のいいお友達が同じ部活なんて!!部活でもよろしくお願いします。蛍くん忠くん」
「よろしく」
「よろしくね。」
話をしながらサラサラと入部届けに記入する蛍くん。
字が綺麗だなーと思いながらポッキーをかじる。
みんな良い人とは聞いて居るけれど知り合いがいてくれた方が心強いですからね。
それにお友達と同じ部活なんて嬉し過ぎます。
「もう入部届けは出したの?」
「実はまだなんです。兄のこともありますし少し行きづらくて」
「…でも入るんでしょ?」
「はい。」
「なら一緒に出しに行こう?オレとツッキーは今日から部活に参加するつもりだから今日提出するつもりなんだ。」
「良いんですか?」
「悪いわけないでしょ?」
「ありがとう」
当たり前でしょ?と当然のように言ってくれた。
お兄ちゃん蛍くんと忠くんはとっても良い人たちです。
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