男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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昔見たオレンジコートの中で仲間と笑い合いハイタッチする選手たち。
汗いっぱいで…苦しそうで…でも小さな巨人は何回でも飛んでいた。
あの時は分かんなかったけどきっとあれが仲間からの信頼というやつだったんだ。
この人なら決めてくれるとチームのみんなが思ってたからみんながあの小さなエースに繋いだんだ。
そんできっとアサヒさんもそれと同じだ。
「…おい「エースすっげえな!ブロック居ても居なくてもあんな風にブチ抜けるなら関係ないもんな!」
「……」
「?なんだよ…」
「べつに」
「??」
1セット目終了で潔子さんと手分けしてボトルとタオルを配る。
「時間押してるからすぐ2セット目はじめよう!」
「オース!!」
大地先輩からの指示で第2セットがスタート。
順調に進んでゲームカウントは2-2
しかし心なしか翔陽がぼんやりとしている。
動きもあんま良いとは言えなくてじっと翔陽を観察していればやっぱり旭さんを見てる。
「(…あんな風に身長とかパワーがあったら…おれも。いやいや!小さな巨人は小さいけど凄かったんだ!おれよりはデカイけど…けど…)」
「旭!!」
スーさんの声にトスに合わせて跳ぶ旭さん。
「(いいなぁ)」
「!?日向!?」
「えっ」
ぼんやりとして居た翔陽。
旭さんが打ったボールは翔陽の真正面。
いち早く気づいた大地先輩が声をかけるが間に合わず旭さんの強烈なスパイクはバガァンととんでもない音を立て翔陽の顔面に直撃し翔陽はあまりの勢いで後ろに吹き飛ぶように倒れた。
「翔陽!?」
「!?ばっ…」
「うわぁぁぁぁあ!?」
「ギャーッ」
「「「日向!!」」」
全員が慌てて日向に駆け寄った。
「…っう~っ」
「あっ生きてる」
「大丈夫かっ」
「大丈夫かあああゴメンなあああ」
「どう考えてもボケっとしてたこいつが悪いでしょ」
「きゅっ救急車っきゅうきゅっ」
「落ち着けよ先生」
どうやらボールが当たったのは額らしく他には打ってないのか額を真っ赤にしながらも勢いよく起き上がった。
「あだいじょうぶです。スミマセン」
「ばっか翔陽!!いきなり起きあがんな!!」
翔陽の頭を捕まえ軽く診察をする。
瞳孔の開き、反応からしても多分脳震盪やらの心配はないだろう。
「ほんとか!?念のため休憩を…」
「ほほんとに大丈夫です!ちょっとかわしきれなかっただけで…たいしたことは…顔面受け慣れてるし!スミマセンデジタ」
「なれるなよ…」
「ホントだよ…」
「あはは…はっ!?」
みんなで呆れていれば背後から凄まじく嫌なオーラを振りまく飛雄が…。
あーあ。
こりゃやばそうだ。
翔陽も分かっているのか明らかに顔色が悪くなる。
「…なにボケェーっとしてた…試合中に…」
「あ、う、あ~(やべぇ…影山が怒鳴らない…まじ怒りだ…後頭部にサーブぶつけた時の感じだ…)」
「おれは知ってるぞ…エースはカッコいいけど自分の1番の武器が囮なんて地味でカッコ悪い自分に東峰さんみたいなタッパとかパワーがあればエースになれるのに」
「えっ」
「そっそんなこと思ってない!…くも…ない…けど…」
「エースがいるって分かってから興味とか憧れとかの他に…嫉妬してたろ」
「!…」
「試合中に余計なこと考えてんじゃねーよ。」
「…羨ましくて…なにが悪いんだ…もともとでっかいお前になんか絶対分かんないんだよ!!」
「おい…「こらーバレー部そろそろ終了の時間だぞー」
喧嘩になりそうな2人を止めようと大地先輩がするが、タイミング悪く管理の先生が体育館に来た。
「早く片付けをー「すみませんっこの試合が終わるまで…」
「でも時間が」
「僕が責任持って閉めますので!」
「えっ…」
「終わったらちゃんと閉めて見回りもしておきます!」
「(おれのせいで試合中断さしたのに…影山に怒鳴ってしまった。)」
「じゃあ…」
「無理言ってすみませんっ」
武田先生は流石の対応だ。
「先生すみませんありがとうございます。」
「タケちゃんカッケー!!」
管理の先生をお見送りした武田先生はくるりと振り向くとサムズアップしてくれた。
頼りになるー。
「よし!じゃあ続き始めよう!」
「「「オース!!!」」」
汗いっぱいで…苦しそうで…でも小さな巨人は何回でも飛んでいた。
あの時は分かんなかったけどきっとあれが仲間からの信頼というやつだったんだ。
この人なら決めてくれるとチームのみんなが思ってたからみんながあの小さなエースに繋いだんだ。
そんできっとアサヒさんもそれと同じだ。
「…おい「エースすっげえな!ブロック居ても居なくてもあんな風にブチ抜けるなら関係ないもんな!」
「……」
「?なんだよ…」
「べつに」
「??」
1セット目終了で潔子さんと手分けしてボトルとタオルを配る。
「時間押してるからすぐ2セット目はじめよう!」
「オース!!」
大地先輩からの指示で第2セットがスタート。
順調に進んでゲームカウントは2-2
しかし心なしか翔陽がぼんやりとしている。
動きもあんま良いとは言えなくてじっと翔陽を観察していればやっぱり旭さんを見てる。
「(…あんな風に身長とかパワーがあったら…おれも。いやいや!小さな巨人は小さいけど凄かったんだ!おれよりはデカイけど…けど…)」
「旭!!」
スーさんの声にトスに合わせて跳ぶ旭さん。
「(いいなぁ)」
「!?日向!?」
「えっ」
ぼんやりとして居た翔陽。
旭さんが打ったボールは翔陽の真正面。
いち早く気づいた大地先輩が声をかけるが間に合わず旭さんの強烈なスパイクはバガァンととんでもない音を立て翔陽の顔面に直撃し翔陽はあまりの勢いで後ろに吹き飛ぶように倒れた。
「翔陽!?」
「!?ばっ…」
「うわぁぁぁぁあ!?」
「ギャーッ」
「「「日向!!」」」
全員が慌てて日向に駆け寄った。
「…っう~っ」
「あっ生きてる」
「大丈夫かっ」
「大丈夫かあああゴメンなあああ」
「どう考えてもボケっとしてたこいつが悪いでしょ」
「きゅっ救急車っきゅうきゅっ」
「落ち着けよ先生」
どうやらボールが当たったのは額らしく他には打ってないのか額を真っ赤にしながらも勢いよく起き上がった。
「あだいじょうぶです。スミマセン」
「ばっか翔陽!!いきなり起きあがんな!!」
翔陽の頭を捕まえ軽く診察をする。
瞳孔の開き、反応からしても多分脳震盪やらの心配はないだろう。
「ほんとか!?念のため休憩を…」
「ほほんとに大丈夫です!ちょっとかわしきれなかっただけで…たいしたことは…顔面受け慣れてるし!スミマセンデジタ」
「なれるなよ…」
「ホントだよ…」
「あはは…はっ!?」
みんなで呆れていれば背後から凄まじく嫌なオーラを振りまく飛雄が…。
あーあ。
こりゃやばそうだ。
翔陽も分かっているのか明らかに顔色が悪くなる。
「…なにボケェーっとしてた…試合中に…」
「あ、う、あ~(やべぇ…影山が怒鳴らない…まじ怒りだ…後頭部にサーブぶつけた時の感じだ…)」
「おれは知ってるぞ…エースはカッコいいけど自分の1番の武器が囮なんて地味でカッコ悪い自分に東峰さんみたいなタッパとかパワーがあればエースになれるのに」
「えっ」
「そっそんなこと思ってない!…くも…ない…けど…」
「エースがいるって分かってから興味とか憧れとかの他に…嫉妬してたろ」
「!…」
「試合中に余計なこと考えてんじゃねーよ。」
「…羨ましくて…なにが悪いんだ…もともとでっかいお前になんか絶対分かんないんだよ!!」
「おい…「こらーバレー部そろそろ終了の時間だぞー」
喧嘩になりそうな2人を止めようと大地先輩がするが、タイミング悪く管理の先生が体育館に来た。
「早く片付けをー「すみませんっこの試合が終わるまで…」
「でも時間が」
「僕が責任持って閉めますので!」
「えっ…」
「終わったらちゃんと閉めて見回りもしておきます!」
「(おれのせいで試合中断さしたのに…影山に怒鳴ってしまった。)」
「じゃあ…」
「無理言ってすみませんっ」
武田先生は流石の対応だ。
「先生すみませんありがとうございます。」
「タケちゃんカッケー!!」
管理の先生をお見送りした武田先生はくるりと振り向くとサムズアップしてくれた。
頼りになるー。
「よし!じゃあ続き始めよう!」
「「「オース!!!」」」