男の子っぽい女の子のお名前でどーぞ!!
始まりからインターハイ予選途中まで
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あの後も何度か試してみるもののやはり最初の1回目はビギナーズラックだったのかうまくはいかなかった。
日向なんか2回も顔面にトス受けちゃってるし・・・。
でも回数を重ねるごとに影山のトスの精度は上がってきている。
ゲームカウントは15-22だ。
コート全体を常に把握しなきゃいけない影山はしんどいんだろうけれどなんか顔は笑っていた。
もしかしてだけれどやっとあいつは自分の才能のいき場所を見つけたって感じなのかな?
「・・・理解不能。さっきのアレはマグレだろなのに懲りずに何回も。」
「・・・でも多分日向はまた何回でもボール見ないで跳ぶんじゃないかな・・・?」
「・・・・。」
「確かに理解不能だよなぁ。他人を100%信じるなんてそうそうできることじゃないもんな。しかも[因縁の相手]なのにな」
「くそっ上手くいかねーっ(でもさっきの手ごたえ。ボールの芯をとらえたときの手に伝わる重み大好きな感触。もう1回、もう1回、もう1回、丁寧に)」
「(さっきの感覚をもう1回、丁寧に。スパイカーが最大限の力を発揮できるトスを。)」
山口のサーブ。
田中先輩が正面に入り込んでレシーブ。
「オーライ!任せろ!!」
「ナイスレシーブ」
「どうせまた日向(ちび)に上げて失敗だろ。田中さんだけマークしとけばー・・・」
素早く走りこんだ日向。
その様子に月島が山口を呼びブロックは2枚。
日向の前に並んだが当然日向は躱すように影山に言われているのもあってキッと飛ばずに踏みとどまり方向転換し左の端に移動。
月島と山口をかわした。
「!?」
「!?えっ!?なんだ!?今の何!?」
「せーので跳んで長身の選手より劣るなら1センチ1ミリを1秒早く天辺に跳ぶしかない。そうすれば今その瞬間だけ日向の振り上げた手が一番高いところになる。」
日向の前にたちはだかる高い高い壁。
その向こうはどんな眺めだろうか。
どんな風に見えるのだろうか。
日向一人では決して見ることのできないそれが頂の景色。
日向。
今見えたか?
素早い日向の動きに遅れながらも横跳びでついてきた月島のブロックに日向の手から打たれたスパイクは捕まることなくコートの端ギリギリにたたきつけられた。
影山と日向は二人で手のひらを握りしっかりと今の感覚を実感しているようだった。
「「オッシッ」」
それからトスの精度は上がってきて日向のスパイクもきまるようになってきて24-23。
点数がひっくり返った。
「おぉ!また決まった!!」
「すんげぇ!!!」
「・・・!ひっくり返した!」
「1セット選手まであと1点!!」
「トスの精度がすごい勢いで増していく・・・!」
「まさに破竹の勢い。でも最初に導火線に火をつけてきっかけを与えたのはスーさんなんだよね。」
「和樹・・・(最初は・・・強烈なサーブとか[王様]って異名からなんとなく凄い奴なんだろうと思ってはいたけれどそういう事じゃない。・・・これがセッターとして本領発揮した影山・・・!!)」
これからスーさんはこの影山とポジション争いするのだろう・・・。
正直複雑だろう。
「うほほほほっはっぁぁぁぁあ!!」
「(それを引っ張り出したのは日向と和樹なんだよな)」
「ん?・・・何?スーさん」
「いや・・・やっぱ和樹はコーチとかトレーナー見居てると思うべ。」
「私はそんなたいそうなことできないよ。ただあの馬鹿どもに気づかせただけのこと。」
「そんなことないべ(日向よく我慢して待ってたなぁぁぁあ。顔面にトス食らってる奴なんて初めて見たもんなぁぁぁあ)」
なんとなくスーさんが日向を幼い我が子を微笑ましそうに見守る親のような顔をして見つめていた。
この人昔から面倒見良いもんね。
朝連のサポートしたり日向のお昼休みの練習に付き合ったりスーさんの可愛い後輩だもんね。
「そう何本も抜かせるかよ!!!」
「!」
「おっ!」
跳んだ日向に月島が食らいついた。
流石に翻弄されてムキになったのだろう。
彼はいつもスカしていて人をおちょくって遊んでいるイメージだけれど案外煽り耐性はないらしい。
しかしトスが上がったのは反対側にいた田中先輩だ。
「いらっしゃぁぁぁぁああい!!」
フリーで田中先輩がスパイクを決めセット終了。
フリーであの強烈なスパイクじゃ触るのすら難しいだろう。
あまりの音に山口はビビッて目を瞑ってしまっていたし・・・。
まあ仕方がないだろう。
あの強打だし。
25-23
セットカウントは1-0だ。
「ギャーフリーで打たれちゃ触れねーな」
「くそっ・・・」
「どうだおらぁぁぁぁぁあ!!!月島ぁこらぁぁぁあ!!」
田中先輩やかましい!!
「俺と日向つぶすっつただろうがぁ!!やってみろおらぁあ!!」
「そーだそーだ!!」
「やってみろおらぁぁぁあ!!!」
「みろやおらぁ!」
なんか日向合いの手入れてる?
ぶはっ!!wwwwwww
おーおー。
月島君いやそーな顔してんね。
「・・・・。」
「なんでお前が一番威張ってんの田中~」
「あっえっ?」
「そーだー!1年のおかげで打ててるくせに~」
「態度でかいぞ~」
「はげー」
「今普通に悪口混ぜたの誰だこらぁ!!!俺はハゲじゃねえ!!!」
・・・・正直。
影山と日向のあの速攻を止めれないと決定力にかける大地先輩チームにはきついな。。。
背の高い月島はブロックはまあまあだがレシーブはそんなにうまくない。
まあまだ1年生で入部したてだし仕方がない。
同じ1年の山口君もミスが多い。
大地先輩は攻守ともにバランスが取れているがセッターがいないし1年2人合わせるのじゃ難しいだろう。
いい感じに月島君がひっかきまわされてるおかげ取りずらいだろうし。
。
日向なんか2回も顔面にトス受けちゃってるし・・・。
でも回数を重ねるごとに影山のトスの精度は上がってきている。
ゲームカウントは15-22だ。
コート全体を常に把握しなきゃいけない影山はしんどいんだろうけれどなんか顔は笑っていた。
もしかしてだけれどやっとあいつは自分の才能のいき場所を見つけたって感じなのかな?
「・・・理解不能。さっきのアレはマグレだろなのに懲りずに何回も。」
「・・・でも多分日向はまた何回でもボール見ないで跳ぶんじゃないかな・・・?」
「・・・・。」
「確かに理解不能だよなぁ。他人を100%信じるなんてそうそうできることじゃないもんな。しかも[因縁の相手]なのにな」
「くそっ上手くいかねーっ(でもさっきの手ごたえ。ボールの芯をとらえたときの手に伝わる重み大好きな感触。もう1回、もう1回、もう1回、丁寧に)」
「(さっきの感覚をもう1回、丁寧に。スパイカーが最大限の力を発揮できるトスを。)」
山口のサーブ。
田中先輩が正面に入り込んでレシーブ。
「オーライ!任せろ!!」
「ナイスレシーブ」
「どうせまた日向(ちび)に上げて失敗だろ。田中さんだけマークしとけばー・・・」
素早く走りこんだ日向。
その様子に月島が山口を呼びブロックは2枚。
日向の前に並んだが当然日向は躱すように影山に言われているのもあってキッと飛ばずに踏みとどまり方向転換し左の端に移動。
月島と山口をかわした。
「!?」
「!?えっ!?なんだ!?今の何!?」
「せーので跳んで長身の選手より劣るなら1センチ1ミリを1秒早く天辺に跳ぶしかない。そうすれば今その瞬間だけ日向の振り上げた手が一番高いところになる。」
日向の前にたちはだかる高い高い壁。
その向こうはどんな眺めだろうか。
どんな風に見えるのだろうか。
日向一人では決して見ることのできないそれが頂の景色。
日向。
今見えたか?
素早い日向の動きに遅れながらも横跳びでついてきた月島のブロックに日向の手から打たれたスパイクは捕まることなくコートの端ギリギリにたたきつけられた。
影山と日向は二人で手のひらを握りしっかりと今の感覚を実感しているようだった。
「「オッシッ」」
それからトスの精度は上がってきて日向のスパイクもきまるようになってきて24-23。
点数がひっくり返った。
「おぉ!また決まった!!」
「すんげぇ!!!」
「・・・!ひっくり返した!」
「1セット選手まであと1点!!」
「トスの精度がすごい勢いで増していく・・・!」
「まさに破竹の勢い。でも最初に導火線に火をつけてきっかけを与えたのはスーさんなんだよね。」
「和樹・・・(最初は・・・強烈なサーブとか[王様]って異名からなんとなく凄い奴なんだろうと思ってはいたけれどそういう事じゃない。・・・これがセッターとして本領発揮した影山・・・!!)」
これからスーさんはこの影山とポジション争いするのだろう・・・。
正直複雑だろう。
「うほほほほっはっぁぁぁぁあ!!」
「(それを引っ張り出したのは日向と和樹なんだよな)」
「ん?・・・何?スーさん」
「いや・・・やっぱ和樹はコーチとかトレーナー見居てると思うべ。」
「私はそんなたいそうなことできないよ。ただあの馬鹿どもに気づかせただけのこと。」
「そんなことないべ(日向よく我慢して待ってたなぁぁぁあ。顔面にトス食らってる奴なんて初めて見たもんなぁぁぁあ)」
なんとなくスーさんが日向を幼い我が子を微笑ましそうに見守る親のような顔をして見つめていた。
この人昔から面倒見良いもんね。
朝連のサポートしたり日向のお昼休みの練習に付き合ったりスーさんの可愛い後輩だもんね。
「そう何本も抜かせるかよ!!!」
「!」
「おっ!」
跳んだ日向に月島が食らいついた。
流石に翻弄されてムキになったのだろう。
彼はいつもスカしていて人をおちょくって遊んでいるイメージだけれど案外煽り耐性はないらしい。
しかしトスが上がったのは反対側にいた田中先輩だ。
「いらっしゃぁぁぁぁああい!!」
フリーで田中先輩がスパイクを決めセット終了。
フリーであの強烈なスパイクじゃ触るのすら難しいだろう。
あまりの音に山口はビビッて目を瞑ってしまっていたし・・・。
まあ仕方がないだろう。
あの強打だし。
25-23
セットカウントは1-0だ。
「ギャーフリーで打たれちゃ触れねーな」
「くそっ・・・」
「どうだおらぁぁぁぁぁあ!!!月島ぁこらぁぁぁあ!!」
田中先輩やかましい!!
「俺と日向つぶすっつただろうがぁ!!やってみろおらぁあ!!」
「そーだそーだ!!」
「やってみろおらぁぁぁあ!!!」
「みろやおらぁ!」
なんか日向合いの手入れてる?
ぶはっ!!wwwwwww
おーおー。
月島君いやそーな顔してんね。
「・・・・。」
「なんでお前が一番威張ってんの田中~」
「あっえっ?」
「そーだー!1年のおかげで打ててるくせに~」
「態度でかいぞ~」
「はげー」
「今普通に悪口混ぜたの誰だこらぁ!!!俺はハゲじゃねえ!!!」
・・・・正直。
影山と日向のあの速攻を止めれないと決定力にかける大地先輩チームにはきついな。。。
背の高い月島はブロックはまあまあだがレシーブはそんなにうまくない。
まあまだ1年生で入部したてだし仕方がない。
同じ1年の山口君もミスが多い。
大地先輩は攻守ともにバランスが取れているがセッターがいないし1年2人合わせるのじゃ難しいだろう。
いい感じに月島君がひっかきまわされてるおかげ取りずらいだろうし。
。