「全然ジャンプできてないんじゃないですかっ！？1ヶ月もサボるからっっ」

「うん…スミマセン…」

「キビシーな…西谷」



ワイワイと盛り上がる旭さん、スーさん、夕先輩の3人を見つめる大地先輩の顔は何だかホッとしたような嬉しそうな…それでいて羨ましそうな顔をしていた。

きっとあの輪に加わって同じチームでやりたいのだろう。

同じように龍先輩も嬉しそうに顔を綻ばせ3人を指差しながら何度も大地先輩を振り返る。



「大地さんっ！！」

「うん。でも…ベテランの町内会組に加いて旭も復活ってなるといよいよ俺たちが厳しいぞ」

「(でも凄く嬉しそうだ。)何言ってんスか大地さん！こっちには俺が「おれがいますよっ！！」

「え？何？」

「日向カブってんじゃねーよ！！せっかくの俺のカッコいい台詞がグダグダだよバカヤローッ」

「ぶふっ！！ぎゃはははあははは。」

「高尾ちゃん笑わないで」

「だ。大丈夫かお前…」

「高尾さんは基本ゲラなので大丈夫ですよ。」



ちょうど龍先輩の言葉にかぶるように出て来た翔陽。

すんげータイミング。

思わず吹き出しゲラゲラ笑っていれば思わず笑ジヌかとおもった。

コーチに心配され先生離れているのでポンポンと背を撫でてくれた。






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