男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
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「おつかれしたー」
「シター」
部活は先生から来週の練習試合の詳細を聞いた後軽くアップとストレッチをして終わった。
何となくスーさんと並んで歩いているとちょうど坂ノ下の前で
「菅原さん!…っと高尾さん!!」
「!」
「?影山?」
声をかけられ振り返れば影山が軽く走りながら坂道を下りて来た。
「今回は俺自動的にスタメンですけど次はちゃんと実力でレギュラーとります!」
「えっ!?」
「えっ??」
「ぷふっ。」
「あ、いや影山は俺なんか眼中にないと思ってたから意外で…」
「??何でですか??」
「体格も実力も断然お前の方が上だろ?」
「経験の差はそう簡単に埋まるもんじゃないです…」
うわ、影山凄い顔。
ギリィってかなりやばい顔してるよ…。
あはは。
「それと…」
「?」
「スガさーん高尾ちゃーん。」
「スガー高尾ちゃーん」
「菅原さんー高尾さんー」
後から来た大地先輩、田中先輩、日向は見事に私とスーさんの名前しか呼ばない。
なんだ。
影山お前…名前呼ばれてないぞ?
「ほ、他のメンバーからの…し…し…信頼とか…」
おおぅ。
これは本人も気にしているらしい…。
うん。
どんまい。
「(おお!…中学のあの試合相当応えてんだな…本人的に…)」
「おれ、負けません!」
「!…うん。俺も負けない!」
「スガさーん。高尾ちゃーん。大地さんが肉まんおごってくれるって…」
「でもさ影山。」
「青葉城西って北側第一の選手の大部分が進む高校だよな」
「!(影山の元チームメイトがいる学校…!)」
「あぁまぁそうっすね」
「うへぇやりづらそうだなー影山クン」
「いやーそのーやりづらくないのかなと思ってさ…」
「?…同じチームだったら考えるかもしれないけど…」
「…」
「戦うならタダ全力でやるだけです。」
「心配は無用だったみたいだねー。」
「そっか。」
「オス。」
「そうだな。」
「でも良いんすか?スガさん俺は…俺は納得いかないっつうかっ!」
「…そりゃあ悔しいけど…でも影山が中学ん時と同じだと思ったら大間違いだって見してやりたいじゃん!」
「!」
「私もスーさんと同感!!」
スーさんと両サイドから影山の肩をバシッと叩き笑い飛ばす。
「…そうだな。怖いのは影山単品じゃないってとこ見してやろう」
後ろから声をかけて来た大地先輩の手には中華まんの袋。
「なぁ日向!」
さらに大地先輩の後ろにいた日向はすでにもぐもぐと1人で肉まんを食べていた。
「あっオふっ!」
「お前何先に食ってんだよ!」
「フザケンナ!!」
もう、おバカ。
もちろんそんな日向に単細胞組2人が黙っているはずもなく日向の胸ぐらを2人で掴みギャーギャーと騒ぐ。
お店の前で迷惑だからやめなよーと止める間も無くお店から出て来た店番のお兄さんが注意しに来た。
「おいお前らバレー部だな!?店の前で騒ぐな!!」
「!」
「「…サーセェーン」」
「すみません、うちの部員が。」
「どうもすみませんでした。」
「静かにしろよ!!」
大地先輩と並んで謝れば店員さんはお店に戻っていった。
田中先輩は後から来た月島くんと山口くんに日向から取り上げた肉まんを上げてスーさんは大地先輩から預かった中華まんを影山、私に配ってくれた。
「中華まんでも良い?」
「ありがとうスーさん。大地先輩もありがとうございます」
「良いよ良いよ。食べんさい。」
なんとなくスーさんと大地先輩に挟まれているので携帯を取り出して写メを撮る。
後で兄貴に送ってやろ。
「影山、高尾ちゃんそれ食ったらちょっと良い?」
「?オス」
「はーい。」
もひもひと食べ終われば坂ノ下商店の店内で机と椅子を借りて作戦会議する事になった。
「今度の練習試合の日向のポジションどうしようかと思ってさ…」
「騒ぐなよ!」
「はーい。」
カウンターに踏ん反り返り新聞を読みながらタバコを吸う店員さんに注意だけされスーさんと一緒に頷いておいた。
「お前はどう思う?高尾ちゃんにも意見もらいたくてな。」
「俺は…」
話し合いは割とトントンに進んだ。
まぁ大体みんなの意見が同じようなものだったのもあるけれど。
ついでに私は影山が知っている元チームメイトの情報と去年までの大会の試合のDVD大地先輩から借りることができた。
。
「シター」
部活は先生から来週の練習試合の詳細を聞いた後軽くアップとストレッチをして終わった。
何となくスーさんと並んで歩いているとちょうど坂ノ下の前で
「菅原さん!…っと高尾さん!!」
「!」
「?影山?」
声をかけられ振り返れば影山が軽く走りながら坂道を下りて来た。
「今回は俺自動的にスタメンですけど次はちゃんと実力でレギュラーとります!」
「えっ!?」
「えっ??」
「ぷふっ。」
「あ、いや影山は俺なんか眼中にないと思ってたから意外で…」
「??何でですか??」
「体格も実力も断然お前の方が上だろ?」
「経験の差はそう簡単に埋まるもんじゃないです…」
うわ、影山凄い顔。
ギリィってかなりやばい顔してるよ…。
あはは。
「それと…」
「?」
「スガさーん高尾ちゃーん。」
「スガー高尾ちゃーん」
「菅原さんー高尾さんー」
後から来た大地先輩、田中先輩、日向は見事に私とスーさんの名前しか呼ばない。
なんだ。
影山お前…名前呼ばれてないぞ?
「ほ、他のメンバーからの…し…し…信頼とか…」
おおぅ。
これは本人も気にしているらしい…。
うん。
どんまい。
「(おお!…中学のあの試合相当応えてんだな…本人的に…)」
「おれ、負けません!」
「!…うん。俺も負けない!」
「スガさーん。高尾ちゃーん。大地さんが肉まんおごってくれるって…」
「でもさ影山。」
「青葉城西って北側第一の選手の大部分が進む高校だよな」
「!(影山の元チームメイトがいる学校…!)」
「あぁまぁそうっすね」
「うへぇやりづらそうだなー影山クン」
「いやーそのーやりづらくないのかなと思ってさ…」
「?…同じチームだったら考えるかもしれないけど…」
「…」
「戦うならタダ全力でやるだけです。」
「心配は無用だったみたいだねー。」
「そっか。」
「オス。」
「そうだな。」
「でも良いんすか?スガさん俺は…俺は納得いかないっつうかっ!」
「…そりゃあ悔しいけど…でも影山が中学ん時と同じだと思ったら大間違いだって見してやりたいじゃん!」
「!」
「私もスーさんと同感!!」
スーさんと両サイドから影山の肩をバシッと叩き笑い飛ばす。
「…そうだな。怖いのは影山単品じゃないってとこ見してやろう」
後ろから声をかけて来た大地先輩の手には中華まんの袋。
「なぁ日向!」
さらに大地先輩の後ろにいた日向はすでにもぐもぐと1人で肉まんを食べていた。
「あっオふっ!」
「お前何先に食ってんだよ!」
「フザケンナ!!」
もう、おバカ。
もちろんそんな日向に単細胞組2人が黙っているはずもなく日向の胸ぐらを2人で掴みギャーギャーと騒ぐ。
お店の前で迷惑だからやめなよーと止める間も無くお店から出て来た店番のお兄さんが注意しに来た。
「おいお前らバレー部だな!?店の前で騒ぐな!!」
「!」
「「…サーセェーン」」
「すみません、うちの部員が。」
「どうもすみませんでした。」
「静かにしろよ!!」
大地先輩と並んで謝れば店員さんはお店に戻っていった。
田中先輩は後から来た月島くんと山口くんに日向から取り上げた肉まんを上げてスーさんは大地先輩から預かった中華まんを影山、私に配ってくれた。
「中華まんでも良い?」
「ありがとうスーさん。大地先輩もありがとうございます」
「良いよ良いよ。食べんさい。」
なんとなくスーさんと大地先輩に挟まれているので携帯を取り出して写メを撮る。
後で兄貴に送ってやろ。
「影山、高尾ちゃんそれ食ったらちょっと良い?」
「?オス」
「はーい。」
もひもひと食べ終われば坂ノ下商店の店内で机と椅子を借りて作戦会議する事になった。
「今度の練習試合の日向のポジションどうしようかと思ってさ…」
「騒ぐなよ!」
「はーい。」
カウンターに踏ん反り返り新聞を読みながらタバコを吸う店員さんに注意だけされスーさんと一緒に頷いておいた。
「お前はどう思う?高尾ちゃんにも意見もらいたくてな。」
「俺は…」
話し合いは割とトントンに進んだ。
まぁ大体みんなの意見が同じようなものだったのもあるけれど。
ついでに私は影山が知っている元チームメイトの情報と去年までの大会の試合のDVD大地先輩から借りることができた。
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