男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
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月バレの取材は全日本男子バレー監督雲雀田さんと同じ宮城県の高校生全日本男子バレーユースの選手牛島さんと関係者として黒澤先生と私の対談という形で取材を受けることになり場所は黒澤先生の医院だった。
「雲雀田さんわざわざ来たんですか・・・東京から。」
「うん。まあ君が将来うちに来てくれるならこんなのなんてことないからね」
「だからまだ将来は考えていませんって・・・。牛島さんもお久しぶりですね。」
「あぁ。東京はどうだった。」
「もちろんいい経験ができましたよ。ところで牛島さんはその情報何処から?」
「オレ。オマエ目当ての客が最近多くてな。ほれ予約表」
「・・・及川さんに岩ちゃん先輩に・・・何だこれ。」
「いやー人気ですなぁ。ますます将来が楽しみですな」
「・・・高校生と知り合いばっかり・・・」
「じじいどもがお前を妙に気にいっちまってな・・・お前が東京に行ってる間大変だったんだぜ?」
「あーそれはスンマセン・・・。」
こんな感じでライターさんが来るまでこの謎のメンバーで雑談していた。
雑談っていうより八割がた勧誘だけれど。
つーか師匠暇そうにしてっけど今日仕事ないの?
予約は?
雲雀田さんと天然牛島さんの勧誘攻撃につかれ始めたころにようやく月バリのライターさんが来た。
「初めまして月間バレーボールの取材記者をしています佐伯です」
「初めまして烏野高校バレー部1年高尾和樹です」
「いやー久しぶりだね佐伯君」
「雲雀田さんお久しぶりです。いやー先月の取材ぶりですか?」
「そうだね。」
「牛島君も久しぶり」
「はい。お久しぶりです。」
ライターの佐伯さんは長身の爽やかそうなお兄さんだった。
ってかどうやら私以外の3人とは知り合いらしい。
まあこの人たちいずれもバレー関係者だしそれもそうか・・・。
佐伯さんは軽く挨拶を済ませるとボイスレコーダとノートペンを取り出して取材を始めた。
「まずは、そうだね・・・バレーを始めたのは高校入学からだと聞いたんだけれど理由を聞いてもいいかい?」
「はい。最初は特に理由はなかったんですけれど従妹がちょうど烏野でバレー部だったんで誘われたのが始まりですね。」
「ちょっと調べてきたんだけれど中学まではバスケで有名な選手だったんでしょう?答えにくいかな?ダメなら断ってくれていいんだけれどその話も聞いてもいいかな?」
「あーまあはい。」
「ごめんねありがとう。答えたくない話は答えなくていいからね。」
「いえ別にそんな重たい理由もないんで・・・」
「そっか。じゃあまず調べてきて気になって居たんだけれどバスケをやめたのは肩のケガが原因って噂があったみたいなんだけれど。」
細かいところまで調べているんだなーと思っていればうちは月間バスケットボールも同じ編集者だからねと教えてくれた。
月バスは何度か取材受けたことあるから詳しいわけだと納得した。
「いえ。確かに準決勝のケガで全中の決勝でれなかったのは悔しかったけれど、今は関知して普通にバスケも運動だってできますからケガが原因ではありませんよ。」
正直こんな話誰が聞いても面白くないだろうな・・・とも思うけれど別に隠していることでもないし知られても問題はないから話す。
なんというかまぁ元々チームメイトとうまくいってなかったんですよね私。
恥ずかしい話ケガで決勝でれなくて関係が悪化しちゃって。
もうバスケを個人ではなくてチームとしてやるのは嫌だなーって思えちゃって逃げちゃいました。
バスケってドリブルを続けていればバレーと違って一人でもできるじゃないですか。
私が居た中学はなんというかまぁ勝てればそれでいいみたいな・・・真面目にバスケしてくれる仲間居なかったんですよね。
気が付いたらみんな私任せで。
確かに私はPGだけれどパスしても結局自分に帰ってきちゃって・・・。
人に恵まれなかったんですかね?
だからこそなんだか仲間とかチームとかに憧れて烏野(ウチ)が私の理想のチームでした。
「まぁバレーがルール的に一人じゃできないスポーツってのもありますけれどね。きっかけは確かにケガでしたから一概に噂が嘘ってわけでもありませんけどね。」
「憧れかぁ」
「チームワークとか繫いでなんぼのスポーツだからこそとは思いますけれどね。」
「ごめんね話にくい内容を聞いて・・・」
「いえいえ。大丈夫です。まあ今はそれがあったから今があると思ってますから。」
「そっか。えーっとじゃあなんでトレーナーになろうと思ったのかな?」
「別にトレーナーになろうと思ったわけじゃないんですけれどバスケの経験のおかげで人よりケガとかテーピングに詳しいってのと目が人よりいいので何かに使えないかなーって考えた結果ですね。」
「こいつの観察眼はなかなかのもんだぞ。」
「へぇ黒澤先生のお墨付きですか。」
「こいつが弟子入りしたいって来た日に患者見せてどの程度分かるかテストしたんだが触らずに見ただけで捻挫を見抜きやがったからな」
「私のぎっくり腰も見抜かれましたよ」
終始にこやかな大人組。
牛島さんはひたすら私をガン見。
牛島さんを意識すると答えずらいのでムシムシ。
こんな感じで師匠の所に弟子入りした時の話や牛島さんと初めて会った時の話や雲雀田さんと初めて会った時の話、資格取得や普段のトレーナーとしての話や烏野の話を一通りして終わったがなんだかものすごく疲れた。
途中から対談と焼死で半分雑談だったしどうなることやらと思っていれば後日バスケをやめた理由とか省かれたいい感じの記事になって雑誌に掲載された奴がうちに届いた。
内容のほとんどは私をほめるような内容と簡単な経歴(・・・っと言ってもまだ半年しかたってないから短いけれど)あとは雲雀田さんと牛島さんから聞いた私の話を中心にまとめられていた。
ってか見出し大袈裟じゃね?
次世代の敏腕トレーナーとか話盛り過ぎ・・・。
そこまですごくないんですけれど・・・これを不特定多数が読むと考えると胃が痛くなってきた。
全国紙って恐ろしいわ。
「雲雀田さんわざわざ来たんですか・・・東京から。」
「うん。まあ君が将来うちに来てくれるならこんなのなんてことないからね」
「だからまだ将来は考えていませんって・・・。牛島さんもお久しぶりですね。」
「あぁ。東京はどうだった。」
「もちろんいい経験ができましたよ。ところで牛島さんはその情報何処から?」
「オレ。オマエ目当ての客が最近多くてな。ほれ予約表」
「・・・及川さんに岩ちゃん先輩に・・・何だこれ。」
「いやー人気ですなぁ。ますます将来が楽しみですな」
「・・・高校生と知り合いばっかり・・・」
「じじいどもがお前を妙に気にいっちまってな・・・お前が東京に行ってる間大変だったんだぜ?」
「あーそれはスンマセン・・・。」
こんな感じでライターさんが来るまでこの謎のメンバーで雑談していた。
雑談っていうより八割がた勧誘だけれど。
つーか師匠暇そうにしてっけど今日仕事ないの?
予約は?
雲雀田さんと天然牛島さんの勧誘攻撃につかれ始めたころにようやく月バリのライターさんが来た。
「初めまして月間バレーボールの取材記者をしています佐伯です」
「初めまして烏野高校バレー部1年高尾和樹です」
「いやー久しぶりだね佐伯君」
「雲雀田さんお久しぶりです。いやー先月の取材ぶりですか?」
「そうだね。」
「牛島君も久しぶり」
「はい。お久しぶりです。」
ライターの佐伯さんは長身の爽やかそうなお兄さんだった。
ってかどうやら私以外の3人とは知り合いらしい。
まあこの人たちいずれもバレー関係者だしそれもそうか・・・。
佐伯さんは軽く挨拶を済ませるとボイスレコーダとノートペンを取り出して取材を始めた。
「まずは、そうだね・・・バレーを始めたのは高校入学からだと聞いたんだけれど理由を聞いてもいいかい?」
「はい。最初は特に理由はなかったんですけれど従妹がちょうど烏野でバレー部だったんで誘われたのが始まりですね。」
「ちょっと調べてきたんだけれど中学まではバスケで有名な選手だったんでしょう?答えにくいかな?ダメなら断ってくれていいんだけれどその話も聞いてもいいかな?」
「あーまあはい。」
「ごめんねありがとう。答えたくない話は答えなくていいからね。」
「いえ別にそんな重たい理由もないんで・・・」
「そっか。じゃあまず調べてきて気になって居たんだけれどバスケをやめたのは肩のケガが原因って噂があったみたいなんだけれど。」
細かいところまで調べているんだなーと思っていればうちは月間バスケットボールも同じ編集者だからねと教えてくれた。
月バスは何度か取材受けたことあるから詳しいわけだと納得した。
「いえ。確かに準決勝のケガで全中の決勝でれなかったのは悔しかったけれど、今は関知して普通にバスケも運動だってできますからケガが原因ではありませんよ。」
正直こんな話誰が聞いても面白くないだろうな・・・とも思うけれど別に隠していることでもないし知られても問題はないから話す。
なんというかまぁ元々チームメイトとうまくいってなかったんですよね私。
恥ずかしい話ケガで決勝でれなくて関係が悪化しちゃって。
もうバスケを個人ではなくてチームとしてやるのは嫌だなーって思えちゃって逃げちゃいました。
バスケってドリブルを続けていればバレーと違って一人でもできるじゃないですか。
私が居た中学はなんというかまぁ勝てればそれでいいみたいな・・・真面目にバスケしてくれる仲間居なかったんですよね。
気が付いたらみんな私任せで。
確かに私はPGだけれどパスしても結局自分に帰ってきちゃって・・・。
人に恵まれなかったんですかね?
だからこそなんだか仲間とかチームとかに憧れて烏野(ウチ)が私の理想のチームでした。
「まぁバレーがルール的に一人じゃできないスポーツってのもありますけれどね。きっかけは確かにケガでしたから一概に噂が嘘ってわけでもありませんけどね。」
「憧れかぁ」
「チームワークとか繫いでなんぼのスポーツだからこそとは思いますけれどね。」
「ごめんね話にくい内容を聞いて・・・」
「いえいえ。大丈夫です。まあ今はそれがあったから今があると思ってますから。」
「そっか。えーっとじゃあなんでトレーナーになろうと思ったのかな?」
「別にトレーナーになろうと思ったわけじゃないんですけれどバスケの経験のおかげで人よりケガとかテーピングに詳しいってのと目が人よりいいので何かに使えないかなーって考えた結果ですね。」
「こいつの観察眼はなかなかのもんだぞ。」
「へぇ黒澤先生のお墨付きですか。」
「こいつが弟子入りしたいって来た日に患者見せてどの程度分かるかテストしたんだが触らずに見ただけで捻挫を見抜きやがったからな」
「私のぎっくり腰も見抜かれましたよ」
終始にこやかな大人組。
牛島さんはひたすら私をガン見。
牛島さんを意識すると答えずらいのでムシムシ。
こんな感じで師匠の所に弟子入りした時の話や牛島さんと初めて会った時の話や雲雀田さんと初めて会った時の話、資格取得や普段のトレーナーとしての話や烏野の話を一通りして終わったがなんだかものすごく疲れた。
途中から対談と焼死で半分雑談だったしどうなることやらと思っていれば後日バスケをやめた理由とか省かれたいい感じの記事になって雑誌に掲載された奴がうちに届いた。
内容のほとんどは私をほめるような内容と簡単な経歴(・・・っと言ってもまだ半年しかたってないから短いけれど)あとは雲雀田さんと牛島さんから聞いた私の話を中心にまとめられていた。
ってか見出し大袈裟じゃね?
次世代の敏腕トレーナーとか話盛り過ぎ・・・。
そこまですごくないんですけれど・・・これを不特定多数が読むと考えると胃が痛くなってきた。
全国紙って恐ろしいわ。