男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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「お疲れした!」
「「「したーっ」」」
本日の練習が終った体育館。
龍先輩に呼ばれ、龍先輩と夕先輩、旭先輩、スーさんの輪に入れて貰えば月間バリボーと言うバレーボールの情報誌を見ていた。
ページはちょうど高校生特集。
それも今年の注目選手のページだ。
「うぉ」
「ほんとだスゲー!写真でけー!」
「なんすか?!どしたんスか!?」
翔陽と飛雄も入って来た。
龍先輩は2人にちょうど見ていたページを見せた。
「高校注目選手ピックアップ…?」
「今年の注目選手の中でも特に注目!ってなってる全国の3人の中に白鳥沢のウシワカが入ってんだよ」
「白鳥沢って影山が落ちたトコ!!」
「ウルセェ!!」
翔陽のあんまりな言葉に牙を剥く飛雄。
その後ろで蛍と忠がプスーと笑ってた。
「…でウシワカって?」
「なんだ知らねーのか?」
「日向は小さな巨人ばっかだもんな」
「ウシワカつーのは県内では間違いなく今No.1エースの牛島若利さんだよ。」
「うーん。これぞまさにエース!って感じだよなぁ」
雑誌を翔陽の後ろから覗き込んだ大地先輩は旭先輩を振り返った。
「オイ!なんでこっち見てる!」
弄られるなぁ旭先輩…。
「影山こんなやついるトコ行こうとしてたんだなぁ。」
「そんであれだろ。超高校級エースに向かってもっと早く動け!下手くそ!!とか言っちゃうんだろ??」
「言いませんよ!」
「さすがにそれはないっしょ。」
いくら飛雄でもあの天然さんに…いやでもあの人なら言われても素直に頷きそう…てか鷲匠先生が飛雄を使うのを想像できない。
技能があってもお呼びがかかんなかったのならそういう事だろうし、鷲匠先生の好きなタイプのセッターとはかけ離れ過ぎてるからね、飛雄は。
「…これを倒さないと音駒とは戦えない…」
「コラコラ白鳥沢だけが強敵じゃねーぞ。」
「コーチ。」
話していればコーチが昨日作成して渡した資料を片手にやって来た。
なんか不備あったんかな?
「他は去年のベスト4とかすか…?」
「それももちろんだが今年は他にも強敵がいる。高尾説明頼めるか?」
「もちろん。まずは守りと連携に優れた和久谷南ですね。高さはそれほどありませんがレベルの高いレシーブでとにかく拾って繋いで来ます。とくに去年から主力選手だった主将の中島猛さんが三年生になってからチームの完成度が一段と増してます。チームの大黒柱としてもいいお仕事しますよ。」
「相変わらずよく調べてんなぁ。」
「コーチの手元の資料誰が作ってると思ってんですか?もう…」
「すまねぇな。あとは…今高尾が説明した和久南とは別のタイプで守りの硬いチーム…伊達工業。」
「伊達工業は鉄壁と名高いブロックの高さも硬さも凄まじいです。先輩達は今年の3月の県民大で当たっていますね。2-0…でした。伊達工業さんは本来ならベスト4に入っていてもおかしくないチームですが、去年は三回戦で白鳥沢とあたりベスト16で終わってます。だから今年はシードではありませんから組み合わせによっては早々に当たる可能性もあるチームですね。」
「この伊達工業の入るブロックには強豪が2校入る事になる間違いなくそこは激戦区だな。そんで…次…」
「あーとそこは一度やりましたね。セッターながら攻撃力でもチーム1。もちろんセッターとしても優秀でおそらく総合力では県トップのプレーヤー及川さん率いる青葉城西。」
「そこはベスト4だったな。」
「はい。あとは言わずもがな白鳥沢ですね。」
「おう。詳しいことはまたそのうちな。」
「組み合わせ決まり次第少し偵察に出るのでたまに放課後いませんが大丈夫ですか?」
「…おう。ってかお前らなんか失礼なこと考えてないのか?」
「いえいえ。」
「そう言えば俺と西谷が戻る前に青葉城西には勝ってるんだよな?」
「まぁはい。あの時は及川さん脚の捻挫で最終のピンチサーバーのみだったのと多少なりとも向こうは油断してたと思うのでなんとも言えませんね。実際に及川さん戻って来た途端一気に追い詰められちゃいましたし…。」
「…とまぁこの辺りが俺&高尾的今年の4強だ。…とは言えうわばっか見てるとて足元救われる事になる。」
「大会に出てくる以上負けに来るチームはありませんしね。全員勝ちに包んでうちが必死こいて練習してる間向こうさんがたも必死こいてやってます。」
「その通りだな。弱小だろうが強豪だろうが勝つつもりのない奴らはな。それだけは忘れんなよ。」
「オス!」
「そんでそいつらの誰にももう飛べない烏なんて呼ばせんな」
「あス!」
.
「「「したーっ」」」
本日の練習が終った体育館。
龍先輩に呼ばれ、龍先輩と夕先輩、旭先輩、スーさんの輪に入れて貰えば月間バリボーと言うバレーボールの情報誌を見ていた。
ページはちょうど高校生特集。
それも今年の注目選手のページだ。
「うぉ」
「ほんとだスゲー!写真でけー!」
「なんすか?!どしたんスか!?」
翔陽と飛雄も入って来た。
龍先輩は2人にちょうど見ていたページを見せた。
「高校注目選手ピックアップ…?」
「今年の注目選手の中でも特に注目!ってなってる全国の3人の中に白鳥沢のウシワカが入ってんだよ」
「白鳥沢って影山が落ちたトコ!!」
「ウルセェ!!」
翔陽のあんまりな言葉に牙を剥く飛雄。
その後ろで蛍と忠がプスーと笑ってた。
「…でウシワカって?」
「なんだ知らねーのか?」
「日向は小さな巨人ばっかだもんな」
「ウシワカつーのは県内では間違いなく今No.1エースの牛島若利さんだよ。」
「うーん。これぞまさにエース!って感じだよなぁ」
雑誌を翔陽の後ろから覗き込んだ大地先輩は旭先輩を振り返った。
「オイ!なんでこっち見てる!」
弄られるなぁ旭先輩…。
「影山こんなやついるトコ行こうとしてたんだなぁ。」
「そんであれだろ。超高校級エースに向かってもっと早く動け!下手くそ!!とか言っちゃうんだろ??」
「言いませんよ!」
「さすがにそれはないっしょ。」
いくら飛雄でもあの天然さんに…いやでもあの人なら言われても素直に頷きそう…てか鷲匠先生が飛雄を使うのを想像できない。
技能があってもお呼びがかかんなかったのならそういう事だろうし、鷲匠先生の好きなタイプのセッターとはかけ離れ過ぎてるからね、飛雄は。
「…これを倒さないと音駒とは戦えない…」
「コラコラ白鳥沢だけが強敵じゃねーぞ。」
「コーチ。」
話していればコーチが昨日作成して渡した資料を片手にやって来た。
なんか不備あったんかな?
「他は去年のベスト4とかすか…?」
「それももちろんだが今年は他にも強敵がいる。高尾説明頼めるか?」
「もちろん。まずは守りと連携に優れた和久谷南ですね。高さはそれほどありませんがレベルの高いレシーブでとにかく拾って繋いで来ます。とくに去年から主力選手だった主将の中島猛さんが三年生になってからチームの完成度が一段と増してます。チームの大黒柱としてもいいお仕事しますよ。」
「相変わらずよく調べてんなぁ。」
「コーチの手元の資料誰が作ってると思ってんですか?もう…」
「すまねぇな。あとは…今高尾が説明した和久南とは別のタイプで守りの硬いチーム…伊達工業。」
「伊達工業は鉄壁と名高いブロックの高さも硬さも凄まじいです。先輩達は今年の3月の県民大で当たっていますね。2-0…でした。伊達工業さんは本来ならベスト4に入っていてもおかしくないチームですが、去年は三回戦で白鳥沢とあたりベスト16で終わってます。だから今年はシードではありませんから組み合わせによっては早々に当たる可能性もあるチームですね。」
「この伊達工業の入るブロックには強豪が2校入る事になる間違いなくそこは激戦区だな。そんで…次…」
「あーとそこは一度やりましたね。セッターながら攻撃力でもチーム1。もちろんセッターとしても優秀でおそらく総合力では県トップのプレーヤー及川さん率いる青葉城西。」
「そこはベスト4だったな。」
「はい。あとは言わずもがな白鳥沢ですね。」
「おう。詳しいことはまたそのうちな。」
「組み合わせ決まり次第少し偵察に出るのでたまに放課後いませんが大丈夫ですか?」
「…おう。ってかお前らなんか失礼なこと考えてないのか?」
「いえいえ。」
「そう言えば俺と西谷が戻る前に青葉城西には勝ってるんだよな?」
「まぁはい。あの時は及川さん脚の捻挫で最終のピンチサーバーのみだったのと多少なりとも向こうは油断してたと思うのでなんとも言えませんね。実際に及川さん戻って来た途端一気に追い詰められちゃいましたし…。」
「…とまぁこの辺りが俺&高尾的今年の4強だ。…とは言えうわばっか見てるとて足元救われる事になる。」
「大会に出てくる以上負けに来るチームはありませんしね。全員勝ちに包んでうちが必死こいて練習してる間向こうさんがたも必死こいてやってます。」
「その通りだな。弱小だろうが強豪だろうが勝つつもりのない奴らはな。それだけは忘れんなよ。」
「オス!」
「そんでそいつらの誰にももう飛べない烏なんて呼ばせんな」
「あス!」
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