男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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GパンにTシャツ。
この合宿中唯一持ってきていた私服だ。
烏野の真っ黒なジャージを腰に巻いて機材の入ったリュックを背負う。
早朝翔陽と飛雄が朝のランニングに出て行くのを見てスポーツドリンクとタオルにメモをつけて玄関に残して私も出かける。
目指すは烏野総合運動公園合宿所。
音駒はそこを拠点に連日練習試合の予定だ。
向こうチームの友人に連絡を入れて合宿所に着けば出入り口のところで出迎えてくれた。
「久しぶりー犬岡!!」
「高尾ーマジでこっちにいたんだな!!久しぶり!!」
「犬岡背また伸びた?」
「おぅ!!伸びた!!」
「うわー羨ましい。」
「そういう高尾は女子平均よりは上だろ?」
「まぁね。でもバスケもバレーも高さ勝負のとこあるっしょ?もーちょい欲しい身長!!」
「てか高尾、部活は?」
「あー今バスケは趣味程度しかやってない。バレー部のマネジャーやってるけど今日は偵察で抜けてきた。」
「烏野の…だっけ?」
「そ、宿敵猫対烏だね。」
「まさか高尾がバスケやめるとは思ってなかったー」
「それを言うなら犬岡もでしょ?」
「まぁな。それにしても俺たち2人してバレーに」
「いや、あんた選手だけど私マネだから。」
「そーいや和成は?」
「あーあいつは秀徳行ったよ。今レギュラーだと。」
「うわマジか!!すっげぇじゃん!!東の王者で一年レギュラー!!」
「そう言う犬岡もレギュラーでしょ。」
久しぶりの友人との会話は弾む弾む。
話しながら猫又監督と直井コーチのとこまで案内してくれた。
「お、きたな。」
「初めまして。烏野高校男子バレー部マネジャーの高尾です。先日はどうも。」
「お前さんトレーナーだろ?」
「ありゃ、バレてた。」
「お前さんのとこの武田先生からよく聞いてるからなぁ。」
人を食ったような顔でくつくつ笑う陽気な猫又先生。
この人食えない人だわ。
「さいですか。ではまぁ堂々と今日はお世話になります。」
「こちらこそ。コーチの直井です。」
「ウチにはマネジャーいねぇから今日は案内とマネジ頼むぞ。」
「はい。元よりそのつもりでしたから」
「なら今日はこれを着ているといい。」
直井コーチから手渡されたのは真っ赤なジャージ。
見てみれば猫又高校のものだった。
とりあえずそれを受け取り腰に巻いていた烏野ジャージをリュックにしまい代わりに腰に巻く。
ちょっと大きいけど誰か選手のやつ借りたんだろうか?
名前の刺繍を見つければ犬岡のだった。
合宿所の前で集合した音駒の選手たちに今日一日マネジャーとして紹介されたが烏野高校と男子バレー部と言うのはあかされず、犬岡の友人と紹介した猫又先生はホント人が悪い。
ついでに犬岡も口止めされていた。
槻木澤高校まではそれほど遠くなく徒歩で行ける距離なので徒歩移動。
道中モヒカンの山本さんが妙な動きをしたり犬岡が小突かれてたり、小爪さんが迷子になり、黒尾さんが迎えに行ったりとトラブルもあったけど無事槻木澤高校までの案内は完了。
槻木澤高校第一体育館。
着いてすぐにベンチにカバンを置き、ドリンクの準備をさせてもらいアップのサポートに入る。
「すげーよなー東京から来るなんて」
「向こうのセッターなんか小さくね」
「うん…それになんかひょろひょろしてる。」
「控えセッターなんじゃないの?」
「強いのかな?学校名聞いたことないな」
「てかマネジャー美人」
「音駒高校だっけか。」
コートの端で固まり物珍しそうに音駒の練習風景を見る槻木澤の選手。
黒尾さんが居なくなったなーと思い周りを見て入ればちょうど固まる槻木澤の選手の後ろから出て着た。
「君らの言うヒョロッヒョロのチビとは」
「うぉ?!」
「俺たち音駒の背骨で脳で心臓です。」
なーにプレッシャー振りまいてんだか。
槻木澤が可哀想だ。
トサカ頭にモヒカン。
金髪のプリン頭、カッコだけ見れば不良集団だ。
悪い人達じゃないんだけど…。
ボール出しが終わりドリンクの補充も十分、猫又監督の許可を取って機材を持ち二階席に移動する。
邪魔にならない場所にカメラを設置し終えたところで…
「音駒高校対槻木澤高校練習試合始めます!!」
「行くぞー」
「「「オース」」」
試合開始っ!!
この合宿中唯一持ってきていた私服だ。
烏野の真っ黒なジャージを腰に巻いて機材の入ったリュックを背負う。
早朝翔陽と飛雄が朝のランニングに出て行くのを見てスポーツドリンクとタオルにメモをつけて玄関に残して私も出かける。
目指すは烏野総合運動公園合宿所。
音駒はそこを拠点に連日練習試合の予定だ。
向こうチームの友人に連絡を入れて合宿所に着けば出入り口のところで出迎えてくれた。
「久しぶりー犬岡!!」
「高尾ーマジでこっちにいたんだな!!久しぶり!!」
「犬岡背また伸びた?」
「おぅ!!伸びた!!」
「うわー羨ましい。」
「そういう高尾は女子平均よりは上だろ?」
「まぁね。でもバスケもバレーも高さ勝負のとこあるっしょ?もーちょい欲しい身長!!」
「てか高尾、部活は?」
「あー今バスケは趣味程度しかやってない。バレー部のマネジャーやってるけど今日は偵察で抜けてきた。」
「烏野の…だっけ?」
「そ、宿敵猫対烏だね。」
「まさか高尾がバスケやめるとは思ってなかったー」
「それを言うなら犬岡もでしょ?」
「まぁな。それにしても俺たち2人してバレーに」
「いや、あんた選手だけど私マネだから。」
「そーいや和成は?」
「あーあいつは秀徳行ったよ。今レギュラーだと。」
「うわマジか!!すっげぇじゃん!!東の王者で一年レギュラー!!」
「そう言う犬岡もレギュラーでしょ。」
久しぶりの友人との会話は弾む弾む。
話しながら猫又監督と直井コーチのとこまで案内してくれた。
「お、きたな。」
「初めまして。烏野高校男子バレー部マネジャーの高尾です。先日はどうも。」
「お前さんトレーナーだろ?」
「ありゃ、バレてた。」
「お前さんのとこの武田先生からよく聞いてるからなぁ。」
人を食ったような顔でくつくつ笑う陽気な猫又先生。
この人食えない人だわ。
「さいですか。ではまぁ堂々と今日はお世話になります。」
「こちらこそ。コーチの直井です。」
「ウチにはマネジャーいねぇから今日は案内とマネジ頼むぞ。」
「はい。元よりそのつもりでしたから」
「なら今日はこれを着ているといい。」
直井コーチから手渡されたのは真っ赤なジャージ。
見てみれば猫又高校のものだった。
とりあえずそれを受け取り腰に巻いていた烏野ジャージをリュックにしまい代わりに腰に巻く。
ちょっと大きいけど誰か選手のやつ借りたんだろうか?
名前の刺繍を見つければ犬岡のだった。
合宿所の前で集合した音駒の選手たちに今日一日マネジャーとして紹介されたが烏野高校と男子バレー部と言うのはあかされず、犬岡の友人と紹介した猫又先生はホント人が悪い。
ついでに犬岡も口止めされていた。
槻木澤高校まではそれほど遠くなく徒歩で行ける距離なので徒歩移動。
道中モヒカンの山本さんが妙な動きをしたり犬岡が小突かれてたり、小爪さんが迷子になり、黒尾さんが迎えに行ったりとトラブルもあったけど無事槻木澤高校までの案内は完了。
槻木澤高校第一体育館。
着いてすぐにベンチにカバンを置き、ドリンクの準備をさせてもらいアップのサポートに入る。
「すげーよなー東京から来るなんて」
「向こうのセッターなんか小さくね」
「うん…それになんかひょろひょろしてる。」
「控えセッターなんじゃないの?」
「強いのかな?学校名聞いたことないな」
「てかマネジャー美人」
「音駒高校だっけか。」
コートの端で固まり物珍しそうに音駒の練習風景を見る槻木澤の選手。
黒尾さんが居なくなったなーと思い周りを見て入ればちょうど固まる槻木澤の選手の後ろから出て着た。
「君らの言うヒョロッヒョロのチビとは」
「うぉ?!」
「俺たち音駒の背骨で脳で心臓です。」
なーにプレッシャー振りまいてんだか。
槻木澤が可哀想だ。
トサカ頭にモヒカン。
金髪のプリン頭、カッコだけ見れば不良集団だ。
悪い人達じゃないんだけど…。
ボール出しが終わりドリンクの補充も十分、猫又監督の許可を取って機材を持ち二階席に移動する。
邪魔にならない場所にカメラを設置し終えたところで…
「音駒高校対槻木澤高校練習試合始めます!!」
「行くぞー」
「「「オース」」」
試合開始っ!!