男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ダダんっと犬岡のスパイクを蛍がブロックする。
「くっそ…」
「おおっし!ナイスブロック月島!!」
「蛍ナイス!!犬岡ドンマーイ。」
「ちょっと高尾さんはどっちの味方なの?」
「高尾ーそのドヤ顔やめて。余計に腹立つ!!」
22-20
存分に悔しがる犬岡をニヤニヤしてればビシッと指さされてしまった。
ここでようやくうちも20点台に乗ったし流れも完全にうちの押せ押せムード。
ピンチに変わりないが良い雰囲気だ。
流石に音駒がここでタイムアウトとった。
っと言っても流石に向こうは落ち着いてんだけど…。
ゲーム再開からはウチが良い流れのままとって取られてまた取り返す点取り合戦で23-22。
「よしっあと一点でどうてん!」
「がががかんばれっ!」
孤爪さんのセットアップに犬岡が再び走りこんで来る。
止めようと翔陽と龍先輩がブロックに構えるが…
「落ち着いて一本止めんぞ!!」
「はいっ!!」
ここであざ笑うかのようにフェイントのツーアタック。
夕先輩がフライングで飛び込むが届かなかった。
「あぁーっ忘れたころにやってくるぅ!」
ほんとあの人うまいわ。
24-22
音駒のマッチポイントだ。
「焦ったりしねーのかよ流石は大人猫か…」
「大丈夫です。みんなまだギラギラしていますから」
武田先生が言うように皆んなの集中はまだ切れてないし大丈夫不安も焦りもうちにはなかった。
むしろ今の勝負に集中しているあたり良い感じだ。
「ナイスレシーブ。」
「同点もぎ取ったラァ!Aェェエ!!!」
「遠さねぇぞおらぁぁあ!!」
飛び出す翔陽と龍先輩もAクイックを要求して飛び出して来た。
山本さんはまんまと龍先輩につられたが、トスはレフトに構えていた大地先輩に上がった。
ブロックは海さん1人。
空いていたストレートにきっちり決めて24-23。
「っち…ここであの社会人が前衛に上がって来たか…」
あ、旭先輩絶対今社会人って向こうに思われてると思う。
猫又先生の顔がちょっと歪んだもん。
うちは今前衛が翔陽、大地先輩、旭先輩の3人。
ブロックの要であるミドルブロッカーを100%引きつけかつミドルブロッカーを躱して得点できる可能性のある翔陽と現在単体での攻撃力では烏野トップの旭先輩。
その両方が前衛にいる今が確実にうち最強のローテーション。
フォローが得意な大地先輩もいるしね!
このローテが得点をひっくり返す最大のチャンス。
「ピンチだけどここで1点取れれば…デュースですね!あっデュースって言うのは」
「知ってますよ!高尾さんのノートにもありました!!2点さがつくまでは試合が続くんだよね!」
「ですね。バレーには時間制限がありませんから2点さがつくまでは何処までも続きます。」
「この一本を取られたら即試合終了…」
「こっちが取れば同点デュースに持ち込んで逆転のチャンスっすよ!」
「ここが正念場ですね!」
コートでは翔陽が速攻に走りこんで来てるところだが、前衛に犬岡がいるって事は選択肢は普通の速攻。
翔陽の速攻はまだ危なっかしいと飛雄は判断したのかトスは旭先輩に。
ブロックの上から叩いたボールは夜久さんが拾った。
「ああっ拾われたっ」
「!でもー」
「かえるチャンスボールだ。」
「すまんっ!」
「東峰ダイレクトだ!!」
「叩け旭!!」
ダイレクトスパイク。
相手側から帰って来たボールを直接打ち込むスパイクだ。
「ヤベェッ」
「おおっ。」
打ったボールは今度は海さんがなんとか拾った。
やっぱレーシブ力がたっけぇなぁ…。
烏野が一方的にジャブして向こうはひたすらガードだ。
またこっちのチャンスボールで戻って来るけどほんと落ちない粘り強さ。
「それで良い。不格好でも攻撃の形にできなくてもボールをつないでいる限りは負けないんだ。」
「チャンスボール!!」
日向のこの感じ。
初めて戦った時と同じ土壇場での圧倒的な存在感。
ここに居る!!
ここに持って来い!!
と呼んで居る。
翔陽の普通の速攻。
じっと見ていればすっと手首を使ってうまく犬岡を避けた。
やっと上手くいった速攻。
それでも執念にも似た意地で夜久さんが拾う。
しかしボールはざっとネットの真ん中らへんに当たった。
「やった!!」
「まだだよ。まだ皆んな油断しないで!!」
目の前にいた海さんがカバーしようとレシーブするがネットが近く上手く上がらないが…落ちるって所で飛び込んだ孤爪さんが烏野のコートにボールを飛ばした。
「強いスパイクを打てるほうが勝つんじゃあないんだ。」
「やばいっ!下がれ!下がれ!」
「ボールを落としたほうが負けるんだ。」
完全に皆んな前気味に構えていたせいで走りこむが届かずラインぎりぎりにボールが落ちだ。
「これが繋ぐと言う事だ。」
試合終了。
セットカウント2-0。
音駒高校の勝利だ。
はー最後のはやられた。
完敗だ。
あれが本当につなぐって事だ。
それにしても試合内容はほんといいものだった。
チームは全く違うしタイプも違うし向こうのほうが断然格上だけど得るものは多かった。
向こうもデータより上回る動きを見せてくれてたからお互いいい刺激をもらえたんじゃないかと思う。
山本さんとかね…。
まさに好敵手。
相性がほんといいわ。
「くっそ…」
「おおっし!ナイスブロック月島!!」
「蛍ナイス!!犬岡ドンマーイ。」
「ちょっと高尾さんはどっちの味方なの?」
「高尾ーそのドヤ顔やめて。余計に腹立つ!!」
22-20
存分に悔しがる犬岡をニヤニヤしてればビシッと指さされてしまった。
ここでようやくうちも20点台に乗ったし流れも完全にうちの押せ押せムード。
ピンチに変わりないが良い雰囲気だ。
流石に音駒がここでタイムアウトとった。
っと言っても流石に向こうは落ち着いてんだけど…。
ゲーム再開からはウチが良い流れのままとって取られてまた取り返す点取り合戦で23-22。
「よしっあと一点でどうてん!」
「がががかんばれっ!」
孤爪さんのセットアップに犬岡が再び走りこんで来る。
止めようと翔陽と龍先輩がブロックに構えるが…
「落ち着いて一本止めんぞ!!」
「はいっ!!」
ここであざ笑うかのようにフェイントのツーアタック。
夕先輩がフライングで飛び込むが届かなかった。
「あぁーっ忘れたころにやってくるぅ!」
ほんとあの人うまいわ。
24-22
音駒のマッチポイントだ。
「焦ったりしねーのかよ流石は大人猫か…」
「大丈夫です。みんなまだギラギラしていますから」
武田先生が言うように皆んなの集中はまだ切れてないし大丈夫不安も焦りもうちにはなかった。
むしろ今の勝負に集中しているあたり良い感じだ。
「ナイスレシーブ。」
「同点もぎ取ったラァ!Aェェエ!!!」
「遠さねぇぞおらぁぁあ!!」
飛び出す翔陽と龍先輩もAクイックを要求して飛び出して来た。
山本さんはまんまと龍先輩につられたが、トスはレフトに構えていた大地先輩に上がった。
ブロックは海さん1人。
空いていたストレートにきっちり決めて24-23。
「っち…ここであの社会人が前衛に上がって来たか…」
あ、旭先輩絶対今社会人って向こうに思われてると思う。
猫又先生の顔がちょっと歪んだもん。
うちは今前衛が翔陽、大地先輩、旭先輩の3人。
ブロックの要であるミドルブロッカーを100%引きつけかつミドルブロッカーを躱して得点できる可能性のある翔陽と現在単体での攻撃力では烏野トップの旭先輩。
その両方が前衛にいる今が確実にうち最強のローテーション。
フォローが得意な大地先輩もいるしね!
このローテが得点をひっくり返す最大のチャンス。
「ピンチだけどここで1点取れれば…デュースですね!あっデュースって言うのは」
「知ってますよ!高尾さんのノートにもありました!!2点さがつくまでは試合が続くんだよね!」
「ですね。バレーには時間制限がありませんから2点さがつくまでは何処までも続きます。」
「この一本を取られたら即試合終了…」
「こっちが取れば同点デュースに持ち込んで逆転のチャンスっすよ!」
「ここが正念場ですね!」
コートでは翔陽が速攻に走りこんで来てるところだが、前衛に犬岡がいるって事は選択肢は普通の速攻。
翔陽の速攻はまだ危なっかしいと飛雄は判断したのかトスは旭先輩に。
ブロックの上から叩いたボールは夜久さんが拾った。
「ああっ拾われたっ」
「!でもー」
「かえるチャンスボールだ。」
「すまんっ!」
「東峰ダイレクトだ!!」
「叩け旭!!」
ダイレクトスパイク。
相手側から帰って来たボールを直接打ち込むスパイクだ。
「ヤベェッ」
「おおっ。」
打ったボールは今度は海さんがなんとか拾った。
やっぱレーシブ力がたっけぇなぁ…。
烏野が一方的にジャブして向こうはひたすらガードだ。
またこっちのチャンスボールで戻って来るけどほんと落ちない粘り強さ。
「それで良い。不格好でも攻撃の形にできなくてもボールをつないでいる限りは負けないんだ。」
「チャンスボール!!」
日向のこの感じ。
初めて戦った時と同じ土壇場での圧倒的な存在感。
ここに居る!!
ここに持って来い!!
と呼んで居る。
翔陽の普通の速攻。
じっと見ていればすっと手首を使ってうまく犬岡を避けた。
やっと上手くいった速攻。
それでも執念にも似た意地で夜久さんが拾う。
しかしボールはざっとネットの真ん中らへんに当たった。
「やった!!」
「まだだよ。まだ皆んな油断しないで!!」
目の前にいた海さんがカバーしようとレシーブするがネットが近く上手く上がらないが…落ちるって所で飛び込んだ孤爪さんが烏野のコートにボールを飛ばした。
「強いスパイクを打てるほうが勝つんじゃあないんだ。」
「やばいっ!下がれ!下がれ!」
「ボールを落としたほうが負けるんだ。」
完全に皆んな前気味に構えていたせいで走りこむが届かずラインぎりぎりにボールが落ちだ。
「これが繋ぐと言う事だ。」
試合終了。
セットカウント2-0。
音駒高校の勝利だ。
はー最後のはやられた。
完敗だ。
あれが本当につなぐって事だ。
それにしても試合内容はほんといいものだった。
チームは全く違うしタイプも違うし向こうのほうが断然格上だけど得るものは多かった。
向こうもデータより上回る動きを見せてくれてたからお互いいい刺激をもらえたんじゃないかと思う。
山本さんとかね…。
まさに好敵手。
相性がほんといいわ。