男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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ゲームポイントは7-5。
「ナイッサー!!」
「サッこォーい」
「ナイッサ「縁下!」
森さんのサーブから始まり縁下先輩のレシーブでボールが上がったがレシーブが乱れたせいかカバーに飛雄が入る。
「カバー!」
「スマン影山カバー頼む!」
「はい!」
それと同時にもうすでに翔陽は動き出していた。
「レシーブは全体的にまだまだだな。」
「はい。正直一年はもちろん2年生もまだまだミスは多いです。」
「影山はボールの落下点の見極めがはやいな…迷いがねぇ感じの一歩目だ。あいつ一年だったよな…(さぁこっから誰を使う?)」
「よく見ていてください。来ます」
ポツリと言葉を漏らすコーチに返事をしながらシニカルに笑う。
ふっと飛雄がトスを上げた先にはもうすでに翔陽が飛んでいて1回目よりもはやいタイミングの速攻。
コレには流石に度肝を抜かれたのだろう町内会チームもコーチもみんなポカーンとしていた。
正直あれは分かっていても付いてけないだろう。
「ナーイス日向影山」
「大袈裟なことを言ってるわけじゃなかったんだな…」
「スゲーじゃねぇか翔陽!なんだなんだ!うっかり見入っちゃったぞ!」
「えへへ」
「ナイストス飛雄!ナイス翔陽!飛雄チャン自分でも分かってると思うけど一瞬滑ったしょ?雑巾踏んで来な」
「ウス。」
「え、そうだったの?お前。」
「今のあれでよく気づいたな…」
「当然だろ。トレーナー名乗るからにはそれなりに出来ねぇとな」
「黒澤先生はキビシーな」
「頑張りますよ師匠。」
「っうか!!ウォい!!!今なんでそこに飛んだ!?ちんちくりん!!」
「ちんっ…どっ何処にいてもトスくるから…です。」
「!!ー…(明らかに…今…ちんちくりんはトスを見ずに跳んでいた…この1年セッターちんちくりんの動きに…完全に合わせたのか…!?)」
(それにトス来るからってなんで言い切れるんだ!?それだけで全くトス見ないでフルスイングできるか普通!?)
「なんなんだお前ら変人か!!」
「「変人…?」」
「なんで??」
「知るか」
「ぷぷ」
「ブハッ!!あははは」
よほど混乱してんのかコーチの言い分に戸惑う翔陽と普段から険しい表情をさらに険しくさせる飛雄。
その2人の後ろで馬鹿にしたように…ってか普通に馬鹿にしてる蛍が笑っていた。
「…ー試合前のやりとりで…なんのことだかわかんなかったが…なるほどな。高尾。あの一年セッターは…」
「あー笑った笑った。はいはい。まぁそうですね。天才様ってヤツですよ。あれと比べられたら正直凡人にはたまったもんじゃねぇですよ。…だけど」
エンジンのかかったエースと正セッターのコンビーネーションは流石三年生。
伊達に長く一緒にやって来てない。
凄まじい威力でゴッと打たれたスパイクはズダんっとまたまたすごい音を立て蛍の少し後ろに刺さる。
「おおっ!平行!」
「1ヶ月ぶりでもタイミングばっちりだなチクショーめぇっ」
「田中喜びすぎ」
「…トスとスパイクの一瞬の呼吸。そりゃたくさんの練習と積み重ねた時間があるからこそできることか…」
「そうっスね。あの信頼関係は一朝一夕でできるもんでは無いです。」
「あの一年セッターにあるのが圧倒的才能だとしたらこっちは積み重ねた信頼と安定…」
そこでコーチはニヤリと人1人殺してそうな何かを企むように笑った。
元々強面だからさらに怖い。
思わず先生と2人びくりと肩を震わせ、師匠はめんどくさそうに見つめていた。
「いいじゃねぇか…!今の烏野…!もっと早く言えよ先生!!」
「ぎっ!!何回も言いましたよ…僕…」
「いや、これは見なきゃわかんなかったっスよきっと。」
バシバシと背中を叩かれる先生に心の中でなむなむしておく。
かなり痛そう…。
コートに目を向ければちょうど嶋田さんがフェイントを入れてるとこだった。
思いっきり打つと思っていたみんなは見事につられちょんと触っただけのボールは龍先輩の前に落ちた。
龍先輩フライング入ったけど間に合ってなかった。
「おおっ…!フェイントッ…!流石ベテランは一枚上手って感じですね。」
ゲームは進み24-19。
まぁまぁいい感じに進んで来てるけどこの差は経験の差だろう。
「それにしてもあのちんちくりんがミドルブロッカーとはねぇ!速攻は確かにすごいけどブロックはどうなんだ?」
翔陽が前衛に来るとひたすらジッと旭さんを見ていた。
旭さんも流石に見られてるのに気付いたのか目を逸らしていた。
「おおっ!?そう言えばこの試合って」
「そーですね。翔陽憧れのエースとの対決ですね。」
「あ?」
「日向君はね…烏野が強かった頃の小さな巨人て呼ばれてたエースに憧れて烏野に来たらしいんですよ。」
「へーあいつにか。」
「コーチはちょうどおんなじ時期でしたっけ…」
「まあな。」
「だからエースになる!っていつも言って頑張ってるんですよ。そんな日向君が烏野現エースと直接対決!ってわけです。」
「ほぉーおもしれぇじゃんか社会人対中学生みたいだけどな!」
「ブハッ!!確かに」
飛雄のサーブは綺麗に夕先輩が上げてまた旭さんの平行。
それに食らいつくように翔陽がブロックで飛び出して弾いた。
中途半端な翔陽のブロックは跳ねられブロックアウト。
壁にホームランしてしまった。
「すごく飛ぶのは分かってたけど…目の前に来ると本当にすごいな…いったいどのくらい飛んでるんだ…アレ」
ありゃ完全に力負けしてる感じだ。
ふーん。
どうすっかなーと思いながら見て入れば…
「すごい…!1ヶ月ぶりのはずなのに…」
「お前ブロックの時の手の出し方が悪い!止めるつもりならこう!こうだ!!聞いてんのかこうだ!!!」
完全に翔陽の意識は旭さんに向いてる。
飛雄が一生懸命にブロックを教えようとするが…どんまい。
「…おい「エースすっげぇな!ブロックいてもいなくてもあんな風にぶち抜けるなら関係ないもんな!」
「………」
翔陽の言い分にジトリと睨みつける飛雄はようやく気付いたのだろう。
「何だよ」
「べつに」
「!?」
「翔陽ードシャットは力負けして無理だろうから手のひらを上に向けて少しでも触ってー!!弾くだけがブロックの仕事じゃ無いのよー!!」
「ハイ!!」
「いや。お前ほんとに素人かよ。」
「そうですよ。ま、いろいろ勉強はさせてもらってます。」
「ナイッサー!!」
「サッこォーい」
「ナイッサ「縁下!」
森さんのサーブから始まり縁下先輩のレシーブでボールが上がったがレシーブが乱れたせいかカバーに飛雄が入る。
「カバー!」
「スマン影山カバー頼む!」
「はい!」
それと同時にもうすでに翔陽は動き出していた。
「レシーブは全体的にまだまだだな。」
「はい。正直一年はもちろん2年生もまだまだミスは多いです。」
「影山はボールの落下点の見極めがはやいな…迷いがねぇ感じの一歩目だ。あいつ一年だったよな…(さぁこっから誰を使う?)」
「よく見ていてください。来ます」
ポツリと言葉を漏らすコーチに返事をしながらシニカルに笑う。
ふっと飛雄がトスを上げた先にはもうすでに翔陽が飛んでいて1回目よりもはやいタイミングの速攻。
コレには流石に度肝を抜かれたのだろう町内会チームもコーチもみんなポカーンとしていた。
正直あれは分かっていても付いてけないだろう。
「ナーイス日向影山」
「大袈裟なことを言ってるわけじゃなかったんだな…」
「スゲーじゃねぇか翔陽!なんだなんだ!うっかり見入っちゃったぞ!」
「えへへ」
「ナイストス飛雄!ナイス翔陽!飛雄チャン自分でも分かってると思うけど一瞬滑ったしょ?雑巾踏んで来な」
「ウス。」
「え、そうだったの?お前。」
「今のあれでよく気づいたな…」
「当然だろ。トレーナー名乗るからにはそれなりに出来ねぇとな」
「黒澤先生はキビシーな」
「頑張りますよ師匠。」
「っうか!!ウォい!!!今なんでそこに飛んだ!?ちんちくりん!!」
「ちんっ…どっ何処にいてもトスくるから…です。」
「!!ー…(明らかに…今…ちんちくりんはトスを見ずに跳んでいた…この1年セッターちんちくりんの動きに…完全に合わせたのか…!?)」
(それにトス来るからってなんで言い切れるんだ!?それだけで全くトス見ないでフルスイングできるか普通!?)
「なんなんだお前ら変人か!!」
「「変人…?」」
「なんで??」
「知るか」
「ぷぷ」
「ブハッ!!あははは」
よほど混乱してんのかコーチの言い分に戸惑う翔陽と普段から険しい表情をさらに険しくさせる飛雄。
その2人の後ろで馬鹿にしたように…ってか普通に馬鹿にしてる蛍が笑っていた。
「…ー試合前のやりとりで…なんのことだかわかんなかったが…なるほどな。高尾。あの一年セッターは…」
「あー笑った笑った。はいはい。まぁそうですね。天才様ってヤツですよ。あれと比べられたら正直凡人にはたまったもんじゃねぇですよ。…だけど」
エンジンのかかったエースと正セッターのコンビーネーションは流石三年生。
伊達に長く一緒にやって来てない。
凄まじい威力でゴッと打たれたスパイクはズダんっとまたまたすごい音を立て蛍の少し後ろに刺さる。
「おおっ!平行!」
「1ヶ月ぶりでもタイミングばっちりだなチクショーめぇっ」
「田中喜びすぎ」
「…トスとスパイクの一瞬の呼吸。そりゃたくさんの練習と積み重ねた時間があるからこそできることか…」
「そうっスね。あの信頼関係は一朝一夕でできるもんでは無いです。」
「あの一年セッターにあるのが圧倒的才能だとしたらこっちは積み重ねた信頼と安定…」
そこでコーチはニヤリと人1人殺してそうな何かを企むように笑った。
元々強面だからさらに怖い。
思わず先生と2人びくりと肩を震わせ、師匠はめんどくさそうに見つめていた。
「いいじゃねぇか…!今の烏野…!もっと早く言えよ先生!!」
「ぎっ!!何回も言いましたよ…僕…」
「いや、これは見なきゃわかんなかったっスよきっと。」
バシバシと背中を叩かれる先生に心の中でなむなむしておく。
かなり痛そう…。
コートに目を向ければちょうど嶋田さんがフェイントを入れてるとこだった。
思いっきり打つと思っていたみんなは見事につられちょんと触っただけのボールは龍先輩の前に落ちた。
龍先輩フライング入ったけど間に合ってなかった。
「おおっ…!フェイントッ…!流石ベテランは一枚上手って感じですね。」
ゲームは進み24-19。
まぁまぁいい感じに進んで来てるけどこの差は経験の差だろう。
「それにしてもあのちんちくりんがミドルブロッカーとはねぇ!速攻は確かにすごいけどブロックはどうなんだ?」
翔陽が前衛に来るとひたすらジッと旭さんを見ていた。
旭さんも流石に見られてるのに気付いたのか目を逸らしていた。
「おおっ!?そう言えばこの試合って」
「そーですね。翔陽憧れのエースとの対決ですね。」
「あ?」
「日向君はね…烏野が強かった頃の小さな巨人て呼ばれてたエースに憧れて烏野に来たらしいんですよ。」
「へーあいつにか。」
「コーチはちょうどおんなじ時期でしたっけ…」
「まあな。」
「だからエースになる!っていつも言って頑張ってるんですよ。そんな日向君が烏野現エースと直接対決!ってわけです。」
「ほぉーおもしれぇじゃんか社会人対中学生みたいだけどな!」
「ブハッ!!確かに」
飛雄のサーブは綺麗に夕先輩が上げてまた旭さんの平行。
それに食らいつくように翔陽がブロックで飛び出して弾いた。
中途半端な翔陽のブロックは跳ねられブロックアウト。
壁にホームランしてしまった。
「すごく飛ぶのは分かってたけど…目の前に来ると本当にすごいな…いったいどのくらい飛んでるんだ…アレ」
ありゃ完全に力負けしてる感じだ。
ふーん。
どうすっかなーと思いながら見て入れば…
「すごい…!1ヶ月ぶりのはずなのに…」
「お前ブロックの時の手の出し方が悪い!止めるつもりならこう!こうだ!!聞いてんのかこうだ!!!」
完全に翔陽の意識は旭さんに向いてる。
飛雄が一生懸命にブロックを教えようとするが…どんまい。
「…おい「エースすっげぇな!ブロックいてもいなくてもあんな風にぶち抜けるなら関係ないもんな!」
「………」
翔陽の言い分にジトリと睨みつける飛雄はようやく気付いたのだろう。
「何だよ」
「べつに」
「!?」
「翔陽ードシャットは力負けして無理だろうから手のひらを上に向けて少しでも触ってー!!弾くだけがブロックの仕事じゃ無いのよー!!」
「ハイ!!」
「いや。お前ほんとに素人かよ。」
「そうですよ。ま、いろいろ勉強はさせてもらってます。」