男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
合宿遠征埼玉編途中から
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一通り練習が終わり本当に密着って感じで残るは最後の対談だけだった。
対談といっても今日は向こうが用意して来た質問に答えるだけなのだが…何故かみんなマネージャーが作ったおにぎり食べながらこちらをじーっと並んでみている。
やりずらいっ。
やりづらいっすよみんなっ。
てかなんでコーチや先生までそこで見てんの?
「じゃあえーっと質問を始めさせてもらうね。」
「はい。宜しくお願いします。」
「まずは少し調べて来たんだけれど…どうして高尾さんはトレーナーを始めたのかな?中学までバスケしていたんだよね?」
「まぁ怪我とか色々あって…バスケは好きなんですけど高校はどーしよっかなぁと思っていたらスーさん…副主将の菅原先輩に誘われたんですよね。最初は興味本位でマネジとして入ったんですけどこのチームすごい良いチームでこのチームのために何かできる事ないかなーって思って勉強し始めたのがキッカケです。」
「じゃあトレーナーの勉強は高校入って1から?」
「そうですね。元々バスケやってたおかげで人よりテーピングや処置の仕方や怪我に詳しかったってのもあるんですけど…専門知識や資格はまだ持っていなくて…まぁ元々興味があったってのもありますね。」
「凄いですねーそれで今持っている資格はいくつあるんですか?」
「7?かな…」
「噂では全日本男子バレーから勧誘があると聞いたのですが…将来はやはりそちらに進むのかな?」
「え?あー出来ればまだまだ学びたいこともたくさんあるし目先の烏野での高校生活とバレー部で一杯一杯でまだ考えてませんね。」
「ジャパン!?」
「おいおい牛島と一緒かよ」
「マジかよー」
「まぁ取材来るぐらいだしなぁ。」
「流石ウチの敏腕トレーナーだせ!!」
「ちょ、みんなそこに食いつかないで!それに全日本バレーって言っても牛島さんと雲雀田さん個人が言ってるだけだからちゃんとした正式なやつじゃないんで!!」
「雲雀田さん…?」
「もしかして雲雀田監督ですか?」
「え、あぁはい。」
「雲雀田監督とはどう言った経緯で知り合いに?」
「あーと私の師匠…トレーナーとしての技術とか教えて下さった方が知り合いでそれと牛島さんからの紹介で数回お会いしまして…。」
「す、凄いですね!!どの学校に取材に行っても高尾さんの名前が出るし人脈が凄いです。人脈作りは…どう行った風に?」
「え?あーやっぱ師匠の所でですね。あそこまあまあ有名な所なんで県内外からスポーツ選手来ますし師匠も協力的で何故か紹介して下さるんで」
こんな感じであといくつか質問されて取材が終わった。
つ…かれたぁ。
やばい思った以上に自分も緊張していたらしい。
取材陣が帰り自主練習が始まった体育館の隅っこでズルズルと壁伝いに背中預けて座り込む。
うわぁー疲れた。
中学の時に月バスの取材受けたことあるけどその比じゃないぐらい疲れた。
「お疲れさん和樹」
「んぁ、スーさん」
「でも驚いたべ、まさかウチのトレーナーが取材だなんて」
「それな?普通ならチームとか選手取材しにこいやぁって感じ。」
「確かに。全国でも女子高生のトレーナーって珍しいだろうし…本当にお前は凄いから話題性もあると思うし取材が来るのなんとなく納得しちまうべな」
「孝支兄ちゃんにそう言われるとなんか余計照れるから…」
「お、珍しい。懐かしいなそれ。なんだったら今度からもそー呼んでもいいべ?」
「んー。考えとく。」
ケラケラと笑って頭を撫でてくれる優しい孝支兄ちゃんの手。
そう言えば昔はよく兄貴と二人でよく撫でてもらったっけ。
昔と変わらない私にとっては大きい手。
目を閉じて頭を預ける。
はぁー癒されるわ。
「ありがとう孝支兄ちゃん…」
「?おぅ。さーて帰ったら今日の特集の録画するべ!!」
「えっちょマジ?」
「マジです。和成にもDVDで送ってやらないとな!!」
対談といっても今日は向こうが用意して来た質問に答えるだけなのだが…何故かみんなマネージャーが作ったおにぎり食べながらこちらをじーっと並んでみている。
やりずらいっ。
やりづらいっすよみんなっ。
てかなんでコーチや先生までそこで見てんの?
「じゃあえーっと質問を始めさせてもらうね。」
「はい。宜しくお願いします。」
「まずは少し調べて来たんだけれど…どうして高尾さんはトレーナーを始めたのかな?中学までバスケしていたんだよね?」
「まぁ怪我とか色々あって…バスケは好きなんですけど高校はどーしよっかなぁと思っていたらスーさん…副主将の菅原先輩に誘われたんですよね。最初は興味本位でマネジとして入ったんですけどこのチームすごい良いチームでこのチームのために何かできる事ないかなーって思って勉強し始めたのがキッカケです。」
「じゃあトレーナーの勉強は高校入って1から?」
「そうですね。元々バスケやってたおかげで人よりテーピングや処置の仕方や怪我に詳しかったってのもあるんですけど…専門知識や資格はまだ持っていなくて…まぁ元々興味があったってのもありますね。」
「凄いですねーそれで今持っている資格はいくつあるんですか?」
「7?かな…」
「噂では全日本男子バレーから勧誘があると聞いたのですが…将来はやはりそちらに進むのかな?」
「え?あー出来ればまだまだ学びたいこともたくさんあるし目先の烏野での高校生活とバレー部で一杯一杯でまだ考えてませんね。」
「ジャパン!?」
「おいおい牛島と一緒かよ」
「マジかよー」
「まぁ取材来るぐらいだしなぁ。」
「流石ウチの敏腕トレーナーだせ!!」
「ちょ、みんなそこに食いつかないで!それに全日本バレーって言っても牛島さんと雲雀田さん個人が言ってるだけだからちゃんとした正式なやつじゃないんで!!」
「雲雀田さん…?」
「もしかして雲雀田監督ですか?」
「え、あぁはい。」
「雲雀田監督とはどう言った経緯で知り合いに?」
「あーと私の師匠…トレーナーとしての技術とか教えて下さった方が知り合いでそれと牛島さんからの紹介で数回お会いしまして…。」
「す、凄いですね!!どの学校に取材に行っても高尾さんの名前が出るし人脈が凄いです。人脈作りは…どう行った風に?」
「え?あーやっぱ師匠の所でですね。あそこまあまあ有名な所なんで県内外からスポーツ選手来ますし師匠も協力的で何故か紹介して下さるんで」
こんな感じであといくつか質問されて取材が終わった。
つ…かれたぁ。
やばい思った以上に自分も緊張していたらしい。
取材陣が帰り自主練習が始まった体育館の隅っこでズルズルと壁伝いに背中預けて座り込む。
うわぁー疲れた。
中学の時に月バスの取材受けたことあるけどその比じゃないぐらい疲れた。
「お疲れさん和樹」
「んぁ、スーさん」
「でも驚いたべ、まさかウチのトレーナーが取材だなんて」
「それな?普通ならチームとか選手取材しにこいやぁって感じ。」
「確かに。全国でも女子高生のトレーナーって珍しいだろうし…本当にお前は凄いから話題性もあると思うし取材が来るのなんとなく納得しちまうべな」
「孝支兄ちゃんにそう言われるとなんか余計照れるから…」
「お、珍しい。懐かしいなそれ。なんだったら今度からもそー呼んでもいいべ?」
「んー。考えとく。」
ケラケラと笑って頭を撫でてくれる優しい孝支兄ちゃんの手。
そう言えば昔はよく兄貴と二人でよく撫でてもらったっけ。
昔と変わらない私にとっては大きい手。
目を閉じて頭を預ける。
はぁー癒されるわ。
「ありがとう孝支兄ちゃん…」
「?おぅ。さーて帰ったら今日の特集の録画するべ!!」
「えっちょマジ?」
「マジです。和成にもDVDで送ってやらないとな!!」