男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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19-16
山本さんのサーブ。
龍先輩が捕球体制に入ってたけど凡ミスなのかレシーブが乱れた。
「!ヤベッスマんっ!」
「カバーカバー!」
「オープんっ!」
夕先輩がカバーに入り、旭先輩がボールを呼び叩く。
普通のトスより打ちづらいだろうに威力は十分だが、やっぱり音駒が良い仕事をする。
リベロの夜久さんが綺麗にあげた。
あれだけ守備力の高いチームでリベロはってるだけあってすごく上手い。
「夜久さんナイスレシーブ!」
「リベロ真正面か…」
次は誰が来るんだと身構えれば黒尾さんが飛び出して来る。
またAクイックかと旭先輩と蛍がブロックに飛んだが黒尾さんは一瞬ピタリと止まり1人時間差を使いやがった。
やられた。
ブロック2人が着地したと同時に打たれちゃ二度飛びもできない。
「い…今の攻撃は…」
「1人時間差ですよ。速攻に飛ぶぞと見せかけてブロックとタイミングずらして打つ。」
「まぁ最近はあんまポピュラーな攻撃じゃないけどな。ブロックを1人でかわす技だからそう何回も通用する攻撃じゃないが…」
「さっきの完璧なAクイックの後じゃ効果は抜群。はぁ流石としか言いようがないっすわ。」
「あぁあぁ高尾さんごめんー!!言われてたのにほんとすまんっ!!!」
「ほんと恐ろしいほど高尾さんの読み当たるね。君占い師なの?」
「大丈夫ですよ旭先輩。蛍ー私は占い師じゃないよ。読みは過去のデータとシュミレーションと少しの女の勘から出来るのです。」
20-16
ついに音駒が20点台に乗ってしまった。
「やべーな…もうタイムアウト二回も使っちまったしな…高尾の言う通りになっちまった…」
「ふほほほ青いな烏養孫焦りがダダ漏れじゃねーか。」
「!あっくそっなんかニヤニヤ見られてる!」
「どうしましょう…!あの1番が前衛に上がってからなんだか熟練感みたいなものがありますね。」
「熟練…そうなんだよな。一年がスタメンの半分を占めてしかもこの前メンバーが揃ったばかりのうちはチームとしてのレベルは限りなく1に近い。」
「それに比べて向こうは10も20も上ですもんねー。」
「むこうは立派な大人猫、こっちは生まれたてのヒナガラス…ですか。」
「あぁそれそんな感じだ。守備力とか攻撃の多彩さでは今はどう足掻いても勝ち目ない。」
「今はまだ…ですよね?だったらやることは一つでしょ!コーチたのんます。」
「おう。我武者羅に食らいつくのみ!!」
ガタとコーチが椅子から腰を上げた。
コートではちょうど音駒の攻撃を夕先輩が拾っていた。
「ノヤッさんナイスレシーブ!」
「しやぁぁあ!!」
「パワーとスピードでガンガン攻めろ!!」
「力で捻じ伏せろってことだなぁ!?」
龍先輩なんか顔!!
顔やばい。
超悪人ヅラになってる。
「なんかそれ悪役っぽい」
「良いじゃねぇか悪役!」
「カラスっつーのも悪役っぽい感じだしよぉ~」
「烏養くん顔が怖いですよっ」
「ちょうどジャージやユニフォームも黒ですしね。悪役ってのもかっこいい!!」
「た、高尾さんまで…」
「下手くそな速攻もレシーブもそのを力技でなんとかする荒削りで不恰好な今のお前らの武器だ!!」
雰囲気が音駒に呑まれかけていたがコーチの発破で一気にチームの空気が盛り直した。
「今持ってるお前らの武器ありったけで攻めて、攻めて、せめまくれ!!」
旭さんの強烈なアタックが決まり、20-17。
山本さんのサーブ。
龍先輩が捕球体制に入ってたけど凡ミスなのかレシーブが乱れた。
「!ヤベッスマんっ!」
「カバーカバー!」
「オープんっ!」
夕先輩がカバーに入り、旭先輩がボールを呼び叩く。
普通のトスより打ちづらいだろうに威力は十分だが、やっぱり音駒が良い仕事をする。
リベロの夜久さんが綺麗にあげた。
あれだけ守備力の高いチームでリベロはってるだけあってすごく上手い。
「夜久さんナイスレシーブ!」
「リベロ真正面か…」
次は誰が来るんだと身構えれば黒尾さんが飛び出して来る。
またAクイックかと旭先輩と蛍がブロックに飛んだが黒尾さんは一瞬ピタリと止まり1人時間差を使いやがった。
やられた。
ブロック2人が着地したと同時に打たれちゃ二度飛びもできない。
「い…今の攻撃は…」
「1人時間差ですよ。速攻に飛ぶぞと見せかけてブロックとタイミングずらして打つ。」
「まぁ最近はあんまポピュラーな攻撃じゃないけどな。ブロックを1人でかわす技だからそう何回も通用する攻撃じゃないが…」
「さっきの完璧なAクイックの後じゃ効果は抜群。はぁ流石としか言いようがないっすわ。」
「あぁあぁ高尾さんごめんー!!言われてたのにほんとすまんっ!!!」
「ほんと恐ろしいほど高尾さんの読み当たるね。君占い師なの?」
「大丈夫ですよ旭先輩。蛍ー私は占い師じゃないよ。読みは過去のデータとシュミレーションと少しの女の勘から出来るのです。」
20-16
ついに音駒が20点台に乗ってしまった。
「やべーな…もうタイムアウト二回も使っちまったしな…高尾の言う通りになっちまった…」
「ふほほほ青いな烏養孫焦りがダダ漏れじゃねーか。」
「!あっくそっなんかニヤニヤ見られてる!」
「どうしましょう…!あの1番が前衛に上がってからなんだか熟練感みたいなものがありますね。」
「熟練…そうなんだよな。一年がスタメンの半分を占めてしかもこの前メンバーが揃ったばかりのうちはチームとしてのレベルは限りなく1に近い。」
「それに比べて向こうは10も20も上ですもんねー。」
「むこうは立派な大人猫、こっちは生まれたてのヒナガラス…ですか。」
「あぁそれそんな感じだ。守備力とか攻撃の多彩さでは今はどう足掻いても勝ち目ない。」
「今はまだ…ですよね?だったらやることは一つでしょ!コーチたのんます。」
「おう。我武者羅に食らいつくのみ!!」
ガタとコーチが椅子から腰を上げた。
コートではちょうど音駒の攻撃を夕先輩が拾っていた。
「ノヤッさんナイスレシーブ!」
「しやぁぁあ!!」
「パワーとスピードでガンガン攻めろ!!」
「力で捻じ伏せろってことだなぁ!?」
龍先輩なんか顔!!
顔やばい。
超悪人ヅラになってる。
「なんかそれ悪役っぽい」
「良いじゃねぇか悪役!」
「カラスっつーのも悪役っぽい感じだしよぉ~」
「烏養くん顔が怖いですよっ」
「ちょうどジャージやユニフォームも黒ですしね。悪役ってのもかっこいい!!」
「た、高尾さんまで…」
「下手くそな速攻もレシーブもそのを力技でなんとかする荒削りで不恰好な今のお前らの武器だ!!」
雰囲気が音駒に呑まれかけていたがコーチの発破で一気にチームの空気が盛り直した。
「今持ってるお前らの武器ありったけで攻めて、攻めて、せめまくれ!!」
旭さんの強烈なアタックが決まり、20-17。