男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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音駒高校。
通称ネコ。
ネコって言うだけあってとにかくーしなやか。
「クロさんナイスレシーブ!」
しなやかな動きでレシーブを確実にセッターの孤爪さんの上に返す黒尾さん。
「デカイミドルブロッカーの奴もレシーブうめぇ…!」
何処に打っても音駒のコートに全然落ちないどころか綺麗にAパスレーシーブされてしまう。
そこからの孤爪さんのセットアップも多彩だ。
あの人は頭が良いしよく見てる。
タイプ的に言えばうちの蛍くんだろう。
安定したレシーブからのトスは滞空時間も余裕もあるからこその多彩さなんだろう。
ツーアタックやフェイントの目線とか小技をちょこちょこ使う。
大型エースは残念ながら居ないからどちらかと言えば粘り強い守りのチーム。
バレーは落とさなければ負けないチーム戦。
まさにそんな戦い方で終わって見ればカウント2-0
25-21、25-13の圧勝。
2セット目は1セット目の長く続いたラリーからくる疲れと焦りで槻木澤の方がミスが多くなって着てたからこの点差だ。
「攻撃も守備も天才みたいなやつがいるわけじゃないのに…なんで強いんだ?」
やっぱり生の情報はいいわ。
体全体の筋肉の動きとか細かいところはやっぱり映像だと見れない。
映像だと全体でしか取ってないから。
いやー興味に来てよかった。
書き込んで居たノートとビデオと三脚の回収を手早く済ませてリュックにしまい、降りていけば集合に呼ばれた。
「しゅーごー!!高尾さんもおいで。」
「はいっ。」
「まずはお疲れさん。よく取れて居たし動けて居たと思う。高尾さん記録の方はどうかな?」
「バッチリです。お役に立てるか分かりませんがいいものを見せていただけたのでこれ良かったらどうぞ。映像は焼き回しして後日お渡しします。」
気になった点や成功率や目測でどのぐらい飛んで居たのか詰め込んだノートを手渡す。
で過ぎた真似かもしれないが元々取った映像のコピーを渡す約束だったので問題はないだろう。
「おぅありがとう。高尾さん時間は大丈夫かい?」
「あーそうですね…後少ししかないんでリフレッシュ指圧させてもらったら帰ります。帰りは大丈夫ですよね?」
「あぁ。黒尾、ミーティングは後回しで順に高尾さんにやってもらえ。残りは片付けに回れ。」
「おすっ。」
とりあえず直井さんの指示通り持って来たヨガマットを広げそこにスタメンに順に寝てもらい足腰中心のリフレッシュ指圧をして全員終われば借りてた犬岡のジャージを犬岡に返してマットもしまい、さっさと帰らせてもらった。
「高尾って何者だったんだ?」
「つーかあの指圧マジできいたわ。足が試合前より軽い。」
「監督もコーチも特に臨時マネとしかいわねぇもんな。」
「犬岡、お前知り合いなんだろ?」
「はいっす!!中学で部活が一緒でした!!友達っす!!」
「っーてなると元バスケ部か。」
「正確には女バスっす!!双子の兄弟がいてその繋がりで仲良くなって…」
「今は何をしてんだ?」
「あーとすいません。口止めされてて…いくら先輩方でも言えないっす。」
「ふーん。」
「それにしても美人だったな!!」
「虎なんて固まってたもんね。」
「うううるせぇ!!!」
「つーかあのノートなんなんだ?スコアか?」
「さぁ?直井コーチがさっきから真剣に見てますね。」
「クロ…。」
「どうした研磨」
「なんか何時もより見られてた気がする。」
「は?まぁ高尾は上から見てたけど…」
「そう言うことじゃなくて…」
「…孤爪が言ってるのは当たってる。高尾は選手全員どころかコート全体の人間の筋肉の動きまで見てたよ。普通の人じゃ見れないような…犬岡はその事について何か知ってるか?」
「コーチ?」
「…あーと確か鷹の目って言って高尾はバスケコート全体を見渡すほどの視野の広さを持っているんです。360度ほぼ死角はなくてなんでもコート全体を真上から見ているような立体的な見方ができる目の持ち主です。視力もめちゃくちゃ良かったっす。」
「まじかよ。なんでそんなやつがマネジャー?」
「つーかめちゃくちゃ頭いいんじゃ…」
「選手やめた理由は俺もよくは知らないんすけど…バスケの1対1は向かい合った時に相手がどう動くかを相手の反射やらわずかな動きでの読み合いを速い速度でおこなうスポーツなんで頭はめちゃくちゃいいですよ。双子の兄の方は秀徳に行ってるらしいですから。研磨さんが見られてる気がするのも多分その成果と…」
「バスケットプレーヤーで培われた目か。はーまた厄介な敵になったもんだ。」
「良いじゃねぇか直井。相手が強ければ強いほどおもしれぇそれが勝負事だ。これからたのしみじゃねーか。」
話の流れからどこかのバレー部のマネージャーだと言うことがわかった選手と頭を抱える直井コーチに猫又先生だけはニヤニヤと楽しそうに笑っていた。
通称ネコ。
ネコって言うだけあってとにかくーしなやか。
「クロさんナイスレシーブ!」
しなやかな動きでレシーブを確実にセッターの孤爪さんの上に返す黒尾さん。
「デカイミドルブロッカーの奴もレシーブうめぇ…!」
何処に打っても音駒のコートに全然落ちないどころか綺麗にAパスレーシーブされてしまう。
そこからの孤爪さんのセットアップも多彩だ。
あの人は頭が良いしよく見てる。
タイプ的に言えばうちの蛍くんだろう。
安定したレシーブからのトスは滞空時間も余裕もあるからこその多彩さなんだろう。
ツーアタックやフェイントの目線とか小技をちょこちょこ使う。
大型エースは残念ながら居ないからどちらかと言えば粘り強い守りのチーム。
バレーは落とさなければ負けないチーム戦。
まさにそんな戦い方で終わって見ればカウント2-0
25-21、25-13の圧勝。
2セット目は1セット目の長く続いたラリーからくる疲れと焦りで槻木澤の方がミスが多くなって着てたからこの点差だ。
「攻撃も守備も天才みたいなやつがいるわけじゃないのに…なんで強いんだ?」
やっぱり生の情報はいいわ。
体全体の筋肉の動きとか細かいところはやっぱり映像だと見れない。
映像だと全体でしか取ってないから。
いやー興味に来てよかった。
書き込んで居たノートとビデオと三脚の回収を手早く済ませてリュックにしまい、降りていけば集合に呼ばれた。
「しゅーごー!!高尾さんもおいで。」
「はいっ。」
「まずはお疲れさん。よく取れて居たし動けて居たと思う。高尾さん記録の方はどうかな?」
「バッチリです。お役に立てるか分かりませんがいいものを見せていただけたのでこれ良かったらどうぞ。映像は焼き回しして後日お渡しします。」
気になった点や成功率や目測でどのぐらい飛んで居たのか詰め込んだノートを手渡す。
で過ぎた真似かもしれないが元々取った映像のコピーを渡す約束だったので問題はないだろう。
「おぅありがとう。高尾さん時間は大丈夫かい?」
「あーそうですね…後少ししかないんでリフレッシュ指圧させてもらったら帰ります。帰りは大丈夫ですよね?」
「あぁ。黒尾、ミーティングは後回しで順に高尾さんにやってもらえ。残りは片付けに回れ。」
「おすっ。」
とりあえず直井さんの指示通り持って来たヨガマットを広げそこにスタメンに順に寝てもらい足腰中心のリフレッシュ指圧をして全員終われば借りてた犬岡のジャージを犬岡に返してマットもしまい、さっさと帰らせてもらった。
「高尾って何者だったんだ?」
「つーかあの指圧マジできいたわ。足が試合前より軽い。」
「監督もコーチも特に臨時マネとしかいわねぇもんな。」
「犬岡、お前知り合いなんだろ?」
「はいっす!!中学で部活が一緒でした!!友達っす!!」
「っーてなると元バスケ部か。」
「正確には女バスっす!!双子の兄弟がいてその繋がりで仲良くなって…」
「今は何をしてんだ?」
「あーとすいません。口止めされてて…いくら先輩方でも言えないっす。」
「ふーん。」
「それにしても美人だったな!!」
「虎なんて固まってたもんね。」
「うううるせぇ!!!」
「つーかあのノートなんなんだ?スコアか?」
「さぁ?直井コーチがさっきから真剣に見てますね。」
「クロ…。」
「どうした研磨」
「なんか何時もより見られてた気がする。」
「は?まぁ高尾は上から見てたけど…」
「そう言うことじゃなくて…」
「…孤爪が言ってるのは当たってる。高尾は選手全員どころかコート全体の人間の筋肉の動きまで見てたよ。普通の人じゃ見れないような…犬岡はその事について何か知ってるか?」
「コーチ?」
「…あーと確か鷹の目って言って高尾はバスケコート全体を見渡すほどの視野の広さを持っているんです。360度ほぼ死角はなくてなんでもコート全体を真上から見ているような立体的な見方ができる目の持ち主です。視力もめちゃくちゃ良かったっす。」
「まじかよ。なんでそんなやつがマネジャー?」
「つーかめちゃくちゃ頭いいんじゃ…」
「選手やめた理由は俺もよくは知らないんすけど…バスケの1対1は向かい合った時に相手がどう動くかを相手の反射やらわずかな動きでの読み合いを速い速度でおこなうスポーツなんで頭はめちゃくちゃいいですよ。双子の兄の方は秀徳に行ってるらしいですから。研磨さんが見られてる気がするのも多分その成果と…」
「バスケットプレーヤーで培われた目か。はーまた厄介な敵になったもんだ。」
「良いじゃねぇか直井。相手が強ければ強いほどおもしれぇそれが勝負事だ。これからたのしみじゃねーか。」
話の流れからどこかのバレー部のマネージャーだと言うことがわかった選手と頭を抱える直井コーチに猫又先生だけはニヤニヤと楽しそうに笑っていた。