男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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10-9。
烏野(ウチ)のリードだ。
烏野は日向が機能し始めて速攻で数回点を稼いだ頃に日向にマークがつき始め囮役の本領発揮だ。
「チャンスボール!!」
「オーライ!」
「また速攻だろ!?」
キュッとセンターに走りこんだ日向に金田一くんがマークについた。
日向の前のブロックは金田一くんと岩泉さんの2枚。
「来るって分かってたら怖くねえんだよ!!!」
「!なんだとおらぁぁあ!!!」
言い合いをするが影山がトスを上げた先には田中先輩。
矢巾さんがブロックに構えていたが1枚ブロックを避け田中先輩のスパイクは綺麗に決まった。
相変わらずの威力だ!!
「待ってましたァァァア!!ごつっあん!!!」
「田中先輩ないすー!!かーこぃー!!!」
「俺に上がると思ったのにーっ!!」
「見てたか!!たかおちゃん!!」
「もちろーん!!」
「どぉだぁらっきょうくん!!」
「!?」
ぷはっ!!!
ら、らっきょうくん!?
もしかしてだけど金田一くんの事なのかな田中先輩!!
確かにシルエットがらっきょうっぽいけど…ぷふふっ。
「試合で見てみろって言ったろ!?」
「!?」
あ、影山がなんか田中先輩に巻き込まれた。
影山、元チームメイトと試合前になんかあったのかな?
「うわぁあーっおれ打つ気満々でなんだとぉお!!とか叫んじゃったよハズカシーッ」
「良いんだよそれで。お前が本気で飛ぶから相手も吊られて飛ぶんだろ。」
「そう言うもん?」
「そういうもんだ。」
そーだよ日向。
本気の気迫があるからこそ相手も吊られるんだよ。
「くそっ」
「あせんなよ金田一。点差開いてるわけじゃないこっちの攻撃だってちゃんと決まってる」
「呑まれんな」
「オッオス!」
それからも何度かあっち側のブロックは日向で上手い事翻弄されこっちのスパイクは決まる。
良い感じにブロックが分散されてるのがよくわかる。
しかしその分ミスや失点も多い。
日向なんか自分のレシーブで跳ね上がったボールを顎で受けたりしている。
やっぱレシーブが安定しているのは縁下先輩と大地先輩かな。
16-14で青葉城西がタイムアウトを取った。
「集合ーっ」
「「「オース!!!」」」
「…。」
「どうした?日向?」
集合に駆け寄って戻ってきた選手達に潔子先輩と手分けしてボトルとタオルを渡す。
田中先輩とスパイクのことで打ち合わせする影山の首にタオルをかけ私は月島くんのとこへ。
「あっちのブロック上手いね。でも多分あっちのスパイクはまだまだ止めれるね。」
「…なんで?」
「向こうが正セッターじゃないから。矢巾さん正セッターじゃないよ。月島くんならタイミング掴めば止めれないものじゃないよ。」
「君は簡単にいうよね。」
「うん。だって月島くんも先輩達も強いじゃん?」
「…あっそ。」
ふいっと顔を背けられてしまった。
つれないなー。
月島くん。
チラッと青葉城西の方を見ればなんとなく口の動きで向こうの監督が言ってることがわかる。
どうやら影山は青葉城西から声をかけられていたらしい。
戻ってきた日向にタオルを渡そうとすると影山がそのタオルをとって日向の顔面に投げつけた。
ドリンクのボトルは月島くんとられて…
「ハイ飲む?あっごめん。顔の位置が思ったより低くって…」
あーあ、意地が悪いなー。
全体的に日向の扱いが酷い気もしなくもないがいつものことなので放っておこう…。
相手の監督の口の動きを読みながら作戦の事で影山と大地先輩と作戦を話しながら休憩すればタイムアウト終了した。
タイムアウト終了後もウチは調子を落とす事なく点を稼いだ。
「月島!!」
長身ということもあり月島くんのスパイクも綺麗に決まった。
「ナイス!月島!」
「ツッキーナイスー!」
ホント山口くん月島くん大好きだよね。
月島くんが決めた時のテンション違いすぎwwww
「…お前のトス精密すぎて気持ち悪っ」
「あぁ!?」
言い方はアレだけれど月島くんのいうこと少しわかるな…。
試合での影山のトスは多分スパイカー達がここにきたら良いなって思ったところにすでにあるって感じでドンピシャなのだと思う。
得意コースや打ちやすい場所にボールが浮いていてそれをスパイカー達が叩いてる感じだろう。
多分みんなそれぞれ違和感を感じているはずだ。
普通のトスはそこまでドンピシャは難しいからね。
「てめーだけメガネ狙ってやろーかあ!?」
「やってみなよ。また体育館出禁になるから」
「バレないようにやってやんよ」
「出来るわけないじゃん。バカなの?」
「試合中だしそこまでにしようか。」
あーあ。
喧嘩してるし。
ってか大地先輩怖!!
なんとも言えない笑顔浮かべてるよ。
「田中さんナイッサー」
「…はぁ成る程…点とってサーブ権わ獲得するたびにローテーションしていって今は影山くん、縁下くん、月島くんが前衛か…」
マグネットのボードを触りながら確認する武田先生。
「はい今は試合スタートとちょうど逆の立ち位置になってますね。」
「高尾さんノート見せてもらえますか?」
「はいどーぞ。」
「日向くんが前衛に居る時は彼の囮のおかげで全体の攻撃決定率があがり…逆に月島くんが前衛にあがってくると…おお…青城チームに劣らずのなんとも威圧的なブロックだね…」
たしかに月島くんと影山の中が悪すぎて威圧感すごい。
「君はブロックも得意なんだっけ?でもあんまりでしゃばんないでね。180しかないくせに。」
「てめーこそ吹っ飛ばされんじゃねぇぞ。ヒョロッヒョロしやがって。」
「けっけんかすんなよ。な?っ」
間に挟まれる縁下先輩ドンマイです。
「敵はネットの向こうだっつーの!!おい来るぞ!!」
月島くんと影山の押し合いは田中先輩の怒号と走りこんで来る岩泉さんによって一時休戦。
2人とも喧嘩してお互いを睨み合っていたはずなのにばっと岩泉さんを確認し、構える。
反応速度いいね。
でも縁下先輩がびっくりしてたんだけど。
3枚ブロックと2人の異常な気迫に怯んでくれたのか見事に月島くんにの手に当たってドシャット。
ブロックの際も腕を押し合っていたけどそれは見ないふりをしておこう…。
「ナイスブロック!!」
「おしっ!」
「っ!ちょっと今止めたの僕なんだけど…」
「あ!?俺の手にも当たった。」
「お前ら良い加減にしろ!!!」
あ、やっぱ大地先輩に叱られた。
ホッとした様子の縁下先輩に再びスーさんと2人で小さくお疲れ様ですと言えばこっちに気がついたのか苦笑いされてしまった。
「プスッ(どっちもザマァ。怒られてやんの。)」
「何ニヤニヤしてる!!!」
「うわぁぁぁあ」
「影山!!!ヤメロ」
あぁ飛び火した。
「くっそ…焦ってきた…」
試合は24-22
こっちのセットポイントだ。
「おい今のカバーはた入れたろが国見ボケェー」
向こうは予想外だったのだろう。
無名で全くのノーマークのうちがここまでやるなんて思っていなかったのだろう向こうのコーチが吠えていた。
ま、分からなくもないけど。
冷静さは足りないがパワーと気概の溢れるスパイカーの田中先輩。
若干覇気に欠けるがクレイバーなブロッカーの月島くん。
穴の大きい守備を広くカバーするキャプテンの大地先輩。
地味だけどここぞという時にカバーする縁下先輩。
素人まがいもいて守備はまだまだ穴だらけだけれど、その素人まがいを軸にした変幻自在の攻撃。
烏野(ウチ)はまだまだ伸び代がある。
まだ発展途上だ。
2セット目の最後は日向のスパイクが決まった。
ピピーッ。
第2セット終了。
25-22
「おっしゃぁぁあ!!このまま最終セットも獲るぜぇえ!!」
「あぐっ」
田中先輩に背を叩かれる日向を尻目に戻ってきた大地先輩にドリンクとタオルを配る。
「むこうに…影山みたいなサーブ打つやついなくて助かったな…」
「…あぁ…ウチはお世辞にもレシーブいいとは言えないからな…」
「ま、そうですね。」
ワースト1であろう日向をスーさんと大地先輩と3人で横目に見ながら話す。
「逆転勝利!!」
「ショーリ!!」
「田中先輩、しょーよータオルですよーっと」
「おぉサンキュ。」
「あざっす!!」
騒ぐ2人の首にタオルをかけドリンクも渡す。
「油断だめです。」
「「?」」
「(あれ?いつも強気の影山なのに…)」
「多分ですけど…向こうのセッター正セッターじゃないです。」
「あぁ、それね。多分じゃないよ。影山。」
「えっ!?」
「そういえば、君タイムアウトの時も何か言ってたよね?」
「向こうの正セッター確か青城の主将で今不在だよ。そのうち顔は出すんじゃない?試合に出るかは分かんないけど…」
驚く選手達を尻目にシニカルに笑っておいた。
詳しい話を聞こうと先輩達もこちらを見てきたが残念ながら時間切れ。
第3セットスタートを告げる笛がなってしまった。
「サー行ってらっしゃい。」
あの人のいない間に稼いでもらわなきゃね。
こっちもエースとリベロが不在なんだからっ。
こっちを振り返る選手たちを笑顔で送り出してやった。
。
烏野(ウチ)のリードだ。
烏野は日向が機能し始めて速攻で数回点を稼いだ頃に日向にマークがつき始め囮役の本領発揮だ。
「チャンスボール!!」
「オーライ!」
「また速攻だろ!?」
キュッとセンターに走りこんだ日向に金田一くんがマークについた。
日向の前のブロックは金田一くんと岩泉さんの2枚。
「来るって分かってたら怖くねえんだよ!!!」
「!なんだとおらぁぁあ!!!」
言い合いをするが影山がトスを上げた先には田中先輩。
矢巾さんがブロックに構えていたが1枚ブロックを避け田中先輩のスパイクは綺麗に決まった。
相変わらずの威力だ!!
「待ってましたァァァア!!ごつっあん!!!」
「田中先輩ないすー!!かーこぃー!!!」
「俺に上がると思ったのにーっ!!」
「見てたか!!たかおちゃん!!」
「もちろーん!!」
「どぉだぁらっきょうくん!!」
「!?」
ぷはっ!!!
ら、らっきょうくん!?
もしかしてだけど金田一くんの事なのかな田中先輩!!
確かにシルエットがらっきょうっぽいけど…ぷふふっ。
「試合で見てみろって言ったろ!?」
「!?」
あ、影山がなんか田中先輩に巻き込まれた。
影山、元チームメイトと試合前になんかあったのかな?
「うわぁあーっおれ打つ気満々でなんだとぉお!!とか叫んじゃったよハズカシーッ」
「良いんだよそれで。お前が本気で飛ぶから相手も吊られて飛ぶんだろ。」
「そう言うもん?」
「そういうもんだ。」
そーだよ日向。
本気の気迫があるからこそ相手も吊られるんだよ。
「くそっ」
「あせんなよ金田一。点差開いてるわけじゃないこっちの攻撃だってちゃんと決まってる」
「呑まれんな」
「オッオス!」
それからも何度かあっち側のブロックは日向で上手い事翻弄されこっちのスパイクは決まる。
良い感じにブロックが分散されてるのがよくわかる。
しかしその分ミスや失点も多い。
日向なんか自分のレシーブで跳ね上がったボールを顎で受けたりしている。
やっぱレシーブが安定しているのは縁下先輩と大地先輩かな。
16-14で青葉城西がタイムアウトを取った。
「集合ーっ」
「「「オース!!!」」」
「…。」
「どうした?日向?」
集合に駆け寄って戻ってきた選手達に潔子先輩と手分けしてボトルとタオルを渡す。
田中先輩とスパイクのことで打ち合わせする影山の首にタオルをかけ私は月島くんのとこへ。
「あっちのブロック上手いね。でも多分あっちのスパイクはまだまだ止めれるね。」
「…なんで?」
「向こうが正セッターじゃないから。矢巾さん正セッターじゃないよ。月島くんならタイミング掴めば止めれないものじゃないよ。」
「君は簡単にいうよね。」
「うん。だって月島くんも先輩達も強いじゃん?」
「…あっそ。」
ふいっと顔を背けられてしまった。
つれないなー。
月島くん。
チラッと青葉城西の方を見ればなんとなく口の動きで向こうの監督が言ってることがわかる。
どうやら影山は青葉城西から声をかけられていたらしい。
戻ってきた日向にタオルを渡そうとすると影山がそのタオルをとって日向の顔面に投げつけた。
ドリンクのボトルは月島くんとられて…
「ハイ飲む?あっごめん。顔の位置が思ったより低くって…」
あーあ、意地が悪いなー。
全体的に日向の扱いが酷い気もしなくもないがいつものことなので放っておこう…。
相手の監督の口の動きを読みながら作戦の事で影山と大地先輩と作戦を話しながら休憩すればタイムアウト終了した。
タイムアウト終了後もウチは調子を落とす事なく点を稼いだ。
「月島!!」
長身ということもあり月島くんのスパイクも綺麗に決まった。
「ナイス!月島!」
「ツッキーナイスー!」
ホント山口くん月島くん大好きだよね。
月島くんが決めた時のテンション違いすぎwwww
「…お前のトス精密すぎて気持ち悪っ」
「あぁ!?」
言い方はアレだけれど月島くんのいうこと少しわかるな…。
試合での影山のトスは多分スパイカー達がここにきたら良いなって思ったところにすでにあるって感じでドンピシャなのだと思う。
得意コースや打ちやすい場所にボールが浮いていてそれをスパイカー達が叩いてる感じだろう。
多分みんなそれぞれ違和感を感じているはずだ。
普通のトスはそこまでドンピシャは難しいからね。
「てめーだけメガネ狙ってやろーかあ!?」
「やってみなよ。また体育館出禁になるから」
「バレないようにやってやんよ」
「出来るわけないじゃん。バカなの?」
「試合中だしそこまでにしようか。」
あーあ。
喧嘩してるし。
ってか大地先輩怖!!
なんとも言えない笑顔浮かべてるよ。
「田中さんナイッサー」
「…はぁ成る程…点とってサーブ権わ獲得するたびにローテーションしていって今は影山くん、縁下くん、月島くんが前衛か…」
マグネットのボードを触りながら確認する武田先生。
「はい今は試合スタートとちょうど逆の立ち位置になってますね。」
「高尾さんノート見せてもらえますか?」
「はいどーぞ。」
「日向くんが前衛に居る時は彼の囮のおかげで全体の攻撃決定率があがり…逆に月島くんが前衛にあがってくると…おお…青城チームに劣らずのなんとも威圧的なブロックだね…」
たしかに月島くんと影山の中が悪すぎて威圧感すごい。
「君はブロックも得意なんだっけ?でもあんまりでしゃばんないでね。180しかないくせに。」
「てめーこそ吹っ飛ばされんじゃねぇぞ。ヒョロッヒョロしやがって。」
「けっけんかすんなよ。な?っ」
間に挟まれる縁下先輩ドンマイです。
「敵はネットの向こうだっつーの!!おい来るぞ!!」
月島くんと影山の押し合いは田中先輩の怒号と走りこんで来る岩泉さんによって一時休戦。
2人とも喧嘩してお互いを睨み合っていたはずなのにばっと岩泉さんを確認し、構える。
反応速度いいね。
でも縁下先輩がびっくりしてたんだけど。
3枚ブロックと2人の異常な気迫に怯んでくれたのか見事に月島くんにの手に当たってドシャット。
ブロックの際も腕を押し合っていたけどそれは見ないふりをしておこう…。
「ナイスブロック!!」
「おしっ!」
「っ!ちょっと今止めたの僕なんだけど…」
「あ!?俺の手にも当たった。」
「お前ら良い加減にしろ!!!」
あ、やっぱ大地先輩に叱られた。
ホッとした様子の縁下先輩に再びスーさんと2人で小さくお疲れ様ですと言えばこっちに気がついたのか苦笑いされてしまった。
「プスッ(どっちもザマァ。怒られてやんの。)」
「何ニヤニヤしてる!!!」
「うわぁぁぁあ」
「影山!!!ヤメロ」
あぁ飛び火した。
「くっそ…焦ってきた…」
試合は24-22
こっちのセットポイントだ。
「おい今のカバーはた入れたろが国見ボケェー」
向こうは予想外だったのだろう。
無名で全くのノーマークのうちがここまでやるなんて思っていなかったのだろう向こうのコーチが吠えていた。
ま、分からなくもないけど。
冷静さは足りないがパワーと気概の溢れるスパイカーの田中先輩。
若干覇気に欠けるがクレイバーなブロッカーの月島くん。
穴の大きい守備を広くカバーするキャプテンの大地先輩。
地味だけどここぞという時にカバーする縁下先輩。
素人まがいもいて守備はまだまだ穴だらけだけれど、その素人まがいを軸にした変幻自在の攻撃。
烏野(ウチ)はまだまだ伸び代がある。
まだ発展途上だ。
2セット目の最後は日向のスパイクが決まった。
ピピーッ。
第2セット終了。
25-22
「おっしゃぁぁあ!!このまま最終セットも獲るぜぇえ!!」
「あぐっ」
田中先輩に背を叩かれる日向を尻目に戻ってきた大地先輩にドリンクとタオルを配る。
「むこうに…影山みたいなサーブ打つやついなくて助かったな…」
「…あぁ…ウチはお世辞にもレシーブいいとは言えないからな…」
「ま、そうですね。」
ワースト1であろう日向をスーさんと大地先輩と3人で横目に見ながら話す。
「逆転勝利!!」
「ショーリ!!」
「田中先輩、しょーよータオルですよーっと」
「おぉサンキュ。」
「あざっす!!」
騒ぐ2人の首にタオルをかけドリンクも渡す。
「油断だめです。」
「「?」」
「(あれ?いつも強気の影山なのに…)」
「多分ですけど…向こうのセッター正セッターじゃないです。」
「あぁ、それね。多分じゃないよ。影山。」
「えっ!?」
「そういえば、君タイムアウトの時も何か言ってたよね?」
「向こうの正セッター確か青城の主将で今不在だよ。そのうち顔は出すんじゃない?試合に出るかは分かんないけど…」
驚く選手達を尻目にシニカルに笑っておいた。
詳しい話を聞こうと先輩達もこちらを見てきたが残念ながら時間切れ。
第3セットスタートを告げる笛がなってしまった。
「サー行ってらっしゃい。」
あの人のいない間に稼いでもらわなきゃね。
こっちもエースとリベロが不在なんだからっ。
こっちを振り返る選手たちを笑顔で送り出してやった。
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