男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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今日も今日とて勉強です。
無事に鍼灸師、栄養士の資格が取れたのだが次々と課題をよこして来るのがうちの師匠な訳で…次は理学療法士と柔道整復師…がっつり医療系ですやだー。
てかこんな短期間にこんなめちゃくちゃ資格取る人いないよ多分。
最近ではミーキャンとかで簡単に色んな資格取得できるようにはなってきてるけどこれはない。
マジでないと本人でも思う。
この二つはとにかくやりこまないとまずいってことで部活に出ずに黒澤先生の所に勉強しにきたのだ。
ほんとコーチ引き受けてもらえてよかった!!
診療に使ってない部屋を借りてひたすらやって行く。
普通の勉強じゃないからこれがまた厄介で広すぎる視野を狭めて集中するために伊達だかメガネをかけてひたすら手を動かし覚えて行く。
一通りやって知識を五割詰め込んだところでもーだめだーとシャーペンを放り出す。
携帯を見ればもう三時間経ってるしそろそろ部活が終わる頃だ。
「終わったか。」
いきなり聞こえた声に驚き体が跳ね上がったが辛うじて椅子から転げ落ちることはなかった。
え、誰だ?と黒澤先生ではない男の人の声に振り返れば診察台の上に座ってたのは真っ白いジャージに身を包んだ王者牛若様…。
「眼鏡していたのか?視力は良くないのか?」
「いや、これは集中する為の伊達っすけど。牛島さんなんでいるんですか。」
「高尾がいると黒澤先生から聞いた。」
「は、はぁ。」
「高尾。マッサージ頼めるか。最近肩の調子が気になってな…」
「え?あ、それなら先生の方が…」
「いや、やってやれよ高尾。そいつもう一時間ぐらいじっとお前を待ってたからな。」
「あ、師匠…え?てか、え?一時間?牛島さん今日練習は?」
「休みだ。」
「…ジャージ…」
「自主練習だ。」
「そ、すか。じゃあそこに横になってください。」
一時間も待っていたんなら仕方がないしドアの間から顔を出した黒澤先生もやれと言うのだからやるしかないだろう。
見た感じそんな酷くないからあんま式を施す。
「鍼灸師と栄養士の資格取ったそうだな。」
「え?まぁはい。」
「何故烏野なんだ?痩せた土地ではいくらサポートが上手くとも立派な実は育たない。青城の及川も選択を間違えた。お前は今からでも遅くはないと思うが…」
「何ですかー?青城は痩せた土地だとでも言いたいんですか?そんなこと言われたらもっと格下扱いされてるうちは何ですか?コンクリートとでも言いたいんですか?アスファルトに咲く花ですかこのヤロー」
「青城は及川以外弱い。」
「そんなことないと思いますけど…岩ちゃん先輩もマッキー先輩もまっつん先輩も矢巾先輩も…みんな強いと思います。それにうちのチームの先輩方も私は尊敬してますし…空っぽでやりたいことを探してた私をバレーに誘ってくれた従兄弟にも感謝してます。じゃなきゃこんな必死こいてトレーナーやろうなんて思いませんでしたもん。」
「そうか。それに関しては高尾の従兄弟に感謝しなければならんな。しかし、これほどの才能がありながら烏野などと言う弱いチームにいるのはもったいない。」
この人ある意味純粋でまじめだ。
これが冗談で言っているわけでもなく嫌味でもないただ純粋に本当にそう思っているのだ。
誤魔化しようのない本音を包み隠さずに堂々と言う。
それがこの人なのだ。
実力が伴っている分余計に少しムカつく。
及川さんの天才へのコンプレックスの源はこの人だろう。
こんな天才が同学年のライバルにいたら流石に私も嫌だ。
本人に悪気がなくともすげーやなやつに見えてしまうだろう。
本当に悪い人ではないんだろうけど…及川さんの実力は本気で認めてるんだろうし…天才ってみんなこうなんだろうか。
そう言えばあのコミュ障のトビオちゃんも持ち前のボキャブラリーの無さとズゲズケという遠慮のなさで良く翔陽と蛍と喧嘩してるっけ…。
いや蛍も蛍であのいい性格の悪さなんだけど…。
あれ?
キセキグリーンの真ちゃんちょっと変わってるけどマシじゃね?と兄貴を振り回す女王様気質な問題児はまた別の天才だったので思い出すが話が脱線し過ぎるのでこの際置いておこう。
「弱い弱くないなんて見ていない牛島さんが勝手に決めつけないでくださいよー。ひでぇなぁ。私は烏野のあのチームがいいんです。あのチームのためだから私は頑張れるんです。…とは言っても白鳥沢も嫌いなわけじゃありません。純粋な強さ、レベルの高い選手が集まるチーム。カッコいいですね。正直、御誘いいただけるのは光栄ですが丁重にお断りさせていただきます。」
「残念だ。烏野が負けた後ならどうだ?」
「負けませんっ。ってか鷲匠監督といい牛若様といいシツコイですよ。」
本当この人は…。
筋肉を傷めない程度に力を込めて指圧してやる。
少しは苦しめ!!
と思うがどうやら本人には気持ちが良い歳か思っていないらしく少し悔しかった。
今度足の裏の激痛マッサージやってやる!!と思いながらひたすら勧誘を交わし続けた。
無事に鍼灸師、栄養士の資格が取れたのだが次々と課題をよこして来るのがうちの師匠な訳で…次は理学療法士と柔道整復師…がっつり医療系ですやだー。
てかこんな短期間にこんなめちゃくちゃ資格取る人いないよ多分。
最近ではミーキャンとかで簡単に色んな資格取得できるようにはなってきてるけどこれはない。
マジでないと本人でも思う。
この二つはとにかくやりこまないとまずいってことで部活に出ずに黒澤先生の所に勉強しにきたのだ。
ほんとコーチ引き受けてもらえてよかった!!
診療に使ってない部屋を借りてひたすらやって行く。
普通の勉強じゃないからこれがまた厄介で広すぎる視野を狭めて集中するために伊達だかメガネをかけてひたすら手を動かし覚えて行く。
一通りやって知識を五割詰め込んだところでもーだめだーとシャーペンを放り出す。
携帯を見ればもう三時間経ってるしそろそろ部活が終わる頃だ。
「終わったか。」
いきなり聞こえた声に驚き体が跳ね上がったが辛うじて椅子から転げ落ちることはなかった。
え、誰だ?と黒澤先生ではない男の人の声に振り返れば診察台の上に座ってたのは真っ白いジャージに身を包んだ王者牛若様…。
「眼鏡していたのか?視力は良くないのか?」
「いや、これは集中する為の伊達っすけど。牛島さんなんでいるんですか。」
「高尾がいると黒澤先生から聞いた。」
「は、はぁ。」
「高尾。マッサージ頼めるか。最近肩の調子が気になってな…」
「え?あ、それなら先生の方が…」
「いや、やってやれよ高尾。そいつもう一時間ぐらいじっとお前を待ってたからな。」
「あ、師匠…え?てか、え?一時間?牛島さん今日練習は?」
「休みだ。」
「…ジャージ…」
「自主練習だ。」
「そ、すか。じゃあそこに横になってください。」
一時間も待っていたんなら仕方がないしドアの間から顔を出した黒澤先生もやれと言うのだからやるしかないだろう。
見た感じそんな酷くないからあんま式を施す。
「鍼灸師と栄養士の資格取ったそうだな。」
「え?まぁはい。」
「何故烏野なんだ?痩せた土地ではいくらサポートが上手くとも立派な実は育たない。青城の及川も選択を間違えた。お前は今からでも遅くはないと思うが…」
「何ですかー?青城は痩せた土地だとでも言いたいんですか?そんなこと言われたらもっと格下扱いされてるうちは何ですか?コンクリートとでも言いたいんですか?アスファルトに咲く花ですかこのヤロー」
「青城は及川以外弱い。」
「そんなことないと思いますけど…岩ちゃん先輩もマッキー先輩もまっつん先輩も矢巾先輩も…みんな強いと思います。それにうちのチームの先輩方も私は尊敬してますし…空っぽでやりたいことを探してた私をバレーに誘ってくれた従兄弟にも感謝してます。じゃなきゃこんな必死こいてトレーナーやろうなんて思いませんでしたもん。」
「そうか。それに関しては高尾の従兄弟に感謝しなければならんな。しかし、これほどの才能がありながら烏野などと言う弱いチームにいるのはもったいない。」
この人ある意味純粋でまじめだ。
これが冗談で言っているわけでもなく嫌味でもないただ純粋に本当にそう思っているのだ。
誤魔化しようのない本音を包み隠さずに堂々と言う。
それがこの人なのだ。
実力が伴っている分余計に少しムカつく。
及川さんの天才へのコンプレックスの源はこの人だろう。
こんな天才が同学年のライバルにいたら流石に私も嫌だ。
本人に悪気がなくともすげーやなやつに見えてしまうだろう。
本当に悪い人ではないんだろうけど…及川さんの実力は本気で認めてるんだろうし…天才ってみんなこうなんだろうか。
そう言えばあのコミュ障のトビオちゃんも持ち前のボキャブラリーの無さとズゲズケという遠慮のなさで良く翔陽と蛍と喧嘩してるっけ…。
いや蛍も蛍であのいい性格の悪さなんだけど…。
あれ?
キセキグリーンの真ちゃんちょっと変わってるけどマシじゃね?と兄貴を振り回す女王様気質な問題児はまた別の天才だったので思い出すが話が脱線し過ぎるのでこの際置いておこう。
「弱い弱くないなんて見ていない牛島さんが勝手に決めつけないでくださいよー。ひでぇなぁ。私は烏野のあのチームがいいんです。あのチームのためだから私は頑張れるんです。…とは言っても白鳥沢も嫌いなわけじゃありません。純粋な強さ、レベルの高い選手が集まるチーム。カッコいいですね。正直、御誘いいただけるのは光栄ですが丁重にお断りさせていただきます。」
「残念だ。烏野が負けた後ならどうだ?」
「負けませんっ。ってか鷲匠監督といい牛若様といいシツコイですよ。」
本当この人は…。
筋肉を傷めない程度に力を込めて指圧してやる。
少しは苦しめ!!
と思うがどうやら本人には気持ちが良い歳か思っていないらしく少し悔しかった。
今度足の裏の激痛マッサージやってやる!!と思いながらひたすら勧誘を交わし続けた。