男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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「すっごいですねーっ烏野高校のセッター!」
「あぁ」
「でも孤爪さんだって派手じゃ無いけどスゴイです!」
「…ふむ。…他人が苦手で他人の目を気にするが故他人をよく観察する。孤爪は上手いんだ。こいつはこういうタイプできっとこう動くっていう予測が。でもウチの強さはそこがポイントじゃ無いけどな…。」
18-16。
蛍が前衛に戻ってくるローテーション。
なんとなく孤爪さんが蛍を見てるのに気づいた。
「(こいつ…賢いやつだ…冷静によく見て考えるタイプのやつ。翔陽とは真逆…)」
「ナイッサー」
「山本!」
「よっしゃ」
「ナイスレシーブ」
山本さんのレシーブ。
音駒はレシーブのレベルの高いチーム。
セッターの孤爪さんがほとんど動かずに済んでるし、孤爪さんもトスを上げる前のモーションが極端に少ないからトスが何処に上がるのか正直ギリギリまでわからない。
スパイカーはちょうどレフト福永さん。
センター黒尾さん、ライトに海さんの3人がすでに入れる体制。
「(誰にあげようかな?)」
ここで初めてわざとらしく孤爪さんが海さんを見た。
それを見た蛍がライトにブロックに走るが、トスは…
「レフトだよ。」
「!!」
「(やっぱりよく見てた。反応も早い…)」
「やーっぱつられたか…。」
「やっぱりって…高尾さん…?」
「今の蛍がよく孤爪さんを見ていたのを孤爪さんも見ていたんですよ。だからわざとさり気なくライトの海さんを一瞬見ることで蛍にライトを意識させた。まんまと目線のフェイントで蛍をつったんですよ。」
「成る程…そういう戦い方もあるんですね。」
「まぁあの速度のボールを捉えるにはある程度のコースを読まないと体の反射と反応だけじゃ難しいですからね。翔陽と飛雄のあの速攻が良い例ですね。」
「あれは予測不能の不意打ちだからこそ強いからな。」
「でも…目立たない…ですね。」
「アン?」
「うちの影山くんは素人が見ててもなんかスゴイ感じがビシビシ伝わってくる…けど音駒のセッターくんは何か凄いことをやっているのかもしれないけど見てても高尾さんから聞かなければよくわかりませんでした。」
「それは音駒のあの安定したレシーブのせいだ。」
「そうですね。多彩な攻撃を仕掛けるために何よりも重要なのがセッターの頭上に綺麗に帰ってくるあのレシーブですからね。」
「あぁ。あのレシーブがあるから向こうのセッターは本領を発揮できてるんじゃ無いか?」
「うちはちょっとぐらいレシーブ乱れてもハイスペック飛雄が力ずくでカバーできちゃいますからね。」
「セッターである影山が圧倒的才能で凸凹のチームを繋ぐのが烏野ならセッターである弧爪を全員のレシーブ力で支えるのが音駒。」
俺たちは血液だ。
滞り無く流れろ。
酸素を回せ。
脳が正常に働くために。
孤爪さんのトスから黒尾さんの速攻が綺麗に決まった。
確かあの2人幼馴染だっけ?
ゲームスコアは18-18。
ずっと烏野リードだったが追いつかれてしまった。
攻撃力は突出してなくても総合力は向こうのが上って感じだ。
攻撃の方も翔陽の動きに徐々に犬岡が付いて来始め、ついにはワンタッチ。
「ワンタッチ!!」
「夜久さんナイストスカバー」
翔陽が中心になってただ来出して来た得点が徐々に減って来ている。
犬岡が触るようになって来てから…トス減らしてる。
超人みたいなエースがいなくとも地道に丁寧に1点1点を積み重ねていく音駒。
ついには22-24音駒のセットポイントだ。
「影山!次こそはバシッと決めるからトスくれ…!」
「今相手のセットポイントだミスったらこのセット落とすぞ」
「分かってる!!決める!!」
意気込む翔陽と何かを考える飛雄。
音駒のサーブは相変わらずコーナー狙い。
威力はそんなでもなくとも嫌なところをついてくる。
夕先輩がアンダーで拾い翔陽が走る。
なん度も繰り返すうちに犬岡が慣れて来た。
日向のスパイクは完全にドシャットされてしまった。
「やっと捕まえた!!」
第1セット終了。
22-25。
ゲームカウント0-1。
。
「あぁ」
「でも孤爪さんだって派手じゃ無いけどスゴイです!」
「…ふむ。…他人が苦手で他人の目を気にするが故他人をよく観察する。孤爪は上手いんだ。こいつはこういうタイプできっとこう動くっていう予測が。でもウチの強さはそこがポイントじゃ無いけどな…。」
18-16。
蛍が前衛に戻ってくるローテーション。
なんとなく孤爪さんが蛍を見てるのに気づいた。
「(こいつ…賢いやつだ…冷静によく見て考えるタイプのやつ。翔陽とは真逆…)」
「ナイッサー」
「山本!」
「よっしゃ」
「ナイスレシーブ」
山本さんのレシーブ。
音駒はレシーブのレベルの高いチーム。
セッターの孤爪さんがほとんど動かずに済んでるし、孤爪さんもトスを上げる前のモーションが極端に少ないからトスが何処に上がるのか正直ギリギリまでわからない。
スパイカーはちょうどレフト福永さん。
センター黒尾さん、ライトに海さんの3人がすでに入れる体制。
「(誰にあげようかな?)」
ここで初めてわざとらしく孤爪さんが海さんを見た。
それを見た蛍がライトにブロックに走るが、トスは…
「レフトだよ。」
「!!」
「(やっぱりよく見てた。反応も早い…)」
「やーっぱつられたか…。」
「やっぱりって…高尾さん…?」
「今の蛍がよく孤爪さんを見ていたのを孤爪さんも見ていたんですよ。だからわざとさり気なくライトの海さんを一瞬見ることで蛍にライトを意識させた。まんまと目線のフェイントで蛍をつったんですよ。」
「成る程…そういう戦い方もあるんですね。」
「まぁあの速度のボールを捉えるにはある程度のコースを読まないと体の反射と反応だけじゃ難しいですからね。翔陽と飛雄のあの速攻が良い例ですね。」
「あれは予測不能の不意打ちだからこそ強いからな。」
「でも…目立たない…ですね。」
「アン?」
「うちの影山くんは素人が見ててもなんかスゴイ感じがビシビシ伝わってくる…けど音駒のセッターくんは何か凄いことをやっているのかもしれないけど見てても高尾さんから聞かなければよくわかりませんでした。」
「それは音駒のあの安定したレシーブのせいだ。」
「そうですね。多彩な攻撃を仕掛けるために何よりも重要なのがセッターの頭上に綺麗に帰ってくるあのレシーブですからね。」
「あぁ。あのレシーブがあるから向こうのセッターは本領を発揮できてるんじゃ無いか?」
「うちはちょっとぐらいレシーブ乱れてもハイスペック飛雄が力ずくでカバーできちゃいますからね。」
「セッターである影山が圧倒的才能で凸凹のチームを繋ぐのが烏野ならセッターである弧爪を全員のレシーブ力で支えるのが音駒。」
俺たちは血液だ。
滞り無く流れろ。
酸素を回せ。
脳が正常に働くために。
孤爪さんのトスから黒尾さんの速攻が綺麗に決まった。
確かあの2人幼馴染だっけ?
ゲームスコアは18-18。
ずっと烏野リードだったが追いつかれてしまった。
攻撃力は突出してなくても総合力は向こうのが上って感じだ。
攻撃の方も翔陽の動きに徐々に犬岡が付いて来始め、ついにはワンタッチ。
「ワンタッチ!!」
「夜久さんナイストスカバー」
翔陽が中心になってただ来出して来た得点が徐々に減って来ている。
犬岡が触るようになって来てから…トス減らしてる。
超人みたいなエースがいなくとも地道に丁寧に1点1点を積み重ねていく音駒。
ついには22-24音駒のセットポイントだ。
「影山!次こそはバシッと決めるからトスくれ…!」
「今相手のセットポイントだミスったらこのセット落とすぞ」
「分かってる!!決める!!」
意気込む翔陽と何かを考える飛雄。
音駒のサーブは相変わらずコーナー狙い。
威力はそんなでもなくとも嫌なところをついてくる。
夕先輩がアンダーで拾い翔陽が走る。
なん度も繰り返すうちに犬岡が慣れて来た。
日向のスパイクは完全にドシャットされてしまった。
「やっと捕まえた!!」
第1セット終了。
22-25。
ゲームカウント0-1。
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