男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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「おお~っノヤっさぁ~ん!!」
「?」
放課後の練習前。
今日は掃除当番じゃないからやれる事をやろうと早めに着替えてボトルと雑巾の用意だけして、体育館のステージの上でヘッドフォンをパソコンにつないでスカウティングしていれば田中先輩の大きな声でノートパソコンのDVDを一時停止してヘッドフォンを外して顔を上げる。
体育館のバレーコートには先ほどまでサーブ練習の自主練していたはずの影山と何故か2階に上がったのかボールを抱えて梯子を降りて来た日向。
それと…烏野のリベロ。
西谷さんが居た。
「「!」」
「「西谷!!」」
「チワース」
ポカーンと唖然とする日向と影山。
体育館に来たのは田中先輩とスーさん、大地先輩。
田中先輩と西谷さんはよほど仲がいいのか飛び上がって再会を喜んで居た。
確かこの人1ヶ月の部活謹慎だったっけ?
「あ!日向影山。2年の西谷だよ!」
「「あっちわーっす」」
「おーす。」
「お…俺より小さい…!?」
おお。
日向失礼なことやってんな…。
確かに小さいけど。
抱えて居たパソコンをその場において舞台の上から飛び降りる。
とんっと着地すれば西谷さんがこちらを振り向いた。
「うおっ!?女神が!!女神がいるっ!?潔子さんと同レベルの女神だと!!」
「ノヤッさん!!この子は高尾ちゃんマネージャー兼トレーナーだ!!」
「うぉぉぉおっ!!」
「は、初めまして…高尾和樹です。」
「うぉぉぉおっ!!」
いや、うぉぉぉおっ!!としか言わないじゃんっ。
いやてか騒がしい。
飛びつかんばかりの勢いですっ飛んでくるのを驚いて思わず避けてしまった。
西谷さんは呆気なくヘッドスライディングを決めた。
「西谷っ!?」
「高尾ちゃん?!」
「いや、なんかごめん。ビックリして」
「いや今のは西谷が悪いからいいべいいべ」
なんとなく床に伏せる本人ではなく、私を慰めるように肩を叩いてくれる大地先輩とスーさんに謝ればポンポンとそれぞれ背中と頭を撫でてくれた。
しばらく見ていれば西谷さんはすぐに復活した。
「お前ら1年か!!」
「「オッス!!」」
「さっきのサーブの奴!そのデカくて目つきの悪い方!」
「?」
「お前どこ中だ!!!」
「北川第一です。」
「まじか!強豪じゃねーか!どうりであのサーブか!!俺中学ん時当たって2-1で負けたぞ!」
「えそうなの?!」
「おう!そん時もサーブすげえ奴がいてよぉ!」
がーっと壊れたスピーカーのようによく喋る。
日向と影山は困っていたがドンマイとしか言えない。
その騒がしさに田中先輩はついて行きなおかつ相槌まで入れてた。
すげえ。
てか声デカイなぁ…。
「声デカイなぁ」
「相変わらずうるさい」
「すごいスピーカーですね。」
なんとなく見守る3年組に混ざる。
「あ…あ~…西に「西谷」ニシノヤさんは…どこの…中学…」
「千鳥山!!」
いつになく歯切れ悪いな影山。
そしてナイスアシスト、スーさん。
「!強豪じゃないですか!何で烏野に!?やっぱり烏養監督の復帰を聞いて!?」
「…いや俺が烏野に来たのは…」
「…?」
「女子の制服が好みだったからだ。すごく」
なんかカッコよさげに真剣な顔をしていっていたがかなりしょうもない理由だった…。
「もちろん女子自体も期待を裏切らなかった!それに!なんつっても!男子が学ランだからだ!!黒のな!!」
いや、カッコつけて脱いでいた学ランを羽織る西谷さんだがそのくだらなさに一同ポカーンだ。
選手としてはすごいはずなのに…なんとも言えない残念感。
「黒学ランかっけえだろ!俺中学がブレザーでよ~学ランにすげえ憧れてたんだよ~茶とかグレーじゃなく黒な!」
「わかる!」
「な!っ」
いや、分かんないし。
なんか田中先輩と西谷さんのやりとりが面白すぎてマナーモードで声を出さないように笑う。
もー何これ?
前々から思っていたけれど烏野って全体的に濃ゆい。
「そしたら烏野は黒学ランだし女子も制服カワイイし家も近いし迷わず決めたね!」
「………」
「あ!!!」
いきなり方向転換したかと思えばどうやら体育館に入って来た潔子先輩に気づいたらしい。
「潔子さーん!!!貴方に会いに来ましたー潔子さーん!!」
「あっ待てコンニャロっ」
先ほど私のところに来たように勢いよく飛び出していく。
田中先輩が追いかけていったが飛び上がった西谷さんに驚いた潔子先輩は西谷さんをビンタした。
あーりゃりゃ。
「相変わらず嵐のようだな…」
「ゲリラ豪雨…」
「ぷふっ…確かに…」
「……」
「ははは喧しいだろ!…でもプレーはびっくりするぐらい静か。」
「で、旭さんは??戻ってますか?」
旭さん?
…エースの人かな?
いや。っと大地先輩が答えた途端西谷さんが激昂した。
「あの根性なし…!!」
「!!こらノヤ!!エースをそんな風に言うんじゃねえ!」
「うるせぇ!根性なしは根性なしだ!」
「待てってばノヤッさぁん!!」
「前にもいった通り旭さんが戻んないなら俺も戻んねえ!!」
田中先輩が引き止めるが虚しく西谷さんは出て行ってしまった。
だいたい何があったのか読めて来た。
あの人…
「??なんですか?」
「悪い…西谷とウチのエースの間にはちょっと問題が生じていてだな…」
多分。
多分だけどそれだけじゃないと思う。
エースとセッターであるスーさんの間にも何かあると思う。
じゃなきゃそんな顔しないでしょう?
スーさん。
こっそりと体育館を出ていく日向について私も一緒に外へ出て西谷さんを追いかける。
お、いた!!
「レシーブ教えてください!!ニシヤさんリベロですよね?」
「翔陽ニシノヤさんだよ。」
「あっすみませっ…」
「何で俺がリベロだって思う?ちっちぇえからか?」
「え?いやレシーブがうまいから…だってリベロは小さいからやるポジションじゃなくてレシーブがうまいからやれるポジションでしょ?あっですよねっ?」
「お前…よくわかってんじゃねーか。」
「あと主将が守護神って言ってたし!!!」
「!!!」
あぁこの人かなり扱いやすい人だ。
分かりやすい。
日向に負けず劣らず…。
「守っ!?な、そんなんだソレそんな大げさな呼び方されたって俺は別にっ…本当に言ってた?」
「言ってました。」
「そんなカッコいい名前で呼んだってなぁー俺はなぁーそう簡単にはなぁーちくしょー大地さんメェェェエ」
「おれ…まだレシーブへたくそで…バレーボールでいちばん大事なとこなのに…だからレシーブ教えてください!!西ー西谷先輩!!」
「い、いやでも俺はなぁー」
「西谷先輩の過去の試合に出ていたブイ私見ました。私も最近バレーに触れてバレーボールは初心者です。経験もありません。色々まだ勉強中です。でもスカウティングの為に高校バレーの試合のブイはたくさん見ました。」
私は私に出来ることをチームの為にやりたい。
数歩前にいる西谷先輩に近づき、あまり背の変わらない西谷先輩を見上げる。
目線を合わせ西谷先輩の私よりも大きな手を両手で掴み握りしめる。
「あんなに綺麗なレシーブできる人他にいませんでした。私も西谷先輩の綺麗なレシーブ。ベンチで、コートの側で見たいです!!すぐに戻って来てくださいとは言いません。部員としていずれ戻って来てください。それまでは見学でもなんでもいいので練習に参加して他の1年生達にもレシーブ教えてもらえませんか?」
「ボフッ!!?)」
うわっ!?
西谷先輩が顔を真っ赤にして爆発した!?
「ちょっ!!やり過ぎやり過ぎ!!戻って来て欲しいのは分かったから!!高尾ちゃんちょっとストップ!!」
「高尾ちゃん西谷あんま女子に免疫ないから!!女子からグイグイ来られるとダメなタイプだから!!」
「ほ、ほら一旦手を離して…ね?」
「え?あ、はぃ?」
いつの間にか後ろから出て来た4人。
あれ?
もしかしてどこかで覗いてた?
スーさんに肩を叩かれてを離して引こうとすると逆に西谷さんにガシッと掴まれてしまった。
「っ!?」
「西谷?」
「たたたたた高尾ちゃん!!」
「は、はい。ぷっあははは。たが多いですよ。西谷先輩。」
「龍っ!!」
「ノヤッさん?!」
「に、西谷が泣いてる!?」
「西谷おい大丈夫か?顔真っ赤だぞ?」
「美人後輩マネージャー!!かなりイイっ」
「だよなノヤっさぁん!!だが残念ながら高尾ちゃんはマネージャーではなくトレーナーだ」
「なんっだと…!!」
「トレーナーとして練習メニュー管理はもちろんマッサージやテーピングも出来ちゃうスーパートレーナーだ!!」
「美少女からマッサージっ!!マジか」
「え、あ、今勉強中です。テーピングなら」
「龍っ!!」
「ノヤッさんっ!!」
何故か抱き合って涙を流す田中先輩と西谷先輩。
でも右手は私の手と繋いでるっというか私の手を掴んでる。
「に、西谷先輩部活見学来てくれますか?」
「西谷先輩っ!!」
「高尾ちゃんっ!!行く!!そっちのお前も帰りにゴリゴリくんおごってやる!!なんだって俺は先輩だからな!!でも部活に戻るわけじゃないからな!高尾ちゃんの言うように見学もしくは1年に教えてやるだけだからな!!」
「アザーズ!!」
「はい!!よろしくお願いします!!」
高尾ちゃんで西谷がつれたなとか後ろで大地先輩が言っているが私ら知らないふりをしておいた。
。
「?」
放課後の練習前。
今日は掃除当番じゃないからやれる事をやろうと早めに着替えてボトルと雑巾の用意だけして、体育館のステージの上でヘッドフォンをパソコンにつないでスカウティングしていれば田中先輩の大きな声でノートパソコンのDVDを一時停止してヘッドフォンを外して顔を上げる。
体育館のバレーコートには先ほどまでサーブ練習の自主練していたはずの影山と何故か2階に上がったのかボールを抱えて梯子を降りて来た日向。
それと…烏野のリベロ。
西谷さんが居た。
「「!」」
「「西谷!!」」
「チワース」
ポカーンと唖然とする日向と影山。
体育館に来たのは田中先輩とスーさん、大地先輩。
田中先輩と西谷さんはよほど仲がいいのか飛び上がって再会を喜んで居た。
確かこの人1ヶ月の部活謹慎だったっけ?
「あ!日向影山。2年の西谷だよ!」
「「あっちわーっす」」
「おーす。」
「お…俺より小さい…!?」
おお。
日向失礼なことやってんな…。
確かに小さいけど。
抱えて居たパソコンをその場において舞台の上から飛び降りる。
とんっと着地すれば西谷さんがこちらを振り向いた。
「うおっ!?女神が!!女神がいるっ!?潔子さんと同レベルの女神だと!!」
「ノヤッさん!!この子は高尾ちゃんマネージャー兼トレーナーだ!!」
「うぉぉぉおっ!!」
「は、初めまして…高尾和樹です。」
「うぉぉぉおっ!!」
いや、うぉぉぉおっ!!としか言わないじゃんっ。
いやてか騒がしい。
飛びつかんばかりの勢いですっ飛んでくるのを驚いて思わず避けてしまった。
西谷さんは呆気なくヘッドスライディングを決めた。
「西谷っ!?」
「高尾ちゃん?!」
「いや、なんかごめん。ビックリして」
「いや今のは西谷が悪いからいいべいいべ」
なんとなく床に伏せる本人ではなく、私を慰めるように肩を叩いてくれる大地先輩とスーさんに謝ればポンポンとそれぞれ背中と頭を撫でてくれた。
しばらく見ていれば西谷さんはすぐに復活した。
「お前ら1年か!!」
「「オッス!!」」
「さっきのサーブの奴!そのデカくて目つきの悪い方!」
「?」
「お前どこ中だ!!!」
「北川第一です。」
「まじか!強豪じゃねーか!どうりであのサーブか!!俺中学ん時当たって2-1で負けたぞ!」
「えそうなの?!」
「おう!そん時もサーブすげえ奴がいてよぉ!」
がーっと壊れたスピーカーのようによく喋る。
日向と影山は困っていたがドンマイとしか言えない。
その騒がしさに田中先輩はついて行きなおかつ相槌まで入れてた。
すげえ。
てか声デカイなぁ…。
「声デカイなぁ」
「相変わらずうるさい」
「すごいスピーカーですね。」
なんとなく見守る3年組に混ざる。
「あ…あ~…西に「西谷」ニシノヤさんは…どこの…中学…」
「千鳥山!!」
いつになく歯切れ悪いな影山。
そしてナイスアシスト、スーさん。
「!強豪じゃないですか!何で烏野に!?やっぱり烏養監督の復帰を聞いて!?」
「…いや俺が烏野に来たのは…」
「…?」
「女子の制服が好みだったからだ。すごく」
なんかカッコよさげに真剣な顔をしていっていたがかなりしょうもない理由だった…。
「もちろん女子自体も期待を裏切らなかった!それに!なんつっても!男子が学ランだからだ!!黒のな!!」
いや、カッコつけて脱いでいた学ランを羽織る西谷さんだがそのくだらなさに一同ポカーンだ。
選手としてはすごいはずなのに…なんとも言えない残念感。
「黒学ランかっけえだろ!俺中学がブレザーでよ~学ランにすげえ憧れてたんだよ~茶とかグレーじゃなく黒な!」
「わかる!」
「な!っ」
いや、分かんないし。
なんか田中先輩と西谷さんのやりとりが面白すぎてマナーモードで声を出さないように笑う。
もー何これ?
前々から思っていたけれど烏野って全体的に濃ゆい。
「そしたら烏野は黒学ランだし女子も制服カワイイし家も近いし迷わず決めたね!」
「………」
「あ!!!」
いきなり方向転換したかと思えばどうやら体育館に入って来た潔子先輩に気づいたらしい。
「潔子さーん!!!貴方に会いに来ましたー潔子さーん!!」
「あっ待てコンニャロっ」
先ほど私のところに来たように勢いよく飛び出していく。
田中先輩が追いかけていったが飛び上がった西谷さんに驚いた潔子先輩は西谷さんをビンタした。
あーりゃりゃ。
「相変わらず嵐のようだな…」
「ゲリラ豪雨…」
「ぷふっ…確かに…」
「……」
「ははは喧しいだろ!…でもプレーはびっくりするぐらい静か。」
「で、旭さんは??戻ってますか?」
旭さん?
…エースの人かな?
いや。っと大地先輩が答えた途端西谷さんが激昂した。
「あの根性なし…!!」
「!!こらノヤ!!エースをそんな風に言うんじゃねえ!」
「うるせぇ!根性なしは根性なしだ!」
「待てってばノヤッさぁん!!」
「前にもいった通り旭さんが戻んないなら俺も戻んねえ!!」
田中先輩が引き止めるが虚しく西谷さんは出て行ってしまった。
だいたい何があったのか読めて来た。
あの人…
「??なんですか?」
「悪い…西谷とウチのエースの間にはちょっと問題が生じていてだな…」
多分。
多分だけどそれだけじゃないと思う。
エースとセッターであるスーさんの間にも何かあると思う。
じゃなきゃそんな顔しないでしょう?
スーさん。
こっそりと体育館を出ていく日向について私も一緒に外へ出て西谷さんを追いかける。
お、いた!!
「レシーブ教えてください!!ニシヤさんリベロですよね?」
「翔陽ニシノヤさんだよ。」
「あっすみませっ…」
「何で俺がリベロだって思う?ちっちぇえからか?」
「え?いやレシーブがうまいから…だってリベロは小さいからやるポジションじゃなくてレシーブがうまいからやれるポジションでしょ?あっですよねっ?」
「お前…よくわかってんじゃねーか。」
「あと主将が守護神って言ってたし!!!」
「!!!」
あぁこの人かなり扱いやすい人だ。
分かりやすい。
日向に負けず劣らず…。
「守っ!?な、そんなんだソレそんな大げさな呼び方されたって俺は別にっ…本当に言ってた?」
「言ってました。」
「そんなカッコいい名前で呼んだってなぁー俺はなぁーそう簡単にはなぁーちくしょー大地さんメェェェエ」
「おれ…まだレシーブへたくそで…バレーボールでいちばん大事なとこなのに…だからレシーブ教えてください!!西ー西谷先輩!!」
「い、いやでも俺はなぁー」
「西谷先輩の過去の試合に出ていたブイ私見ました。私も最近バレーに触れてバレーボールは初心者です。経験もありません。色々まだ勉強中です。でもスカウティングの為に高校バレーの試合のブイはたくさん見ました。」
私は私に出来ることをチームの為にやりたい。
数歩前にいる西谷先輩に近づき、あまり背の変わらない西谷先輩を見上げる。
目線を合わせ西谷先輩の私よりも大きな手を両手で掴み握りしめる。
「あんなに綺麗なレシーブできる人他にいませんでした。私も西谷先輩の綺麗なレシーブ。ベンチで、コートの側で見たいです!!すぐに戻って来てくださいとは言いません。部員としていずれ戻って来てください。それまでは見学でもなんでもいいので練習に参加して他の1年生達にもレシーブ教えてもらえませんか?」
「ボフッ!!?)」
うわっ!?
西谷先輩が顔を真っ赤にして爆発した!?
「ちょっ!!やり過ぎやり過ぎ!!戻って来て欲しいのは分かったから!!高尾ちゃんちょっとストップ!!」
「高尾ちゃん西谷あんま女子に免疫ないから!!女子からグイグイ来られるとダメなタイプだから!!」
「ほ、ほら一旦手を離して…ね?」
「え?あ、はぃ?」
いつの間にか後ろから出て来た4人。
あれ?
もしかしてどこかで覗いてた?
スーさんに肩を叩かれてを離して引こうとすると逆に西谷さんにガシッと掴まれてしまった。
「っ!?」
「西谷?」
「たたたたた高尾ちゃん!!」
「は、はい。ぷっあははは。たが多いですよ。西谷先輩。」
「龍っ!!」
「ノヤッさん?!」
「に、西谷が泣いてる!?」
「西谷おい大丈夫か?顔真っ赤だぞ?」
「美人後輩マネージャー!!かなりイイっ」
「だよなノヤっさぁん!!だが残念ながら高尾ちゃんはマネージャーではなくトレーナーだ」
「なんっだと…!!」
「トレーナーとして練習メニュー管理はもちろんマッサージやテーピングも出来ちゃうスーパートレーナーだ!!」
「美少女からマッサージっ!!マジか」
「え、あ、今勉強中です。テーピングなら」
「龍っ!!」
「ノヤッさんっ!!」
何故か抱き合って涙を流す田中先輩と西谷先輩。
でも右手は私の手と繋いでるっというか私の手を掴んでる。
「に、西谷先輩部活見学来てくれますか?」
「西谷先輩っ!!」
「高尾ちゃんっ!!行く!!そっちのお前も帰りにゴリゴリくんおごってやる!!なんだって俺は先輩だからな!!でも部活に戻るわけじゃないからな!高尾ちゃんの言うように見学もしくは1年に教えてやるだけだからな!!」
「アザーズ!!」
「はい!!よろしくお願いします!!」
高尾ちゃんで西谷がつれたなとか後ろで大地先輩が言っているが私ら知らないふりをしておいた。
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